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双子の過去1

「お姉ちゃん、お姉ちゃん待ってよ」

「早くしないと置いてっちやうよ唯」


私とお姉ちゃんは児童養護施設で育てられた。

私達双子が生まれて直ぐに母は死んでしまった、父は、母が妊娠したくらいの時に浮気相手と家を出ていってしまった。

近親者のいなかった私達は児童養護施設に入りそこで暮らしていた。


私達の運動神経は同じ歳の子とは比べ物にならないものだった。


ある日、私達の所に里親になりたいという男が訪れてきた、

「愛ちゃん、唯ちゃん今日から私が君たちのお父さんになるんだよ」と白衣を来た男が言う。

「あなた達良かったわねこの人お医者さんなんですって」

と児童指導員が嬉しそうにいう。


「はじめまして私は姉の佐藤 愛ですそれでこっちは妹のほら唯事後紹介して」

「は、はじめまして唯です佐藤 唯です」


「そうか、2人ともよろしくね

じゃあそろそろ行こっか」

そう言って外に出るとワゴン車が停められていたワゴン車の窓には鉄格子があり、とても普通の人が乗るような感じの車では無かった。




「さぁ着いたよここが今日から君たちのお家だよ」

そこにあったのは三階建ての大きな建物だった

中に入ると中は基本的に真っ白な作りになっていて窓はなかった。


中に入って直ぐにオートロックが着いたドアを開けるとそこには真っ白の服が用意されていた。

「じゃあまずはその服に着替えてくれるかな」


「ここが家なの」と唯が聞くと、

「そうだよここが今日から君たちの家だ」と白衣を着た男が言う。

「ここやだ、だってここ何も無いんだもん」と唯がぐずり始めた

「ちょっと唯わがまま言わないの」と愛が唯を宥める。


愛が言って唯も納得したのか真っ白な服を来て白衣の男について行く。


「さぁここが君たちの部屋だよ」


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