女性の転移者
「唯ちゃん国王が言ってたシエルちゃんていう子連れてきたよ」
その女性を見てにシエルは驚愕した。
女性は表情を全く変えないまま自己紹介をした
「はじめまして佐藤 唯ですよろしく」
いつもだったら直ぐに自己紹介をするシエルだったが唯という名前を聞いて驚いたのか、しばらく唯の顔を見つめて固まっている。
「あなたは自己紹介してくれないのかしら」その言葉を聞いて我に返ったのか直ぐに自己紹介をした。
「あっ、、すみませんシエルです」
「シエルちゃんていうのねよろしくね、大丈夫顔色がすぐれないようだけど」
シエルが固まっていると近くにいた山崎 拓が咳払いをした。
「ゴホン、
そんなことより今は初めの計画を伝える方が先だろ」
「それもそうね、とりあえず座りましょうかねシエルちゃん」笑いながら唯が言う
「は、はい」
椅子に座ると山崎拓が話を始めた
「今回シエルちゃんにここまで来て貰ったのはある作戦に協力して欲しいからなんだで、その作戦ていうのが簡単に言えば僕らと君と君のお兄さんでこの国を僕らのものに使用っていう作戦なんだけど、君のお兄さんは協力してくれるって話だけど、どうかな」
「お兄様がやるのなら私もやります」と一言だけ返事をした。
「そうかそれは良かった」と山崎拓が安堵の表情を浮かべて言った。
「じゃあ、来てくれてありがとね」
「はい私はここで失礼します」とシエルが席を立ってテントを出る。
「君が笑うなんて珍しいね、あの子そんな気になったの」
「ふん、貴方には関係ないでしょ」