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こんな異世界生活も意外とアリかも⁈  作者: はる
プロローグ
1/3

ついに僕も異世界に⁈

 この世界はなぜこんなにつまらないのか。この問いに対してリア充だったら「友達いれば楽しい」とか「彼女がいれば他に何もいらない」だとか答えるだろう。


 ふざけるな。友達がいれば楽しい? 友達が作れないから困ってんだろ! 彼女がいればいい? 嫁ならいるけど画面から出てこないんだよ! 自分を微分したいくらいだよ……(微分しても次元は下がらないから自分を微分するとか馬鹿なことしちゃダメだよ)


「この前買ったラノベでも読むか」

自分しかいない寂しい部屋でそう呟くと段ボール箱を取りに行った。その段ボール箱には僕の名前だったり住所だったりが書かれている。


 段ボール箱を開け、1番上に入ってた本を取り出す。とりあえずこれを読もう。


 あらすじを読む限りでは王道な異世界転生ものだ。最近は異世界転生ものにハマっている。異世界転生できればなぁとか思ったりしちゃってる。できるわけないのに。


 イラストや目次に目を通し、いよいよ本文を読み始めようとした。しかし、本文はなく、たった1つの文だけ書いてあり、それ以外はどのページをめくっても白紙だった。


『人探しを手伝ってくれませんか?』

このたった1文だけが書いてある。正直わけわからん。電話でクレームを入れるのも面倒だなぁ。違うのを読むか。


 そう思って本を閉じようとした瞬間、強い光が本から放たれる。だんだん意識が遠のいていくのがわかる。そして、誰かの声が聞こえる。


「人探しを手伝ってくれませんか?」

あの一節と同じ言葉だ。それに可愛らしい声。もしかして、もしかしちゃったりするの⁈



 ついに僕も異世界に召喚されちゃうの⁈

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