裸族と、女と、ときどき魔王。
クスっと笑っていただけたら幸いです。
あるところに、魔法を使えないことで有名な男がいました.
その男は魔法の知識だけは豊富でした.
ある時、彼の住処に一人の女がやってきました.
この男は大の女好きです.
女を見るや否や、男は服を脱ぎ捨てて、襲いかかりました.
女:ブリザードアロー!
煉獄を思わせる黒々とした炎が男に襲い掛かりました.
すると男はこう叫びました.
男:なんだこれは!私のデータにはないぞ!まさか・・・・新型か?!
男:私の内なる知識欲が爆発するッッ
そう言って彼は眼鏡をかけた.
最中!!この眼鏡から二本の太い足が生え始め、姿を変えていく!!
ブリブリブリブリブリブチブチブチブチブチチチブリュリュリュ(足が生える音)
女:あれは!
魔王:知っているのか雷電
雷電:ああ、あれは魔法の開祖が世界に散りばめた召喚の魔道具…
男:(っ!できれば使いたくはなかったのだが・・・・・・仕方ないな・・・・)
女:この世界にあれを使える者がいるなんて...この男だったらもしや....
女:私の使う魔法の属性が反転する体質を治す術を知っているかもしれない.
女の黒炎が当たったと思われた時爆発による煙から2人の影が見え始めた.
男:私は後ろだよ。女よ。残念だがそこの二人には私の身代わりになってもらった.
女:何を言ってんだ.....?....こいつ....
これまでの全ての出来事は男の妄想だったのだ!
~~~~~~~~~~~完~~~~~~~~~~~
笑っていただけたでしょうか?
続編は予定しております。
続きは後日です。今回は導入ということで、短編とさせていただきました。