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この連載作品は未完結のまま約7年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

鉄の意志

作者:八木大小
 とある昼休みに四人の人間が貨物用エレベーターに閉じ込められる。それぞれの事情を抱えている四人は狭い空間で感情をぶつけ合う。
 不安という感情をベースに譲歩、誘惑、罵倒、期待、説得、同情、楽観、悲観、あらゆる感情が、それぞれの都合、思惑でその場その場を支配、調節していく。
 冷静な者、冷静を装っている者、楽感的な者、ただ楽観的に振る舞っている者、本当の人間性は本人しか分かりえない。緊急時に顔を出す人間の本性が裸にされていく。 
 天井の空気口から時折聞こえる無機質なメッセージは、四人に恐怖を与えると同時に考える時間を与えてくれる。またその鉄の塊は揺れたり、室内灯、階数板を点滅、点灯させたりすることで、その場の四人の感情をいとも簡単に操作する。まるで相手にしてもらえない幼児が駄々をこねるかのように、時には絶対的な拒絶を四人に示すなど、強い意志を持って四人の想像を超えた予想外の行動を取る。
 エレベーターが止まった原因は何であろうか? ここから出るために四人はどのような行動を取るのであろうか? 最終的に四人は無事出られるのであろうか? いや、この鉄の塊を説得することができるのであろうか?
 こればかりは鉄の意志に委ねる他ない。
お昼前の出来事
2018/06/18 17:28
ツーペアの成立
2018/06/20 22:27
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