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第5章 アナナリア国王

その後ミーナは朝が弱い事をアリーネ聞いた俺は昨日風呂にはいれていなかったのでミーナが起きて来る前にさっさと風呂に入らせてもらった

そして風呂から上がって今更ながら気付いたが…服がねぇ(;・ω・)

今までは同じ服でいたが流石に着替えたい。

今日の予定云々より先に金を稼いで服を買わねば…(・∀・)ピカーン!

せっかく最強なんだから王様を脅して服とか色々貰っちゃえばいいじゃんww

まぁ今はこの服を着よう、裸で居る訳にもいかんしな

リビングに戻って来るとカットされたフランスパン的なモノとベーコンなのかビーフジャーキーなのか区別が難しい肉と目玉焼きが4人分用意されていた

「ミーナは朝弱いんじゃないのか?」

「お姉ちゃんのは朝起きてきたときに何もないと困るから作ったのよ」

「あぁ…なるほど」

しっかりしてるな、いやミーナがしっかりしていないか言われるとそうでもないがしっかりしてると思う

俺がもしアリーネの立場なら絶対につくらねぇ

そんな事を思いながらも普通に美味かった朝食を食べ終えた俺はミーナが起きて来る前に逃げるように外に出た。

俺が向かう場所はただ1つ、王様が来るっていう広場だ

王様が来るのにまだ1時間程度あるし脅すにしてもまずコンタクトをとれる程度の事をやらねば会うこともできんだろう。

まぁ城に乗り込むっていう手もあるにはあるが疲れそうなので却下

さて、どうすべきかな…。

広場の構図だが…ゴール・○・ロジャーが処刑された場所そっくり

というよりほぼそのものだろうこれは

そんな事に若干焦りながらも王様が来るという事で街の皆さんがこの場にどんどん集まってくるわけですよ

これは王様が暗殺されるフラグが見える様な気が…。

まぁ気にしないことにする

気にしたら負けって言葉もあるしなww

そんな事をしているうちにいつの間にか王が来る時間になったらしく後ろの方で歓声が聞こえ始めた

因みに俺は自由に動けるようにあえて処刑d…演説台の近くに陣どった

始めは遠く聞こえていた歓声も今やこの広場全体に場所を移した

そうとう支持されてんな国王は

国王の姿を見れるぐらいまで近づいて来たが容姿が…予想外デス

青色の髪に水色の瞳

天然なのかワックスで固めてるのか知らんがほぼオールバックで短髪

見えるとは言えまだ離れてるのに少し皺が見えるから恐らく50過ぎなのか?

周りの人の身長から考えてたぶん背丈は俺より少しでかいぐらい

そしてキリッとした目付きに今は無き総隊長が斬魂刀を隠していたような杖をお持ちだ

肉体は服を着ているがムキムキのゴリマッチョでないことだけは確かだ

王様をじっくり観察しているとすぐ傍を通り抜けて演説台へとあがっていった

「エルサルダに住む者たちよ

この度の不祥事により街に被害を出してしまった事まずお詫びする」

台に上がったかと思えば広場全体にこんな声が響いた

恐らく風魔法の応用ってのがテンプレだろうな

等と自分なりに響いた声について考えていると王様いきなり土下座し始めたよ。っておい!?

え?何この世界でも土下座とかあんの?。じゃ無くて何でいきなり王が土下座してんの!?

王様だよなアレ!?

いくらなんでもやり過ぎじゃね!?

「この街を守るという制約を立てておきながら守ることができなっかった。本当にすまない

私ウルス=リファエル個人で出来る謝罪はこれぐらいしか出来んがどうか許してほしい」

急過ぎる展開にテンパッていると続けて王様は土下座の姿勢を崩さないままそう言い放った

その後広場全体から大きな歓声が沸き起こった

…なるほどこりゃ支持ある訳だわ

この王様ウルスとか言ったっけ?王という立場なのに全く偉そうにしない

実際今も大勢の人間相手に迷うことなく土下座をしてる

しっかり街の人の気持ちを考えて行動できる王様なんて中々いい奴ですね

そんな感じで平静を取り戻しつつあった俺だが急に広場上空で大きな爆発が起きた

それも突然なんの前触れもなくだ

どうみてもなにかしら行うための誘導ですね分かります

音があまりにもうるさかったので後ろを振り返えらなくても爆発だと分かった俺はすぐさま日向家の○○限界を使い360°を見回してみると王様の警護達からも死角になる位置から片手に炎を灯した男を発見出来た

うん、どうしよう

ガードするの間に合いそうにないんだけど…。

ソイツは俺から見て丁度国王を挟んだ向かい側に居るんだけどもう魔法発射間際みたいなんだよね

王様死亡確定/(^o^)\オワター

なんて事やってる場合じゃねぇな

時間が無いなら…止めちゃえ

「The・Word! 時よ止まれっ!」

チート能力マジ最強ww

使えるか若干心配だったけど無事に止まってくれたみたいです、はい

そう言っても余り時間はないのでとっとと王様を守れる位置まで移動したよ、しましたよ!面倒だけど!

ついでにスカッとしたい気分だからアクセルモードで白い悪魔になっといたけどねww

初めてのコスプレに恥ずかしい様な嬉しい様な事で1人悶えていると時間が動き出し今立っている場所を吹き飛ばせそうな程の炎がいきなり飛んできちゃった

「Protection」

だが杖の先から機械的な女性の声が聞こえ、炎が向かって来てる方面にバリアを展開し炎を霧散させた

「「なっ!?」」

暗殺者と警護の両方が俺に対して驚いてるがまぁ後回しだ

「Divine Buster」

俺が杖を暗殺者のほうに向けると先端から桃色の魔力が集中し始め

「ディバイぃぃン…バスタぁー!」

その声と同時に集まっていた魔力が一気に発射され暗殺者の居た場所に直撃し着弾と同時に爆発が起こり俺は振り返えると

「暗殺者、爆・殺☆」

決めポーズを取った!

まぁ殺してはいないんだけどねww

「襲撃者だ!捕らえろ!」

………え?

予想はるか斜め上を行く発言を聞いた俺は流石に固まってしまった

だって俺が襲撃者扱いだぜ?

はぁ…勘弁して欲しいわマジで

その後どうなったかと言うと俺は警護の奴と密かに隠れて警護していた奴らに捕縛され王は急遽退避

そして俺は逃げようと思えばいつでも逃げれるがそれでは先に進む事が出来ないのでこの理不尽なイベントに挑む事にした

現在俺は目隠しされ両手両足に枷を嵌められ拘束されるとなんらかの乗り物に乗せられどこかに連行中だがこういう場合まぁ国王の住む城に連行されるのが普通だろ

「目隠しプレイをそろそろ止めて欲しいんですけど~」

俺はされるよりする方が好きなんだよ!

何言ってんだ俺は…。

そんな事を言ってもなんの返事も返って来ない…。

別に平気だけどさ…時間間隔が狂う

もう何時間この状態だ?俺は

いい加減我慢と腹の減り具合の限界が近づいてきたので拘束具破壊してしまおうかと考えていると乗り物が止まった

どうやら要約目的地に着いたらしいな、俺は恐らく枷についている鎖を引かれ転げ落ちた

「さっささと立て」

ちょww俺目隠しと両手両足拘束されてんすけどww

とりあえず芋虫みたいになりながらなんとか立ち上がるとキョンシーのように軽く跳ねながら引かれるままについていった

「ここから貴様は問われた事にのみ発言権が許される

それ以外の発言をした場合は即刻打ち首だ」

うわ~…怖っww

軽く死刑宣告をされた後扉が開く音が聞こえ数回飛び跳ねるとそこで膝を付かされようやく目隠しが外された

「罪人を連行いたしました!」

そういって俺を連行したであろう衛兵は1歩下がった

なんか傍聴席のない裁判所みたいな場所だな

「なぜ貴様は私の命を狙った?」

直線状にあの王様を発見

じゃあそろそろ行動開始と行きますか

「俺がいつアンタの命を狙ったって?」

「貴様無礼だぞ!

その首刎ねられたいか!」

そう言って俺の後ろにいたさっきの奴が俺を取り押さえに来るがもうこっから先は俺のターンだ

「ATフィールド」

弾かれてやんのwwざまぁww

俺はいい加減鬱陶しい手と足の枷を破壊すると準備運動するように手首と足首を回した

後ろではなんとかATフィールドを破ろうと人数が集まってきてるが無駄だ、ば~かww

「で?もう1回聞くけどいつ俺がアンタの命を狙ったって?」

「私の命が目当てではないのか?」

出た出た自意識過剰乙

「アンタの命1つより1食の飯の方が価値あるわボケ」

「ククッ…ハハハっ…そうか。

私の命より1食の食事の方が価値があるか…ククッ」

あれ?王様早速キャラ崩壊?

「よかろう、今回の事は私から揉み消しておく」

「別に揉み消さなくていいから俺の衣食住をこの国でくれ」

元々それが目的だったしな

「ほぉ面白い事を言うな?

だが素性の知らぬお前に私からやれるものはない」

やっぱそうなったか

まぁ予想の範囲内だけどな

「なら俺はこの国を潰すぞ?」

この言葉に流石にいままでの雰囲気はぶち壊しだ

王様めっちゃ怖い顔してるしww

「たった1人でこの国を潰すというのか?」

「その通りだ」

「……戯言だと言いたいがお前からは何か奇妙なものを感じる

何者だ?」

この王様なんか凄いな

さっきのバカなんて全くそんな素振りを見せなかったのに…流石王様と言ったところなのか?

「ハヤト・ジンノ

それが俺の名だ」

厨二モード発動ww

「…この国を潰すといったな?

ならこの国で戦士として私に仕える気はないか?」

「却下、俺は誰にも使える気はない

傭兵としてなら働いてやる」

さぁどう出る国王!

「ふぅ…いいだろう

具体的な要求を言ってみろ」

このイベントもとりあえずクリアかな?

これでミーナの恐怖に晒されずに済む

「立派な屋敷と領地と金と食料だ

人材は俺が自力で集めるから結構」

ハーレム屋敷の建設だぜ!(キリッ

「その条件だと出せなくも無いが都市部ではなくなるが良いか?」

さて…言ってる意味が全く分からない

どうしよ…。

「どうゆう事だ?」

「この国は基本貴族であろうと領地は持たない

だから都市部から少し離れた所に少し前まで使われていた私の別荘がある

城という訳ではないがかなりの広さで結界もある

そこで手を打ってはくれんか?」

「金銭面はどうする?」

たとえ屋敷があっても金が無ければ飢え死にするだけだからな

「それは毎月使いの者に送り届けさせよう」

順調順調♪

「それと国に収める金は俺からは取らない

それも条件に追加だ」

バカ高い金額要求されたら困るからな

「ぐっ…よかろう

だが私からの呼び出しがあった場合は必ず来ること

そして戦場には必ず参加するのだぞ?」

俺チートだしそれぐらい平気だわ

「了解した

それでは俺は戻らせてもらうぞ」

早く戻って飯食ったら即行でクロイツェフ家から出ないと俺の身が危ない

「待て!最後に1つ

ハヤト…ギルドに入れ」

はぃ?ギルド?

あぁあれか、一狩り行こうぜ!みたいな感じの奴か

「分かった

どこに入ればいい?」

「国内のギルドならどこでも構わん

とりあえずどこかには所属してないと戦場に出すことが出来ん」

なるほどね

ギルドに参加してない=一般人の方式だな

「では適当なギルドに参加しておく

それじゃあな」

俺はテレポートを使い城を出た

「ハヤト・ジンノか

中々面白いが計り知れないな」

そう1人つぶやくウルスだった







俺は何度と無くテレポートを連続で使い帰宅したが思っていたよりパストリアとエルサルダの距離が近く休憩挟みつつ約20分ぐらいでエルサルダのクロイツェフ家へと戻って来た

帰って来る途中でさっき話しで出ていた屋敷を見つけ距離的にはパストリアとエルサルダの中間ぐらいだったな

「ただいま~」

「チェーンディバインド!」

「ホーリーディバインド!」

「おおぉ!?」

帰宅と同時に飛んできた拘束魔法に成す術無く見事に捕まりました

やべぇ…どうしよ

「遅かったじゃないの」

「いやちょっと王様のところまで行ってまして…。」

声の主はもちろんミーナ

しかも怖ろしいぐらいオーラが見える…

「へぇ…そんな事はどっちでも良いわ

それより早く食事にするわよ」

そう行ってリビングに向かおうとしてしまうミーナ

「あの~ミーナさん?

これ解いていただけませんか?」

「嫌よ

それに今日の夜は昨日みたいにはいかせないから」

これは不味い!

非常に不味い!!

ミーナ目完全に据わってたよ!?

ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい

「今日の夕食は精の付くもので作ったから安心ね」

何が!?

「それと貴方のお連れさんでブレアって言ったかしら?

ちょっと遊んであげたら気絶しちゃってつまらなかったわ」

え!?嘘っ?マジで!?ブレアが気絶!?

「だから~…ハヤトは頑張って頂戴ねっ」











「ちょっと…はぁはぁ…もう勘弁して下さい…。」

「何言ってるのよ、たかがまだ6回目でしょ?

後10回は出してもらうからしっかり気合入れなさい♪」

「ちょ…待って!

ぎゃぁぁぁぁぁ!!」







その夜はそんな声がクロイツェフ家に響いたとか


1ヶ月以上更新していなかった事本当に申し訳ございませんでしたm(__)m


小説自他は完成していたのですがUSBメモリに保存しているのですがネット環境が

使えなかった為更新が遅れてしまいました


そしてこの小説の観覧人数が2000人を突破致しました(*゜▽゜*)

感想も1件いただき嬉しくて少し身悶えしてしまいました…。

お恥ずかしいです


それでは連続投稿致しますのでそちらもよろしくお願いします

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