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第1章 異世界フォーゲリア

「それじゃ向こうの世界で頑張ってきてね」

鍵の能力をある程度把握した後王様に連れられ最上階の魔方陣が張ってある部屋に連れて来られた

どうやらここから<フォーゲリア>に行くらしい

そして向こうに到着すると同時に地球での俺は生まれていなかった事になるらしい

「それと1人では厳しいこともたくさんあるだろうからサポートを君に付けるよ。君を宮殿に連れてきた彼女だ」

王様が俺を指差したと思ったがまた恐らく後ろにいるのだろうと振り返ると案の定いた。2m級の鎌を持ち合わせた黒マントの骸骨が


「…ありがとうございます」

「サポートになっちゃったからよろしくね」

「まぁ僕の娘だから中々強いよ

足手纏いになる事はまず無いはずだから」

ちょっとまて…今[娘]って言わなかったか?

「王様?今誰の娘って言いましたか?」

「ん?僕の娘だけど問題あるかい?」

自分の娘を異世界に放り込んで平気なのかよ。この王は

「いえ問題ないです

とっとと行きましょう異世界に」

ツッコんでいあたらキリがなさそうだ

スルーして早く行こう

「まぁ自己紹介とかは向こうでやってくれ

それじゃ送るよ」

王の娘と一緒に魔方陣に中央に行くと最後に娘が

「頑張ってくるからね~」

などと言って王に手を振っていた

良いのかこれで?

等と考えていたら宮殿に飛ばされて来た時と同様に魔方陣が眩しいぐらいに光りだした

さらば地球

そして今行くぞ俺のハーrごほごほ…フォーゲリア!

そして俺と王の娘はフォーゲリアへと飛んだ

目を開ける様になるとそこは夜の森の中だった

今のところ月が赤、青、紫の三色ある以外は地球と大差ない

横には…まぁさっきまで見ていた王の娘がいた。死神の姿で

「その姿なんとかならないのか?

下手したら誰かに魔物と間違われて襲われかねない


あと俺の精神的にもキツい

「ん~確かに…ちょっと待っててね」

王の娘の足元に魔方陣が展開されたかと思ったら魔方陣が娘の身体を上にすり抜けて行く。すり抜けた部分を人間にしながら

ほんの30秒程度で目の前にいた骸骨はどこか大人っぽい少女になった


「なんかすごく変わったな

鎌が槍みたいになってるけどそれはいいのか?」

死神っていうより悪魔みたいな印象を受けるようになったからな

しっかり聞いとかないと

「アタシって鎌とか刈り取る系の武器より槍みたいな貫く系の武器が好きだから問題ないわよ?」

ほぅほぅ問題ないのか…って返答になってねぇし

「お前の好みの問題じゃなくて死神として鎌は持って無くて大丈夫なのかって聞いてんだ


馬鹿なのかマイペースなのかどっちだ?

「死神=鎌なんて冥界でしか使われていないわよ

異世界にきた神は普段使えない武器を沢山使って自由に狩りをするのよ?知らなかった?」

知らなかったも何も死神について俺はほとんどなにもしらねぇよ

「あぁそう…それで俺はお前をなんて呼べば良いんだ?

なんか呼び名がないとこの先困りそうだからな」

「あたしの名はブレア=X=死天

簡単にブレアで良いわ」

「ブレアね

んじゃとりあえず人里がありそうな方向に行こうぜ

寝ている最中に魔物に襲われたら流石に死ぬ気がする」

目が覚めて蟲に囲まれたら軽くトラウマものだ

「そうね

どっちだと思う?」

え?

「どっちだと思うってわかんねぇの?

ブレアはサポート役だろ?」

「アタシは仕事上のサポートであって隼人の身の回りをサポート

する訳じゃないからね?」

あぁ…マジですか…

「それじゃ魔力が集まっている場所とか探れないの?

ブレアも魔法使っていたし」

「痛いとこ突くわね…残念ながらアタシの魔力はこの世界の魔力とは少し質が違うの

分かりやすく言うならただの石とダイヤモンドみたいな感じ

同じ鉱物だけど全く違うもの」

なるほど

魔法にも色々あるんだな

「じゃとりあえず…ん?何かあっちの方少し明るくない?」

「え?どこが明るいのよ

ぜんぜん暗いけど?


「おっかしいな

確かに明るいんだけど」

目がいかれたか?

目がぁ!目がぁぁぁ!!

なんてまだ1回もなってないぞ

「もしかしたらこの世界から与えられた肉体だから視力が半端なくよくなってるんじゃない?


「なるほど…とりあえず向こうまで行こうぜ

早く人の住んでる場所で情報を集めたいって事で魔法で連れてって


「え~空間転移魔法は中々魔力使うんだから…そうだ!戦闘になった時に隼人さんが全て引き受けてくれるなら移動役は買って出るよ?


う~ん面倒な選択肢だな

だが今の俺はチート性能なはずだから戦闘は引き受るべきだな

「乗った

だから向こうの方まで連れてってくれ


「OKそれなら喜んで連れて行くわ

どれぐらい遠いか分からないから何回かに分けて空間移動しましょ


そう言ってブレアは魔方陣を展開すると俺が指差していた空へと飛んだ

「とりあえず20kmぐらい飛んでみたら案外ビンゴだったわね

少し向こうで明かりが見えるわ」

「あれ中々の街じゃね?あとバカでかい虫が見える


「あれがこの世界の第三勢力の蟲だろうね。襲撃に遭ってるみたいだし、いっちょ助けに行っとく?ガンダムファイットォォ…」

「レディィィ!!


「「ゴーォォ!!」」

やっぱ殺りに行くならテンションあげねぇとww

つかブレアもよく分かってらっしゃるww

俺たちは惨事が起きているであろう街へと急行した

「これは…ひどいな」

着いた街は大きかったのだが民家と思われる建物のほとんどに人と同じぐらいの蟲がわんさか集っている

正直キモイ

「けっこうひどいわね。あのサイズの虫は勘弁してほしいわ


いやいや呆れたように言うなよ

結構大事だぞ、これ

「とりあえず害虫駆除しないと…ん?俺の嫁候補第1号が蟲に襲われているだとっ!?


目の前の害虫よりも俺の最強の視力は今まさに百足の様な蟲に襲われそうな少女(見た目15,6)を視界に捉えた

「目の前の害虫よりも彼女を救助だ!

 

「…上手い言い訳ね


隣でドン引きしているブレアを他所に少女の元に駆け出した

「いやっ!来ないでっ!!


声が釘宮似…だと!?

これは嫁にするしかないじゃないか!

俺が早速想像する武器はとある人物をモヤシと呼ぶエクソシストの武器

「六幻」

片手をチラッと見るとちゃんと出てくれたktkr

「クソ蟲がぁぁ!災厄招来 界蟲一幻!


出現した六幻を横一線に振り、軌跡から百足に向けて大量の蟲を飛ばす 蟲には蟲だ。このやろう

こちらの攻撃に本能で気付いたのか顔をこちらに向けてくるがもう遅い。界蟲たちがお前の体へ直激して終わり…に?

何か界蟲たちが百足の装甲の前に砕かれていくんだけど…マジか…。

流石に足を止めてしまう

百足は俺を敵と認識したらしくこちらに方向転換して突っ込んできやがるし…一幻だけで仕留めたかったなぁ

「災厄招来 二幻刀


刀が分身をして二刀流に変えた

まぁそれだけじゃないがこの百足を切り裂いてからにしよ

「二幻 八花蟷!!


最強の身体能力を最大限に活かして一瞬で百足の懐に潜り込むと

六幻を一振りした。正確には8回斬ったけど最強の身体能力のおかげでたぶん誰も8回斬ったのは見えなかったと思う

ホント、チートだなww

一方百足はと言うと八花蟷をくらって放射状の切り傷から大量の緑色の液体を噴出し絶命しましたww

さて俺の嫁候補のところに行きますか

やべぇ状況把握できてねぇよこの娘ww

めっちゃぽかーんとしてるww

「お嬢さん大丈夫?」

「え、えぇ。ありがとう

アナタが…倒したのよね?」

「まぁ一応ね」

急に俺のよ(ryこの娘、顔真っ青にしちゃったよ

なにかまずいことしたかな(汗)

と思ったら俺の後ろを指してるし

何が後ろにいるって(°Д°)

大通りらしき広い道を巨大な蟻、蟻、蟻…巨大蟻の大群ですね

わかります

これは…捌き切れる気がしねぇや

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