第2話 街のかわいい女の子
⚠︎ 1話より描写が過激で酷いです。
花畑を抜けると、賑やかな街があった。
石畳の道に、色とりどりの屋台が並び、
獣人やエルフや人間がごちゃ混ぜで笑い合ってる。 空には魔法のランタンがふわふわ浮かんで、
夜なのに昼間みたいに明るい。
私は白いフードを深く被って、
猫耳を隠しながら歩いていた。
…今日は新しい獲物を探しに来た。
「お腹すいたな……」 前回のミミちゃんは
甘く柔らかかったけど、ちょっと物足りなかった。 あれはデザートみたいなもの。
今日はメインのおかずが欲しい。
そう悩んでる時、ある女の子が話しかけてきた。
「ねえ、お姉さん! 迷子? 一緒に探してあげるよ~!」
10歳くらいの少女。 人間種だけど、
髪は淡い水色で、瞳はエメラルドみたいに
透き通ってる。 服は少しよれよれだけど、
笑顔が無邪気で、頬にそばかすが散らばってる。
名前はエリナ、だって。
「本当? ありがとう……私、リコっていうの。
よろしくね、エリナちゃん」
私は手を差し出して、にっこり。
エリナちゃんは迷わずぎゅっと握り返してきた。
小さな手。 指が細くて、骨が浮き出てる。
でも温かくて、生きてる感がビリビリ伝わってくる。
ああ、これだ。
「少しお腹が空いて…」
「お腹すいたならこっち! おいしい屋台がいっぱいあるんだよ!」
エリナちゃんは私の手を引いて、
メイン通りから三つ目の細い路地へ。
人影が途切れたところで、
私は彼女の小さな手を振り離した。
「エリナちゃん、ここでちょっと休もうか」
「え? でもまだ屋台――」 言葉の途中で、
私は彼女の口を左手で塞いだ。
親指と人差し指で鼻孔を塞ぎつつ、
掌全体で唇と顎を覆う。 息が詰まる。
小さな鼻腔から、必死に空気を吸おうとする
湿った音が漏れる。 右手は首の後ろへ。
親指を第一頸椎の棘突起に当て、
人差し指と中指で両側の椎間関節を挟み込むように
固定。 そのまま、鋭く上方へ押し上げる。
カクン。
頸椎が外れる乾いた音。 脊髄が瞬時に切断され、
エリナちゃんの体は糸が切れた人形のように
崩れ落ちた。 瞳は見開かれたまま、
焦点が合わず、涙が一筋、
頬を伝って石畳に落ちる。 まだ温かい体温が、
私の腕にじんわり伝わってくる。
廃墟の空き家へ運び込む。
埃まみれの床に横たえると、
彼女の水色の髪が広がって、
まるで壊れた人形のようだった。
「……始めようか、エリナちゃん」
まずは顔。 左の頬を親指と人差し指でつまみ、
皮膚をゆっくり引き上げる。
表皮が薄く、すぐに抵抗が弱まる。
真皮層まで達すると、
ピンク色の脂肪が露わになる。
そばかすの部分は、メラニン色素が沈着した
小さな斑点が散らばっていて、
見た目より食感にアクセントを加える。
私はその脂肪層を、門歯でこそげ取る。
柔らかく、舌の上でとろける。
塩味と甘みが混ざり、そばかすの苦みが後味に残る。
んっ……これは、癖になる♡
次に右腕。 肘関節を90度に曲げ、
橈骨頭を親指で押さえながら、
上腕骨を反対方向へ捻る。 ぽきん、という
湿った音とともに脱臼。
そのまま力を込めて引き抜くと、
関節包が裂ける音がして、腕が一本、
綺麗に外れた。 切り口からは、
骨髄が白く粘つく液体を垂らしている。
私はその腕を両手で持ち、
まず指先から順に噛み砕く。
中指の骨が、歯の間でカリッと砕け、
髄腔から濃厚な脂がじゅわっと溢れる。
骨の表面に付着した腱は、
噛むたびにコリコリと弾力があり、
噛みごたえが素晴らしい。 次は胸部。
まだ膨らみかけの小さな乳房を、服ごと剥ぎ取る。
皮膚を胸骨の正中線に沿って切開するように
爪を立て、左右に開く。
乳首は淡い桜色で、周囲の皮膚はまだ薄く、
ほとんど脂肪がない。
舌先で乳首を転がすと、ほんのり酸味のある
甘さが広がる。 肋骨を一本ずつ、
指で押し込んで折る。
ぱきん、ぱきん、と乾いた音が連続する。
胸骨を外すと、心臓と肺が露わになる。
肺はまだ微かに膨らみ、収縮を繰り返している。
心臓は、どくん、どくん、と
最後の数回を刻んでいる。 私はまず肺を一口。
スポンジのような食感で、
血の鉄臭さが鼻に抜ける。 次に肝臓。
ずるりと引き抜くと、表面の被膜が破れて、
濃い赤紫色の臓器が零れる。 表面を薄く剥ぎ、
内部の柔らかい実をスプーン状にすくって口へ。
苦味と鉄分が強く、舌の奥にずっしり残る。
腎臓はぷちぷちと弾ける食感が楽しく、
尿管の細い管まで噛み切ると、
ほんのりアンモニア臭が広がった。
最後に、心臓。 まだ温かく、
指の間で微かに脈打っている。
大動脈と肺動脈を指でつまんで引きちぎり、
冠動脈の枝を一本ずつ切り離す。
心室を縦に裂くと、内部の血がどろりと
零れ落ちる。 私はそれを両手で包み、口に運ぶ。
どくん。 最後の鼓動が、舌の上で震えた。
心筋は弾力があり、噛むたびに血の味と脂の甘みが
混ざり合う。 嚥下する瞬間、
喉の奥まで温かさが広がった。
「……エリナちゃん」
空になった胸腔を抱きしめ、囁く。
「ありがとう。骨まで、全部、美味しかったよ」
私は彼女の水色の髪を一本、
根元から丁寧に引き抜いた。
頭皮が少しめくれ、薄い血が滲む。
それを自分の髪に結びつける。
髪に挿したミミちゃんの耳と、エリナちゃんの髪。
…これで二人とも、私の一部だ。
外へ出ると、街の灯りがまだ煌々と輝いている。
誰も、私の唇に残る血の匂いに気づかない。
「お腹いっぱい……でも、まだ食べ足りないな」
私は舌なめずりをして、路地を抜けた。
書いていて気が狂いそうです!!
もうやだ!!
今回の被害者
エリナちゃん




