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44 畑区画整備

「ロイ様、今日は出掛けないんですか?」

「昨日の採取品をどうにかしなきゃいけないからね。まぁ、畑も何とかしておきたいし」

さて、朝食を済ませたら、城門内の薬草畑を拡張する。

以前移植した、いやし草は大きくなっているが、品質は変わってない。

やっぱり魔力環境が左右されるのかなぁ。

バンにも手伝って貰って、種類ごとに区分けして移植した。

いやし草(HPポーションの原料)

ムゲル草(MPポーションの原料)

ブール草(持久ポーションの原料)

ポンプ草(薬・ポーションの原料)

ドンド草(薬・ポーションの原料)

数も少ないし、品質も低いが、今後の成長を期待したい。

ダミ草(解毒薬・ポーションの原料)

クダ草(解毒薬・ポーションの原料)

ヒヤ草(解熱薬の原料)

トゲ草(鎮痛薬の原料)

ローン草(毒草)

リボ草(猛毒草)

沢山自生していたので、集めたけど、毒草の類だけは、薬草とは離して移植しておこう。

魔境薬草図鑑を網羅したいところだが、そもそもまだ魔境に入っていないので、これだけ集められただけでも結構な成果かも知れない。

今は必要無いかも知れないけど、強敵が現れる様な事態に備えて、いずれ鏃毒を作ってもいいだろう。

見習い薬師とは言え、毒草をすり潰して濾せばいいだけだろうし、なんせ、沢山あるのだから。


さて、城門内の薬草畑は別に鍬での手作業でも良いのだけど、城外の畑2区画はそうもいかない。

1区画だけで、薬草畑の、えっと、何個分とかの計算では意味が無い。

どうしよう、ブラックホースで牽ける農具はあったような気がしないでもない。

あるな。

でも、何かの伝記で、土魔術師が土塁や城壁を造りだすことが出来て、その序でに畑を作った、と言うのを読んだ気がする。

まだ見習い魔法使いの段階で、魔法使い、土魔法使いと、飛ばしてそのスキルを作るのもどうかと思う。

そもそも、魔法使いには適性が存在する。

四代属性、火・水・風・土。

特殊属性として、聖・魔があり、ナイルを見るに空間、と言うのも存在するのだろう。

四代属性を複合することにより、魔術士が存在するが、最低条件として、二属性以上の適性が備わっていなければならない。

ちなみにその適性があるか、無いかは魔法使いにならないと分からない。

現状では、見習い魔法使いもそれなりに成長してきたので、魔力弾、を放つことが出来る。

でも、正直言って使えない。

バンの弓の方がいいし、なんなら、接近して攻撃をした方が何倍も威力があり、効果的だ。

複数の職業に就けられるからこそ、経験値の入りも多い。

未就の職業もある程度は経験値が入るが、その入りは当然少ない。

成長型のスキルに関しては、討伐によっても入るし、使用することによっても経験値が入る。

スキルはなるべく使うべきだ。

となると、やはり土魔法使いが得るスキルとは異なるスキルを創造するのが良いだろう。


スキル名称:土操作

スキル効果:任意の範囲の土を操作出来る

発動代償 :範囲指定の土に触れる

発動代償 :自動算出

消費CP :自動算出


こんな感じかな。



スキル名称:土操作

スキル効果:125立方の土を操作出来る

発動代償 :指定範囲の土に触れる

発動代償 :MP50消費

消費CP :3000CP消費


ふむ、125立方と言うことは、単純に縦横高5mと言うことだろう。

逆に言えば125立方に収まれば、縦長や、横長、高さを浅くしたり、深くしたりも出来ると言うことだろう。

多分、畑区画の広さからして、何度も繰り返さなければいけないだろう。

一度使えば、収穫期の異なる物を植えたら、また全体を操作する必要は無くなる。

もしくは、収穫期を区分して、その都度操作しても良いかもしれない。

毎回、同じ土を使っていれば含有栄養素に偏りが出来るかも知れないし、森の土や腐葉土の確保は必須になってくるだろう。

まぁ、1回でそうなるとは思えないし、2回目、3回目は耕うん作業の道具を作っても良いかもしれない。


「土操作」1(0/10)

125立方の土を操作出来る

発動時MP50消費


成長型か。

これなら、スキルアップによって範囲が大きくなるか、MP消費が軽減されるか、と言った所だろう。

とりあえず、やってみてから考えよう。

んー、でも畑ってどれ位の深さまで耕すのが良いのだろう。

鍬の手作業なら頑張って1m?

でも、森の土や腐葉土を混ぜたいから倍の深さにした方が良いだろうけど、その分の体積が増えてしまう。

とりあえず、深さを1mにして、広さは、あ、指定範囲が縦横にビヨンビヨン弄れるのか。

まぁ、畑区画は縦長なのだから、手前から縦長重視で。

指定範囲の土がボコッと持ち上がると同時に体内からMPが抜ける感覚が来た。

それなりの作業だし、これ位は仕方ないか。

持ち上がった土は多分、125立方なのだろうけど、操作と言うだけあって、攪拌や圧縮も簡単だ。

攪拌することによって生えていた草も根もぐちゃぐちゃに出来、圧縮によって畑区画外に移動。

再度、土操作によって1m深堀りして、それも強めに圧縮して、畑区画外に移動。

圧縮された土はそう簡単に崩れそうも無いが、一応、表層と深層は分けて、区別出来るように転がしておく。

多分、表層の方が雑草を攪拌した分だけ、含有栄養素が高い気がする。

でも、深層の土は小石が混ざっていたりするので、それはそれで、水捌け問題の可能性を潰してしまうのか?

幸いなことに、2m掘ったくらいで少し大きい小石?層が見えたので、そこまで心配しなくても良さそうだ。

「がはぁ!もう無理!」

畑1区画の城壁側半分程度の作業で、MPが切れかかった。

抉っては攪拌し圧縮。

更に抉っては区別できるように限界まで圧縮。

その繰り返しはさすがにキツかった。

まだ陽は高いが、MP的にもう休みたい。

でも作業としては進めたいので、陥没した畑区画に森の土と腐葉土をバックパックからバラまき搬出する。

これでバックパックの中身は大分減らせた。

その上に表層土の圧縮体を等間隔で搬入出で移動させる。

この後の攪拌作業は明日にしよう。

深層の超圧縮体は、城壁の上に移動させて、城門上の投下穴付近に置いておくことにした。

超圧縮体が穴より小さかったのは、予想外の嬉しさである。

落せば超圧縮体は衝撃と共に分解されるだろう。

こうすれば、破城槌部隊を破壊、生き埋めに出来るし、掘り起こしの為の工作部隊を前線に出さざるを得なくなり、足止め効率も高くなり、攻略難易度も高くなる。


調理場に行き、焚き木を竈に放り込み、火起こしする。

肉や野菜、香辛料の類を取り出して、バンに夕食作りを任せる。

今までは調理に積極的では無かったバン。

それも仕方ない、今までの人生で食べてきた食事のレパートリーが圧倒的に違っており、自分が作らない方が美味しい食事が出来ると、考えていたからだ。

でも、この旅を始めてからはそれなりのレパートリーを見せて来たのだから、1人でも作れるようになって欲しい。

と言う願い、と言うか、押し付け感情もあり、任せてみた。

別に料理人レベルは求めていない。

旅人にしては良い食事を作れる、程度で良いのだ。

?これも高望み?


料理はバンに任せて、状態を安静にして、今日の教訓を活かす。


スキル名称:消費MP軽減

スキル効果:消費MP軽減する

発動代償 :なし

発動代償 :自動算出

消費CP :自動算出


半分、等と指定せず、あくまでも軽減。

発動代償はなしにしてみる。


スキル名称:消費MP軽減

スキル効果:消費MPを軽減する

発動代償 :なし

消費CP :5000CP消費


やはり代償なしは、CP的に痛いな。

今はMPが少ないので、持久を創造代償にしてみるか。


スキル名称:消費MP軽減

スキル効果:消費MPを軽減する

発動代償 :なし

創造代償 :持久200消費

消費CP :2000CP消費


これならいい感じだ。


「消費MP軽減」1(0/10)

消費MPを20%軽減


ふむふむ、これなら持久軽減も創造すべきだろう。


スキル名称:消費持久軽減

スキル効果:消費持久を軽減する

発動代償 :なし

創造代償 :持久300消費

消費CP :2000CP消費


持久軽減の創造に、創造代償が持久では、より多く求められるのは仕方ない。

でも、有用なのには変わらないし、今後の最大値上昇を考えても消費できるものは消費して、成長に期待だ。


「消費持久軽減」1(0/10)

消費持久を20%軽減


MPも持久も積極的に使っていけば、自ずと両スキルは成長してくれるだろう。


「ロイ様ー。夕食出来ましたー」

さてさて、バンの夕食はどんな仕上がりかな。

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