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ARMEDギア ケラウノス  作者: オッパイダー0721


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【第二部】第24話『千面の大使ナイアーラトテップ』

       ダーナ神王国《ヌアザ城内》


現在城の中ではフェイ・ロンはフロル ステファニー エーリオの三人に嫌味を言われていた


フロル・カシン「なぁ…俺達に何か言う事があるよな?」


エーリオ・マネンテ「良くも後ろから騙し討ちしてくれたな 卑怯者が!」


ステファニー・ルシェール「マルセラ様が私達12人の“細胞”を管理してたおかげで『受肉者』として復活出来ましたけど ご感想は?」


フェイ・ロン「本当に済まなかった…あの頃はギア・オリジン統括者になる事に取り憑かれた時期でね」


フェイ・ロンは三人に必死に釈明した


その姿を見ていたラーヴァナは嬉しそうに


ラーヴァナ「今だにギア・オリジン統括者になる事を諦めてないぞ コイツは ステファニー フロル エリーオ もっと言ってやれ!!!」


ラーヴァナが面白がって焚きつける


ゴッドフリー・トゥヘル「確かにフェイ・ロンよ…やり方が気に食わんな」


オリヴァー・イーリイ「ゴッドフリー お前は正々堂々を好むからな フェイ・ロンのやり方は許せんだろうな」


ゴッドフリーとオリヴァーも話に介入してきた


マルセラ・エンゲルマン「こうやって生き返ったんだからあんまり責めてやるな…だが五人の『器』は流石に無理だったけどね」


マルセラは五人の“ギア・オリジン”を復活させる事までは無理だったと語る


オリヴァー・イーリイ「またこうやって人間に戻れただけでも十分だ マルセラ!」


マルセラ・エンゲルマン「そう言って貰えると嬉しいよ オリヴァー…そういやタリア共和国に向かったマーベリックとリータ カムロン達は大丈夫かねぇ…」


場面展開 タリア共和国 《シャンデル城内》


ユリウス・マクシミアン「何だ…あの化け物は ギア・オリジンよりも更に大きい」


フェルセット・オリン「機械ではなく生物みたいですね…それに身体には複数の顔みたいな物が…」


シャンデル城に近付いてきた巨大な邪神は《形なき者》の神性の首魁たる《千面の大使》ナイアーラトテップ!その身体には今まで倒して来た“クトゥルフの邪神達”の顔が張り憑いていた


ナイアーラトテップ「さて…この水の綺麗な国がタリア共和国か…”クトゥルフの爺さん“なら大喜びしそうな国だな」


ナイアーラトテップは嬉しそうな少年の様に近付いて来る


そしてシャンデル城を素手で破壊し始めた


ギルバート・クルス「おい ユリウス!どうする…

“ARMEDギア”が無いんじゃ戦いようがねぇぞ!」


ギルバートはユリウスにどうするか問いかける


ユリウスの内心「正直手の打ち様がないな…あの巨大な化け物 人の言語が理解できる様だから上手く交渉に乗ってくれたら良いが」


ユリウスが直接ナイアーラトテップに交渉に赴く決心をした矢先に三体のギア・オリジンがタリア共和国に到着した


《須流徒》を駆るマーベリック 《武獣》を駆るカムロン《禍津》を駆るリータ その姿を見たユリウスは


ユリウス・マクシミアン「天の助けか…何とかなりそうだぞ フェルセット ギルバート」


マーベリック・シュトルム「後は俺達三人でコイツを倒す!ユリウス 市民や城の連中を此処から下がらせろ!」


マーベリックがユリウスに伝えユリウスが全員を避難させる命令を発した


リータ・シュトルム「いくよ水天激流波!」


ギア・オリジン《禍津》が手にした三叉戟トリアイナで“水爆流”を起こし直接ナイアーラトテップに叩き込む


カムロン・ライリー「地爆震サウザント・ガイア・クエイク!」


ギア・オリジン《武獣》も前方の両足で大地を何度も叩き やがてナイアーラトテップの周りに隆起した《大地》が取り囲む そして《須流徒》が巨大な大剣“ギガンテス・フレイム“を大きく振り下ろした


マーベリック・シュトルム「極炎断刃フレイム・スラッシュ!」


“極炎”がナイアーラトテップに向い隆起した“大地”ごと斬り裂いた これで決着したかに見えたが


場面展開 上空を《那由多ヴァーユ・ハスター》で“ある場所”へ向かうエンリルは


エンリル・ノーサ・ルドラ「そろそろ到着する頃か海底都市ルルイエがある場所へ!」


そして“精神体”となった《冷たき炎》“クトゥグア”も其処へ向かっていたが 二体は?はち合わせして


クトゥグア「これは…“我が王”よ まさか此処で再会するとは…」


エンリル・ノーサ・ルドラ「久しぶりだなクトゥグア お前が肉体を失ったか…やるなカイゼル・サン・ライアット そう言えばお前の神性は…スマンがお前にはタリア共和国に行ってやって欲しい事がある!」


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