第37話『10年戦争動乱時代 序章(4)』
カイゼルの駆る《アルケイン・パニッシャー》は更にそのまま敵の総大将 ギア・オリジン『帝釈』を駆るゴッドフリー・トゥヘルのいる場所まで突っ走る
その様子を見ていたガルダとジークムントは認識不明なARMEDギアを調べていた
ガルダ・オリン「どう調べても どの国のARMEDギアか分からない…ダーナ神王国の新型ですか ジークムント殿?」
ジークムント・リングエック「あの識別不明の機体はクラウ・ソラスと同じ疑似次元転送システム搭載型か イヤ違う…本物の次元転送システムを搭載している 一体誰があんな機体に乗っているんだ…」
ガルダはジークムントの言ってる事がさっぱり分から無かった そしてアルケイン・パニッシャーの姿は音速の速さで消えた
カイゼル・サン・ライアット「そろそろ見えて来たな しかし《那由多》と同じ乗り込み型へ改修してんのか 他のギア・オリジン達も」
そして40メートル級の人型のギア・オリジン『帝釈』の姿が
ゴッドフリー・トゥヘル「あの近づいてくるARMEDギアはなんだ? 装甲は我々の物と同じ…それにあの次元転送システムは『八岐』殿の物だ…」
ゴッドフリーは『八岐』の残骸からあのARMEDギアが作られたのを感づいた
アルケイン・パニッシャーは『帝釈』の眼の前に到着した
カイゼル・サン・ライアット「今度はコッチから名乗らせて貰う サン・ライアット帝国皇子『最後のグランドマスター』カイゼル・サン・ライアットだ!今度は正々堂々一対一で倒す!」
その名を聞いたゴッドフリーは
ゴッドフリー・トゥヘル「カイゼル・サン・ライアットか その名はもう覚えている 私に二度の敗北は無い!」
ギア・オリジン『帝釈』と対ギア・オリジン用ARMEDギアの壮絶な死闘の幕が上がる。




