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天臨融合デウス・ケラウノス  作者: アキタコマチ
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第35話『10年戦争動乱時代 序章(2)』

ヴィシュヌ ・ヴァティーの《一之太刀壱式・雲耀》がブリューナクの頭部を狙う 本来両断されるはずがブリューナクは透過して剣がすり抜けた


フェイ・ロン「これはまさか…既に失われた【魔法】か」


ヨハンネス・リヒテナウアー「【透過魔法インビシブル】出来れば この奥の手は使いたく無かったよ」


かつてこの世界にも【魔法】は存在した だが900年前に消失したはずだったが


フェイは激昂した後に冷静になり ある事を考えていた


フェイの内心「まさかな…人間相手に苦戦するとは

どうする…『器』を呼んで同化するか しかし正体がバレたら味方陣営からどう思われるか」


フェイ・ロン「背に腹は代えられんか…仕方ない『器』を呼び出す!」


その時後方から『神夢想居合』フレッド・ハングラーが駆るアドヴァイタ・ヴェーダーンタと『百連銃』デイジー・キャッシュが駆るアタルヴァ・ヴェーダがアイラーヴァタを蹴散らしながらヴィシュヌ ・ヴァティーの援護に向かっていた 


アドヴァイタ・ヴェーダーンタは連続の居合による“衝撃波”でアイラーヴァタを大破させ アタルヴァ・ヴェーダは機体のビーム兵器や内蔵された弾薬全てを一斉に放ち殲滅していく


デイジー・キャッシュ「フェイ大丈夫?私達が行くまで待ってて!」


デイジーはフェイを心配していた


フレッド・ハングラー「落ち着けデイジー フェイの相手は一機だ それにむしろ押している」


フレッドは冷静に観察していた


ヨハンネス・リヒテナウアー「同性能機の増援が二機か…これは困った 近くに誰か…イリリオ スマンが助太刀を頼む」


ヨハンネスは近くにいた「軋む長槍」イリリオ・モパティスの駆るギリメカラを見つけて救援を頼む


イリリオ・モパティス「コッチもヒポグリフ相手に大変だっていうのに…ヨハンネス少し待て」


残りのヒポグリフ数機を槍で突き刺して倒しコチラも増援に向かう


その様子を見たフェイは『器』を呼び出すのを取り止めた 


フェイ・ロン「増援感謝する デイジー フレッド 此処は一旦撤退するぞ!」


『神官機』三機は撤退を始めた そしてヨハンネスの駆るブリューナクの元へ駆け付けたイリリオの駆るギリメカラは


イリリオ・モパティス「敵は撤退したか…しかしお前を其処まで追い詰めるなんてケニヒスぐらいと思っていたが」


ヨハンネス・リヒテナウアー「イリリオ 何とか助かったよ しかし…あのフェイ・ロンと言う男…どうやらゴッドフリー様と同類の類だな」


ヨハンネスはフェイ・ロンの正体に気付いた様子だった。


他の戦場では『金翅鳥』ガルダ・オリンが駆る大神官機ガンダルヴァ・ヴェーダと『飛燕の騎士』ジークムント・リングエックが駆る四至宝機クラウ・ソラスが対峙していた。

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