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ARMEDギア ケラウノス  作者: 赤城シンイチ
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第30話『決着…そして』

カイゼルは大地に《神剣フツヌシ》を突き立て再び『雷光気・神精剣印』の構えに入る 第一の波動が大地を切り裂きゴッドフリーに向かう


その様子を見たアリヤは即座に後ろに下がる


ゴッドフリーは余裕の表情で『雷帝防御ライトニング・プロテクション』を発動させ雷網を身に纏い防御の体勢に


ゴッドフリー・トゥヘル「何度やっても同じ事だ しかしあの神剣がまだ存在していたとはな…」


ゴッドフリーは神剣フツヌシの事を知っている様子だった


カイゼルは大地を切り上げ第二の波動を放つ そして切り上げた状態から… 


カイゼル・サン・ライアット「ここからだ…この状態から一気に振り下ろす これが完成形の『雷光気・神精剣印!』」


カイゼルは一気に振り下ろし第三の波動を放つ

三っつの雷光気の波動は一つとなりゴッドフリーに

向かう その波動をまともに喰らい雷網の防御は破られる


ゴッドフリー・トゥヘル「先程のダメージで不完全な形の雷網の防御になったか…アリヤ・クレセント…してやられたわ…」


アリヤはしたり顔で…そして見物していた『虎の王』ケニヒス・ティガードの方を見つめている


ゴッドフリーは何とか耐えたがそのまま崩れ落ちる


決着を見たケニヒスは倒れたゴッドフリーに近づいて雷帝剣ケラウノスを回収した後に カイゼルにこう言い放つ


ケニヒス・ティガード「見事な技だが『闘気』の練りに時間が掛かり過ぎている 後あの三動作を瞬時に行う事だ そうで無ければ実戦では使えん」


その瞬間ジュリー・ドービニーが無音で近づいて来て音無しの剣でケニヒスを斬るが《太陽剣ブルトガング》で防がれる


ケニヒス・ティガード「流石はジュリー・ドービニー…俺に剣を抜かせるか」


ジュリー・ドービニー「ケニヒス・ティガード…貴様アーリバル様から七剣人の長とアリヤ様の婚約者にして貰いながら何故裏切った!」


しかしケニヒスは無言で答えない


ケニヒス「・・・・・・・・・・・・」


ジュリードービニー「答え無いか…なら問答無用『鳳蝶浮遊斬刃』!」


ケニヒスに向けて放たれたのは無数の幻惑の蝶の刃が襲う奥義


それを瞬時に躱せないと悟ったケニヒスは


ケニヒス・ティガード「これは躱せんか…ならば仕方ない『虎王剣印』」


『闘気』を『陽光気』に変換させ太陽剣ブルトガングに纏わせて大地に剣を突き立て一瞬で周囲に《円形状》の光波動を発生させる


無数の幻惑の蝶の刃は全て弾かれジュリー自身も吹き飛ばされた その技を見たカイゼルは


カイゼル・サン・ライアット「今のは精剣印の応用技か? しかも一瞬で発動させた」


ジュリードービニー「イヤ…まだだ!」


ジュリーは立ち上がるが


アリヤ・クレセント「其処までだ! ジュリー そして久しぶりだなケニヒス殿…」


アリヤは少し悲しそうな顔で


ケニヒス・ティガード「お久しぶりです…アリヤ様」


ケニヒスも少し動揺した表情に変わる そして700年前の回想へ! 

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