第29話『救援』
二人のグランドマスタークラスの少女がカイゼルの救援に現れた ジュリー・ドービニー自身は細身のツヴァイハンダーを腰に差しているが右手には謎の剣を持っている
アリヤ・クレセント「カイゼルよ お前は少し下がっていろ この男の相手は私がする!」
アリヤは炎聖剣プロメテウスと魔銃アグニを交差させてこう叫ぶ
アリヤ・クレセント「行くぞ!剣銃技『焔魔連撃』」
アリヤはゴッドフリーに魔銃アグニを向けて「フレア・ブレッド」を連射で放つ そしてそのまま本人もゴッドフリーに近づいて頭部に蹴りを喰らわせ 最後は炎聖剣プロメテウスを振り上げてから…
アリヤ・クレセント「極炎断刃フレイム・スラッシュ!」
『闘気』を『翡焔気』に変換して纏わせた剣がゴッドフリーを斬る
その頃カイゼルはジュリー・ドービニーから傷口の脇腹に再生液をぶっかけられていた
カイゼル・サン・ライアット「痛い!痛い!まるで焼ける様に痛い これ本当に効くのかよ…」
ジュリー・ドービニー「我慢して下さい カイゼル様 これならすぐに傷口は塞ぎますから それとこの剣を…名は『神剣フツヌシ』『雷帝剣ケラウノス』のオリジナルです」
場面展開 アリヤの極炎断刃フレイム・スラッシュがゴッドフリーを切り裂いたに見えたが…
ゴッドフリー・トゥヘル「かなりダメージを喰らったが…やはり軽いな 師であるエンリルから何か指摘されなかったか?」
ゴッドフリー・トゥヘル「しかしコノハナ皇国の双子の片割れが現れるとは思いもしなかったぞ」
ゴッドフリーは何か知っているようだ
アリヤ・クレセント「・・・・この攻撃はあくまで時間稼ぎだ ところでそろそろ準備は出来たか ジュリー カイゼル?」
ジュリー・ドービニー「アリヤ様 神剣フツヌシを渡して事情は説明しました では頑張って下さい カイゼル様!」
カイゼルは立ち上がり神剣フツヌシを抜く
カイゼル・サン・ライアット「今度はちゃんと見せてやるよ 本当の極奥義をな!」




