第2話『前編』『ユリウス・マクシミアン』
舞台は《タリア共和国》
衛兵「ただいま八岐様 禍津様 武獣様が到着されました」
ユリウス・マクシミアン「ご苦労様 さて…どうゆう話し合いになるかな?しかし三神が一国に集まるのは前代未聞の出来事じゃ無いか」
フェルセット・オリン「確かに凄いですね…しかしエリック国王陛下は何故いないんですか?仮にも王たる者が不在では逆鱗に触れますよ将軍」
ユリウス・マクシミアン「まあ…エリック王は胃が痛いと逃げたよ .全て僕に任せるとさ
ところでギルは?アイツが一番楽しみにしてたろう」
フェルセット・オリン「ギルバート団長なら「ケルベロス」50機用意して出迎える準備してましたよ でも逆に刺激しません?」
ユリウス・マクシミアン「あの馬鹿…余計な事しないでくれないかな 神の機嫌損ねたらタリアは一瞬で消し飛ぶよ」
ギルバート・クルス「おい 野郎共 我がタリア共和国が誇る第三世代ARMEDギア『ケルベロス』で神様に最大の敬意を示せ」
ギルバート自身は専用機である『フェンリル』で待機している
ギルバート・クルス「祭りだ 祭り これは神を称える祭りだぞ!」
ユリウス・フェルセット「・・・・・・・・・・」
八岐「大変な歓迎に感謝しよう 私はこの三人の代表を任されている八岐だ」
ユリウス・マクシミアン「エリック国王は今病気療養中で寝込んでおられます 私は全権を任されているユリウス・マクシミアンと申します 八岐様」
八岐「サン・ライアット帝国の進行を二度も食い止めた あのユリウス全権将軍か…その名声はあらゆる国に響いている こちらこそ光栄だ」
ユリウスの内心「ギア・オリジンの中でも八岐は特に聡明な存在と聞いたが本当のようだな 良かったよ 話の分かる御人で」
フェルセット・オリン「ギルバート団長…もう貴方は静かにしてて下さい 帝国との戦い以外でこんなに予算がかかる真似は控えて下さい 税金ですよ 税金 タリア国民の税金を湯水の様に使うのは戦争の時だけ…分かりますね?」
ギルバート・クルス「分かった 分かったよ
しかしギア・オリジンって奴は本当にデカいんだな 俺のフェンリルの3倍近いぜ…」
八岐 禍津 武獣を見ながら
ギルバート・クルス タリア共和国の第一軍団長で剣のハイマスタークラスを持つタリア最強の剣豪
フェルセット・オリン ユリウスの右腕で全権将軍補佐 頭脳明晰、常に冷静沈着な女性 双子の弟は宗教国家ブランカの大神官ガルダ・オリン
ユリウス・マクシミアン タリア共和国の全権将軍でサン・ライアット帝国皇帝ルイン・サン・ライアットと並ぶ天才軍略家 守りに徹したら誰も倒せないといわれる人物。