第14話『元老院七剣人』
舞台はサン・ライアット帝国 《ハイデルベルク城内》
カイゼル・サン・ライアット「この城にいる間はカイゼルの名前で通すぞ 正直面倒くさいからな」
ルイン・サン・ライアット「兄上 ギア・オリジンの奇襲を止めた那由多様 そして英雄ロア殿の英雄譚はどうなさいますか?」
カイゼル・サン・ライアット「止めろ止めろ! 八岐を倒したのは那由多だ…ロア・カーマインは此処にはいなかった、そう帝国民には発表してくれ しかし那由多は知恵のギア・オリジンだったか…を探しに行ってしまったな せっかくの無敵のチート機体が…嫌 友人がいなくなって辛いな」
ルイン・サン・ライアット「他国に対して利用出来る宣伝材料だったのに勿体ない」
カイゼル・サン・ライアット「お前は兄貴まで自国の国益に利用する気かよ まあ頭の回る策略家なんてそんな物だ しかしミリアはかなり美人に育ったな 胸もセレーズよりもデカい 90はあるだろう?」
ルインは冷めた目でカイゼルを見ている
ルイン・サン・ライアット「ところで元老院の方々に会いに行くのですか…父上をこの城に呼びたいのは私も同感ですが どうゆう裁定が下されるか……」
そこに17才くらいの赤髪の美少女が
レミー・マンデン「城の中を歩くのは40年ぶりかな
久しぶりカイゼルちゃん」
レミーは『魔銃アグネアの矢』でカイゼルを狙い撃った
カイゼルは辛うじて躱したが顔つきが険しい
レミー・マンデン「絶対に躱せない私の「フライクーゲル」を躱すか…だが2射目はどうかな?」
アリヤ・クレセント「レミー カイゼルは私の獲物だぞ お前は手を出すな!」
レミーと同じ年頃の銀髪の美少女が雷帝剣ケラウノスをカイゼルに突き付け声を荒げる
カイゼル「元老院の長とNo.3がわざわざ表に出て来たのかよ、久しぶりだなレミー そして…師匠…」
アリヤ・クレセント「我等二人だけでは無いぞ 全員来ている」
『戦いの花』フィオレ・ディ・リベリ
『剣幻歌』ジュリー・ドービニー
『知識師』アキーレ・マロッツォ
『闘牙』ジャック・チャーチル
『闘牛士』エル・シッド
『魔弾の射手』レミー・マンデン
『炎聖』アリヤ・クレセント
全員が10代後半くらいの者達…そしてグランドマスタークラスの元老院七剣人が揃った
カイゼル・サン・ライアット「一体俺が何したって言うんだ 師匠…ルインお前は邪魔だから下がっていろ!」