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天臨融合デウス・ケラウノス  作者: アキタコマチ
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第10話『強襲』

ロア・カーマイン「3年前 俺達が暮らしてるバーハ小国での件だが……?一体何が起きている!」


ハイデルベルク城上空に突如タリア共和国の輸送用飛行戦艦『オルトロス』が…


そしてオルトロスから降下したのはギア・オリジンの一柱 毒を司る《八岐》


ベクター・マーカス「何故誰も気がつかなかった…特殊なステルス機能を持つ輸送用戦艦か!」


ベクターは《ライオハート》を駆りレグルス隊長機8機と量産型レグルス130機を率いて《八岐》を迎え撃つ


数時間前 タリア共和国《シャンデル城外》


ユリウス・マクシミアン「単純な奇襲になりすが本当に宜しいのですか八岐様?」


八岐「私が最も得意とするやり方だ 武獣や禍津はこの国の守りに置いていく 連れて行くとむしろ邪魔になるだろう」


ユリウス・マクシミアン「本来なら全軍で攻めたい所ですが貴方達ギア・オリジンを引き入れた為にタリア共和国はブランカや他の大国から警戒されている…隙あらば狙われる立場です…守りを固めないと何時攻めて来るか分からない」


八岐「だろうな…このタリア共和国は周りに強国が多い しかもサン・ライアット帝国からかなり離れた場所にある 私一人で奇襲をかけた方が効率が良い」


ユリウス・マクシミアン「貴方の力なら強大な帝国の心臓=城を墜とす事も可能…御武運を八岐様」


場面展開 《ハイデルベルク城》


オルトロスは上空に留まっている


八岐「久しぶりだな この血が滾るような高揚感は…生きている事を実感するぞ!」


八岐は八頭の頭の口から《紫色光》を一斉に放つ その光線でレグルス数十機が一瞬で溶けて消えた……


ノエル・ランデル中佐「これが…ギア・オリジンの《力》なのか…ベクター将軍 我々はどうすれば?」


ベクター・マーカス「これでは城は2時間足らずで墜ちるぞ…ギア・オリジンはARMEDギアとは別次元の存在だ…嫌 何だあの機体は?…確かカイゼル様の駆るアルケインとか言う…」


ロアはアルケインで既に動いていた


ロア・カーマイン「ベクター レグルス全機を下がらせろ このギア・オリジンは俺が狩る 奴を城の外に追い出す!」


ベクター・マーカス「分かりました 我々は城の周辺に移動し守りを固めます」


アルケインの禁忌兵器ジェノサイド・ブラスターを八岐に放つ 八岐の装甲は破壊されたが…また再生を始める


ロア・カーマイン「禁忌兵器でさえ倒せないのか だが城から追い出す事には成功した これなら被害はなるべく出ない…あの光線を躱しながら近接戦に持ち込むしか勝機はないか…」


ロア・カーマイン「アサルト・ビームライフルやパルスカノンもあの怪物相手には無意味…《ジェノサイド・ブラスター》を撃てるのは後一回…《銃剣ブレイバー》で特攻をかける!」


八岐「ARMEDギアにも面白い奴がいるな 少しは楽しませろ『機神』に刃向かう蟻が…そして足掻いて見せろ!」


アルケインは八頭の《紫色光》を躱すが機体に付着した光線で装甲が溶けだす


ロア・カーマイン「不味いな…この光線 掠っただけでもこれか…近づくまでに機体が持つかアルケイン!」


アルケインは何とか近づき八岐に銃剣ブレイバーで本体の頭部に斬撃を加えるが何時もの威力が出せない…


ロア・カーマイン「溶けた装甲から内部のジェネレーター出力がイカれたか…《ジェノサイド・ブラスター》はもう撃てない…まいったな これはハハハハ」


その時…急に天候が荒れだし凄まじい豪雨が降り注ぐ そして突如飛来した風を司るギア・オリジン《那由多》


那由多「ロア 八岐を倒す為にお前のその《力》借りるぞ!」


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