表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

トマトスープぶっかけ抗議活動反対運動

作者: ヒロモト

「抗議活動をやめろー!」


やけに体のデカイ男達が玄関を破壊して侵入してきた。私たち家族は抵抗するまもなく拘束されてしまった。


「ストップ!抗議活動!ストップ!温暖化!」



「きゃあぁぁ!」



「びええぇん!」


男達は赤い液体を私と妻と息子にぶちまけた。

これは……トマトスープ?なんなんだ?こいつらは!?


「やめてよ!変態!」


「貴様らぁ!」


『見覚えのある』接着剤をベトベトに塗った手で私の妻の胸を鷲掴みにしやがった!どれだけ妻が暴れても男の手は離れない。


「ストップ!抗議活動!ストップ!ウォー!」


「やめてくれぇ!」


彼らの次のターゲットは私の股間だった。

私は同じく手に接着剤を塗った大男に股間を握られてしまった。

なんて酷いことをするんだ……こんな事に何の意味があるんだ!?何か抗議したい事があるならもっと他の方法があるだろう!これはあまりにも野蛮だ!


「ストップ!バイオレンス!ストップ!エゴイスト!」


言ってることがメチャクチャだ。お前らこそエゴイストでバイオレンスだろう。

全裸の男が頭から液体を被った。あれも接着剤……か?まさか!?


「ストップザ……レジスターーーンス!ネイチャー~ー!」


「……お願いだからやめてくれぇ!」


接着剤で瞼も口も開かなくなった全身の毛がカチカチに固められた男が綺麗なフォームで息子に向かって走っていく。

私は黙って見ているしかなかった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 襲撃された息子の股間キックが接着剤男に炸裂したと信じたい。
[一言] 正直なところ、自分が天涯孤独なら あの活動家達を襲撃したい 大好きな絵を汚されるのもムカつく上に、食べ物を粗末にするなんて許さんw
[一言] 異世界の出来事だと思ってた リアルだったのか
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ