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真夜中に始まる恋物語  作者: つむぐいと
5/17

女のケジメ

五話 細い糸のうえの恋



細い糸の上を歩くような恋をしている

いつまでのびるの?この糸は


切りたくても自分では切れない


いっそのこと切ってもらえるなら

その方がいい





あなたにはいつも


綺麗にみて欲しいと思うから…

だけど

香りも色も残せないから

だからいつもメークは控えめにした



あなたのくちびるについた

紅をいつもそっとぬぐう





あなたのスマホ


違う名前はせつない気持なの…

だけど

着信も声も残せないから

だからメールも送らないようにした




非通知でもいいから

声を聞かせて欲しい





あなたが映った


ルームミーのあなたの笑顔…

だけど

うしろからしか見ていないから

横からあなたを見たいと思います




そっとあなたの肩に

寄りかかってみたい





細い糸の上を歩くような恋をしている

いつまでのびるの?この糸は


切りたくても自分では切れない


いっそのこと切ってもらえるなら

その方がいい




誕生日も記念日もクリスマスもない

それでもいいと自分に言い聞かせる


そうじゃなくてもいい




今、この時だけでも愛してくれるなら

何もいらない

どんな仕打ちにも耐えれるから





妻のいるあなたに恋した私の罪


だからいつかは去るべきぐらい知っています





略奪愛なんて思ってもいない


とっくに愛なんて呼べるわけもない




不倫に飾る言葉なんてないから

なんと言われても平気




奪って…裏切って…罵声をあびて



この街から追い出されても

その場で刺されても



仕方のないこと




ずっと覚悟はしています



だけど私からはやめれない…



今、この時だけでも愛してくれるなら

何もいらないから

どんな辛いことにも耐えれるから




細い糸の上を歩くような恋をしている

いつまでのびるの?この糸は


切りたくても自分では切れない


いっそのこと切ってもらえれるなら

その方がいい




この街から追い出されても

その場で殺されても



仕方のないこと



女がひとりケジメつけます

ずっと覚悟はしています



だけど少しだけ待ってください


今、この時だけでも愛してくれるなら

わたしは幸せだから




ごめんなさい、あなたを愛したひと

許してください私の罪は大きい



幸せになれるとは思っていない

だけど私といる時は私を愛して下さい



もう少しだけ



女がひとりケジメつけます

ずっと覚悟はしていますから




つむぐいと

では詩をメインに投稿してます

お休みのときはごめなさい


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