純愛
四話 少女にさようなら
あなたから旅立つのは
今かしかないから
黙って出ていきます
5年の月日はもうあの頃になりました
出会ったのはわたしが
16歳のころ
あなたは25歳
すでに大人びていたあなたに
背伸びしていたわたし
それがずっと幸せだったの
あなたとの時間や空間
感じていた風や光
すべてが輝いていた
愛していた
ほんとうの愛がこういうものだと
教えてくれました
愛していたの
ほんとうに愛をくれていたと
思っていましたか
愛して愛され満たされていたの
純愛だと感じてた、まだ少女だったわたし
大人の恋は何をしても許されるの?
幼いわたしは何も疑うことはしなかった
それでもいいとも言い聞かせていた
自分が自分でなく満たされてない
純真だと信じてた、まだ少女だったわたし
大人の恋は何をしても許されるの
幼いわたしはそれで何も疑いたくなかった
それでもいいわけないと思いはじめた
なぜなのと思うと心から離れない
しだいに大人になっていたわたし…
いやだけど孤独を感じ始めた
あれだげ愛した日々が離れていきます
あなたから旅立つのは
今かしかないから
黙って出ていきます
5年の月日はもう思い出になりました
ほんとうに愛していたから
わたしはきっと忘れない
少女だったわたしにさようならする
つむぐいと
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