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真夜中に始まる恋物語  作者: つむぐいと
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浴衣の君

二話 誰にも渡したくない



浴衣のせいか、いつにも増して

色っぽい君に恋してる



藤色の浴衣が似合っているね

はなれた君にドキドキしている

遠くにいてもドキドキしている



蒸し暑い夜に汗がとまるほど

君に夢中で恋してる



あのときになぜ好きだと

言わななかったのか


とうぜんだよね

あなたには大切な人が居たから


今はひとりだよね

ほんとうに大切な人だったの…



もうすぐ大きな花火があがる




遠くから幸せを願うのはやめて

君が好きだと言ってもいいよね



花火の音でかき消されないように

近くに行って勇気をふりしぼり



君が好きだと


力いっぱい告白するよ



大きな花火がひらく

大きな音を鳴らして




浴衣のせいかいつにも増して

色っぽい君に恋してる



涼しい浴衣が似合ってるね

はなれた君にドキドキしている

遠くにいてもドキドキしている




好きです大好きです



大きな花火があがると

あなたの笑顔がよく見える




浴衣のせいか、いつにも増して

色っぽい君に恋してる



そんなあなたに恋してる


好きです大好きです…もう離さない




つむぐいと

では詩をメインに投稿してます

お休みのときはごめなさい


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