表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死刑執行ギャンブル  作者: たりほー
7/8

デスサーチ

下のデッキに無事たどり着いた。


デスフォンで場所を確認するとデッキ6の客室の後部(とも側)ということがわかった。


おそらくだが、非常階段らしきところの階段を降りて適当な安全そうな客室に入って確認している。


ここで、残してあったデスポイントを使う。


この為に残してあったのだ。その階にいる半径50メートルの死刑囚がわかるという『デスサーチ』というのがデスポイント10でできるらしい。


ここでも思うが何でもデスをつかうなよというのは言わない約束か・・・・


使いますか?の選択で『はい』を選択し、索敵する事にする。


この効力は20分間。


なんとも絶妙な時間設定だ。


この船内は恐ろしく広く。おもて(前側)からとも(後ろ側)まで行くのに流石に20分はかからないが敵の攻撃等に注意しながらならそれぐらいかかるだろう。


それに俺の武器は小太刀(脇差し)しかないのだから直線の廊下で飛び道具的な武器(拳銃やボーガン)で狙われたらとてつもない。


狙いは女死刑囚だが、オッズが俺と変わらない。


ならなにからしら男の死刑囚とのハンデがあってもおかしくない。


オートレース等では実績によってスタート位置が前側からや上手い選手は後ろ側からスタートするというが、この『死刑執行選手権(クソゲー)』とやらもそんなハンデがあり、女の死刑囚は力が弱いから初期装備が充実とか、初期のデスポイントが多いとかありそうだ。

年齢とかも関係してくるのかもしれない。


とりあえず考えても仕方ないので、狙撃にだけは注意し『デスサーチ』でのサーチを開始時間する。


なんせ時間が、ない。


俺の生き残る道は近づいて小太刀で切るか刺すぐらいしか方法がない。


多分新しく武器が眠ってる場所は武器ポイントを使わないと扉が開かないようになっている。


食料や水は手に入るが今はお腹もとりあえず空いてないし、水もある。


とにかく殺されるぐらいなら『殺す』俺は殺人マシーンになると誓い。


デスフォンを左手に持ち、小太刀を右手に持ち部屋を出て索敵を開始するのだった。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ