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リンは現在も修行中(仮)  作者: 大久保ハウキ
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 リンが居間のソファで目覚めると、怖がるリンを夜遅くまでなだめていたかなみが天井を向いて寝ていた。リンはかなみの膝の上で眠ってしまったのだ。テーブルの上の本が片付けられ、かなみの希望で出前したかき揚げ丼の器がふたつ置かれている。リンは食欲がなくて食べられなかったのだが、中身はなくなっている。丼の淵にメモ紙が貼られていた。


──作る気にならなかったので、いただいた。今から寝るので今日の日課と添削はなしの方向で頼むよ──太郎。


 太郎が元気そうなので、リンは一安心し、向かい側のソファで寝ていた筈のコロンの姿を探す。

「あら、リンちゃん。おはよう」

「あ……コロン……」

 治療室から入院患者のベッドを押し出しているコロンに遭遇する。

 昨日、他人の血を頭から被った状態で帰宅したコロンはすっかり元気になっていた。

「なに……しているの?」

「え? ああ、太郎先生が手術後に眠ってしまったから、そのまま治療室に転がされていた患者たちを病室に移そうと思ったのよ」

「おおーう。お姉ちゃん早く運んでくれよぉ……折角助かったのに、このまま固まっちまいそうだぜぇ」

「うるさいわね……先生に頼んで切り刻ませるわよ?」

「くわーっ。こんな怖い看護婦見たことねぇ!」

 昨日の昼間、ヤクザ事務所で一緒に戦った筈のコロンの顔を入院患者はすっかり忘れていた。

「かなみが起きたらで構わないけど、手伝うように言ってくれる? この患者たちは外見最悪で言葉も悪いから、リンちゃんは触らないほうが良いわよ?」

「ひ……酷ぇっ」

「なによ? どうせお金にならない手術なのよ? お金払ってくれるあんたたちの組はもう壊滅しちゃったんだからね。まあ、払ってくれても半分『偽札』混ぜるような組だけどさ! こうして美しい看護婦姿の私が病室まで運んであげるんだから、モンク言わないの!」

 太郎の前で喋るのとは別人のようなコロンだった。

「ううん。あたしが手伝うよ。かなみは昨日眠れないあたしに付き合ってしまったから、まだ眠いと思うし、ストレッチャーくらいならあたしでも押せるよ」

「ああ、まあ、そうね。かなみの寝起きの悪さは半端じゃないから、ストレッチャーごと非常口から落とす可能性も否定できないし……落としても良いかな?」

「おおーいっ! この人俺たち組員より怖いんですけどぉ!」

「うるさい。チンピラ風情が一人前の人間みたいな発言しないの!」

 ちなみにこの治療室は三階にある。

 リンが治療室に入ると、丁度良い具合に車椅子に乗せられた患者がいた。これであればリンがいくら非力でもエレベーターまで運ぶことくらいできる。

「おおう。タロー先生ってば、治療するだけして、寝ちまうんだもんなぁ……」

「……でも、腕は確かでしょ?」

「おおう、そうだなぁ……しかしよぉ……どうして俺の右腕なくなったんだぁ? 昨日の昼間の記憶が一切ないんだけど、俺は頭でも打ったのかぁ?」

「……そうかもね……」

 リンはこういった超常現象を目撃した一般人の記憶を消去することを知っていた。状況は違うが、村の全滅と仲間の死に対しての記憶から塞ぎ込むリンに、ヰガルがそういう処置をしようとしたことがあったし、コウは実際記憶の半分を消してもらっている。

 ヰガルがその手の化物退治をしたあと、偶然目撃してしまった兵士の記憶を消去してもいた。

 あまりに過酷な惨状の記憶というものを持つと、人間は壊れてしまうからだとヰガルに聞かされている。しかし、太郎とコロンが記憶操作術の術者だとは聞いたことがない。第三者である少年が病院を訪れ、記憶を全て消去したことをリンは知らなかった。

「ねぇ、コロン……学校には行かなくて良いの?」

「え? ああ、仕事した翌日は休むことが許されているんだよ」

「かなみは? 昨日は仕事お休みしたって言っていたけど?」

「そうねぇ……本当は行かなきゃダメなんだけど……テンションダウンの時は行かなくて良いってことになっているから、今日は休むんじゃないかな……それに、かなみは見た目と違って天才少女だから、結構わがままでも許されるんだよね」

「あたしのせいで学校休んだのだったら、悪いことしたなぁって思ったんだ……」

 そう言って暗くなりかけるリンの頭の上に、コロンの拳がコツンと落とされた。

「私も太郎先生もかなみも、リンちゃんのことを本当の家族だと思っているんだよ? リンちゃんが寂しい時は、皆一緒にいるから、そんな学校の事情なんて考えなくて良いよ?」

「うん……ありがとう。コロン……」

 患者たちを運び終わった二人が居間に戻ると、かなみの姿がなかった。片付けられていない丼に新しいメモが貼られている。


──遅刻するから片付けお願い。コロンちゃん、昨日は一緒にお仕事行けなくてごめんね──かなみ。


「……結構長い付き合いになるけど、かなみの性格だけは読めないのよね……普段は遅刻なんて気にしないから、単純に丼を洗うのが面倒だったとも受け取れるけど……生徒会選挙が近いからかしら?」

「セートカイ?」

「え? ああ、学園の生徒が学園生活を良くする為に作っている会ね。リンちゃんのいたヰガルさんの館でも、各班にリーダーがいたでしょ? それを選挙で決める日が近いのよ」

「そうか……民主主義国家では、リーダーを選挙で決めるんだっけ……」

 この辺りはまだリンが日本という国に慣れていない所であった。

 数日が経過し、太郎の疲労が回復したのと患者たちの容体が安定した為、手伝いをしたリンへの褒美として外出が許可された。勿論、太郎も一緒という前提は覆らないが、リンにとっては久し振りの外である。

「ねぇタロー……」

 リンが希望したのは太郎の病院の周りの散歩だった。シルヴィスたちが生まれ育った札幌の街をくまなく探索したいとも思ったのだが、そんな時間はない。安定していても、患者たちは重傷者ばかりなのだ。

「ん? なんだい?」

「歩道を自転車が走るのは違反だよね?」

 リンの視線の先に自転車を走らせる高校生がいた。

「まあ、厳密には違反だね……もっと厳密に言えば、あの自転車は右側を走っているから、それも違反だね」

「……でも、この歩道と車道の間にある細っこい線の内側しか自転車には与えられていないんだよね?」

「そうだね……場所によってはもっと広く自転車用の道を作ってある場所もあるけどね」

「その細い線の上に車を停めている人がいるね……」

「……なにかの配達をしているトラックだね……確かにあれも厳密には違反だよ」

「これが『曖昧』?」

「……まあ、そうなるか……」

 何気ない会話でも、リンにとっては新鮮なことが多い。

 リンの生まれた国では、交通法規など存在しない。信号のない交差点で交通整理をしているのは警官ではなく、ボランティアだ。そもそも警察という組織が存在しない。

 故に死亡交通事故が起きた場合、どちらが悪いかを決めるのは政府軍である。どんなに轢いた方が悪くとも、そのほとんどが無罪になる。それは、車が庶民のものではなく、上流階級或いは軍関係者の持ち物だからだ。上流階級の人間は、軍関係者に顔が利き、更に賄賂も渡せる。撥ねられた下層階級の人間は、税金もろくに払わず、軍に従事して国の役にも立たないモノである。これが上流階級同士の正面衝突事故でも、結局は多くの財産を持つ者が勝つ。

 そんな国から日本に来たリンにとって、曖昧な日本の決まりごとは不思議で面白かった。

「札幌にきた観光客は『トケーダイ』を見るとがっかりするというのは本当?」

「ああ、それは本当だと思うよ。僕も札幌に越してきた時に見に行ってがっかりしたからね」

 太郎は苗字通りに今は西区に住んでいるが、出身は秋田県である。

「あたしもがっかりするかな?」

「まあ、イメージなんだよ。北海道は自然豊かで、最大都市の札幌でも緑が豊かだと思われがちなんだよね。でも、思ったより緑豊かではないからね……そのほとんど中心部にある建物の周りが木々ではなく、草原でもなく、ビルばかりでは興醒めするんだ。まだ大通にある電波塔の方が周囲より高いからマシかな……これもイメージの問題だけど……」

「そっか……札幌には背の高い建物が多いもんね……山の方はまだ自然が残っていそうだけど?」

「まあ、それでも昨今の登山ブームとか、昔ならスキー、ゴルフブームなんかで、結構開発されているね。リンの住んでいたジャングルに比べると、札幌の自然なんて紛い物に見えると思うよ?」

「そうかもね……でも、シルヴィスと船から降りたあとで札幌まで車に乗ってきたけど、景色は良かったかなぁ……海も近いし……」

 リンの住んでいたヰガル邸周辺は勿論、生まれた村もどちらかと言えば山間部に近く、シルヴィスに船に乗せられるまで海というものを見たことがなかった。故に札幌周辺都市の海沿いは物珍しかったようだ。

ある程度雪が纏まって降る札幌だが、太郎の住む町内は札幌市とは思えないほどしっかり除排雪がされている地区で、冬でも自転車の走行が可能な珍しい場所だ。

「あまり推奨はしないけど、雪まつりくらいは行こうか? そのついでに時計台と電波塔を見に行くかい?」

「うん……かなみやコロンも一緒に行くよね?」

「うーん……かなみは大喜びだと思うけど……コロンは人混みに弱いんだよね」

 元々コロンは単独で除霊活動を行う一匹狼的な存在だった。シルヴィスや太郎、かなみと出会って少しは打ち解けることも覚えたが、女の子特有の群れて行動することが今でも苦手な部類に入る。更に、これは女の子らしい信仰だが『雪まつりにカップルで行くと別れる』というなんの根拠もない都市伝説を、コロンは心の奥で信じている節がある。

 ただ、この街には実際に異世界へのトンネルが開いていたり、幽霊のようなものがいたり、異世界人がいたりする。ばかばかしい伝説が本当であってもおかしくない街なのだ。

「コロンが行かないならやめよう。シルヴィスもいないし、ロクローも帰ってきていない。あたしは……『家族』の思い出がほとんどないから、そういう機会を通じて……シルヴィスの言う平和を満喫したいんだね……ちょっとわがままかな?」

「いや、そんなことはないと思うよ? じゃあ、冬のお祭りじゃなく、夏のお祭りに皆で行こう。その頃にはシルヴィスも一旦帰って来るだろうし、ロクローも顔くらいださないと、かなみもいいかげんキレるだろうからね」

「うん。そうしよう……こんにちわぁ」

 近所の若い女性がペットの猫を抱いて散歩していたので、リンは挨拶する。女性はちょっと怪訝な表情をしたが、太郎の顔を確認すると笑顔になり、挨拶を返してくれた。

「若先生、こんな時間に若い子連れてデート?」

「いやはや……この子は友人の妹ですよ。ちょっと訳アリで暫くウチに住むことになりました」

「リンです。よろしくお見知りおきください」

「あらあら……これはご丁寧に。こちらこそよろしくね、リンちゃん」

 近くの公園まで一緒に行き、猫とリンは戯れた。太郎と女性はベンチに腰掛けている。雪まつり前の札幌は厳寒だが、今日は陽射しもあり、ベンチも乾いていた。

「大分温かくなりましたね……」

「ええ、この分だと今年は春が早いかも知れないですね……先日息子さんにお会いしましたよ? かなり深夜でしたが……明け方と言っても過言じゃない時間帯でしたか……」

「ええ、最近はあの子に札幌のことを任せていますから、私は外出も多いです」

 リンが何気なく声をかけたこの女性こそ、世界三大能力者の一人で、コロンが血まみれで帰ってきた夜に、患者たちの記憶を消して回っていた少年の母親である。そのことにリンが気付くのはまだ暫く先のことだった。

「今日はどのような御用件で?」

「リンちゃんのことで少し気になることを聞きましたので、偵察です。親バカかも知れませんが、ウチの子が結界を中和できないなんて、どういうことかを確かめに来ました」

 女性は母親には見えないほど若い。どう見てもかなみやコロンと同い年にしか見えなかった。しかし、少年はリンと同い年である。計算のまったく合わない親子だが、太郎は不思議とも思っていない。簡単に言うとこの母親は年齢が止まっているのだ。

 世界三大能力者などと大仰に言うと、老人か老婆を思い浮かべるのだが、彼女はこの五百年ほど姿がほとんど変わっていない。最近決まったコードネームは『永遠の女子高生』である。

「それで? シルヴィスの連れてきた逸材はあなたにどう見えました?」

「ええ、あれほど簡単に『私の間合い』に入れた人間は、後にも先にもいませんね。普通の人間は無意識に私を避けますが、彼女は私に気付き、間合いに入り、挨拶までしました」

 太郎はリンが彼女に挨拶するまで、その存在に気付いてすらいなかった。これはシルヴィスの気配を消す隠密能力と同等かそれ以上の能力である。

「鍛えれば、シルヴィスさんやウチの息子を越える存在にも成長できそうですが……」

「シルヴィスがそれを望んでいませんね?」

「そうですね……シルヴィスさんは傭兵という仕事をしているのに、人間同士が争う姿を見るのが嫌いな人ですからね」

「あなたは違うのですか?」

「ええ、私はシルヴィスさんのように人間を愛せません。地球を守る側の守護者の言には聞こえないかも知れませんね」

 猫と遊んでいるリンを眩しいものでも見るように彼女は目を細めた。

「愛なくして、子供は生まれませんよ?」

「私の娘と息子は既に人間外の生物と考えて良いでしょう。シルヴィスさんや他の能力者も、とてもまともな人間とは言い難い存在です。私が愛せないのは、たいした能力もないのに戦いに身を投じる愚かな方々の話ですよ?」

「シルヴィスはその手の愚かな人間も救うと言い、あなたは捨てるべきだと言う……しかし、二人は地球の最終兵器にも認定されている守護者……」

「私としては、そのようなくだらない肩書はさっさと捨て、好きに生きたいと願うばかりですが、他の能力者がそれをなかなか認めてくれませんからね」

「……ひょっとして、これは愚痴ですか?」

「ええ、世界三大能力者も、元をただせばただの人間ですからね。私の出自に関しては不明な点も多く、元々人間ではないという説もありますが……愚痴をこぼすことができるのは、若先生と学園理事長くらいです。彼女を見ていると、そんな気分になるのですよ」

「……理事長先生は別として、僕は本当にただの闇医者ですよ? あなたの言う普通過ぎる人間です。その僕に愚痴はおかしくありませんか?」

「いいえ、おかしくはありません。私が胸襟を開いて話している時点で、あなたはご自分で思うほど普通ではありませんよ? 伊達にシルヴィスさんや鷹刃氏の分家長男と幼馴染ではありませんね……我が家も少しは見習わなくては……さて、リンちゃんの偵察は終了しましたので、そろそろ自分の世界に戻らねばなりません。一応真冬に猫を外で散歩させるのは有り得ないシチュエーションですしね……」

「……リンは僕の家にいても良いという答えで良いのですか?」

「彼女の幼いころからの境遇を見れば、札幌の安全圏であるあなたの家に預けるのが最良の選択でしょう。あとは彼女自身がどう選択するかですね……三大能力者としては、さっさと引退したいのも事実ですから、有能な子供に全てを丸投げしたい気分ではありますが……あなたがリンちゃんの日本語が上達したと考えるなら、学園に預けるのも手段のひとつです。日本で唯一の普通の人間と能力者の『共学』校ですので……一応、私が『開設』した学園の宣伝もしておかなくては、理事長に怒られますからね」

 立ち上がった彼女は悪戯っぽく笑い、リンから猫を返してもらった。

「それでは若先生、リンちゃん。ごきげんよう……」

「猫さん! またねー!」

 リンには見えているようだが、太郎には猫を回収したくらいで女性の姿が見えなくなっていた。

「どうでした?『ミヤ』様。シルヴィスさんの連れてきた新しい能力者の感想は……」

 彼女は抱いている猫に話かけていた。それまで面白くなさそうに普通の黒猫を演じていた猫の目に人間に近い知性が宿り、一本にしか見えなかったシッポが八本に割れる。

「そうだな……単純な殴り合いならばシルヴィスにかなう奴も地球上には少ないだろうが、異世界の生物から見て脅威なのはあの娘だな……魔界に戻ったら我が主にも進言せねばなるまい。俺はもう独りではない」

 その開いた口から流暢な日本語が発せられた。どうやら地球上の猫ではないようだ。

「『諒子さん』に報告しなければならないほどの能力者と考えて良いのですね?」

「俺の見た感じでは、魔界七大王の末席である『鉄朗』王と同レベルに育つ可能性は否定できん。シルヴィスと組むならば、我が主の婚約者である『藤村』殿をも凌ぐかも知れん……まあ、お前もさきほど言った通り、育て方によるがな……潜在能力は一流だ。俺はもう独りではない」

 語尾につく一文はどうやらこの猫の口癖であるらしい。

「それにしても……あの娘を『育てなかった』地区担当のヰガルとか言う小僧は相当なキレ者だな。自分にその器なしと見るや、能力を育てずに自分の命と引き換えにシルヴィスに丸投げする……その日記が読みたくなったわ。俺はもう独りではない」

「シルヴィスさんの頭の中に記憶されていると存じますけど、読みに行ってみますか? それとも私の管轄のこの札幌にある本書を強奪しますか?」

「……どちらも遠慮しよう。シルヴィスとやりあえば、このシッポを四本差し出しても釣りも出まい。そして、お前の管轄での荒行は寿命を縮めるだけだ。そんな愚行をするほど落ちぶれてはおらんよ。それに、あの病院には俺の天敵とも言えるシルヴィスの妹がいる。あの娘の結界内で能力を発動されれば、俺は塵も残らんだろう。俺の命は我が主の為にある。主が死ねと命ずるならばこの命を差し出すが、今回は偵察が目的だからな……俺はもう独りではない」

「なるほど、それがよろしいでしょう」

 このミヤと名乗る猫型の異世界人とリンが日本語で会話するのは、もう少し先になる。


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