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戦争なんて嫌いだ  作者: リンド
5/5

5話・首都

少し遅れてすみません。

あとブックマークに追加してくださった方々、本当にありがとうございます!!

これからもちょこちょこ出していくんでよろしくお願いします!

お久しぶりです。国境のギルドで受付をやっていた、エマです。

あの日戦争が始まって、4年がたちました、戦争はまた膠着化しました。

あの村は、復興は行われず、今は廃墟とかしているようです。

私はあの日、戦争が始まる、30分ほど前に、冒険者の報告で戦争が始まるとわかり、周囲の人に呼び掛けながら避難したため、なんとか無事でした。

そしていま私は、アカリア王国の首都アルスで、またギルドの受付をしています。

「あの子無事かな~?」

そうあの日より2ヶ月ほど前に登録にきた10歳の黒髪の少年、彼はいま行方不明なのだ、他のところに逃げたか、それとも……


そんなことを考えていると、ギルドのドアが開いた、ぼろぼろの真っ黒のコートをきて、フードを深く被っている男と、首輪を着けていることから、その男の奴隷だと思われる、獣人の、そのなかでも犬族と思われる女性の二人が入ってきた。


真っ黒って珍しいわね……それに獣人…しかも犬族をつれてるなんて……………


そう、この国では黒は不吉、そのため、黒い服など着る人はほとんどいないのだ。

そして獣人の奴隷自体は珍しくないが、犬族を奴隷にしてギルドに来るというのは、珍しい、犬族は嗅覚などは優れているものの、戦闘能力はあまり無いのだ、だからエマは、珍しいと思った。


「いらっしゃいませ、本日はギルドにどのようなご用でしょうか。」

「エマさん!お久しぶりです!」

………………………………………………はい?

⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐



ここは首都アルスの入国検査場前




「おお!久々の人里だ!」

「話に聞いていた戦争から4年ですから、ご主人様にとっては、4年ぶりですか?」

「うん?そうなるな。」



というわけで!帰ってまいりました。エクセルです!

いままで、どこいってたんだよ、テンション高いよ!

って思ってるでしょうがしゃあないじゃないですか!

あの日、母が死んだ時、俺は誓った。

『二度と自分から、奪わせない』と……

そしてこの4年間、誓いを守るためには強くならねば!ということで、人々に死の森と呼ばれ、ランク3以上の魔物しかいない森で修行をしてきたわけですよ。

辛かったな~

そんなことを、どこか遠くを眺めるような目をしながら思っていると、


「はい次の奴!」


そんな声がして自分たちが呼ばれた。

「はやくしろ!こっちは暇じゃないんだ!」

「はいはい今行きますって」

「あいつ無礼ですね…やっちゃいましょうか…」

「やめなさいよ?!」

「はやくしろ!」


そうして俺たちは入国検査場に入っていった。


「入国の目的は?」


とさっきの男がいかにも不機嫌そうに言ってきた。


「冒険者でな素材の売却に来た」


「……そうか、もういっていいぞ」


検査ざるすぎね?!


「ああそっちの女はのこれ」

「…なんででしょうか?くだらない目的だったらあなたをけしますよ?」

「だからやめなさいって!」

「て、てめえ、とにかく女はどこに何を隠しているか分からねえからな、俺が調査するんだよ」


そんなことをニヤニヤしながら言ってきた。


「ふざけるなよ?」


エクセルがそう言うと、男は震えだし、椅子から転げ落ちた。


「何事だ!」


椅子が倒れた音を聞き付けたのか、他の者がやって来た。


「あなたは?」

「私はこの検査場の責任者のエクスだ、それでいったい何があったんだ?」

「この検査場では、女はどこに何を隠しているか分からないからと言って、女性だけ個別で調査するんですか?」

「む?いやそんなことは無いが…」

「今この男はそれをやると言ったのです、だから『ふざけるな』と言っただけです」

「なっ、お前どういうことだ?!」

「ひいっ」

「お前からは、あとでたっぷり話を聞かせてもらおう、さてあなたがたには、家の者がすまなかったこんなことがあったあとだ、改めての検査は必要無いだろう、通ってくれてかまわない」

「そうか、来てくれて助かった…行こう」

「はい」


こんな一悶着はあったものの、無事エクセルは街に入れた。


「ご主人様このあとはどういたしますか?」

「そうだな、何か買おうにも、金が無いからな、まずは素材を売りに行こう」


そうなのだ、4年も山籠りしていたため、金は持っていないのだ。


「というわけでギルドに来たわけだが…流石は首都のギルドだけあって、でかいな…」


さて入るか…


入ってカウンターの前に行くと見たことのある顔がそこにいた…

「いらっしゃいませ、本日は当ギルドにどのようなご用でしょうか?」

「エマさん!お久しぶりです!」

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