二話・転生
「僕は神だ偉いんだぞ~崇めろ~」
は?いやいや、まあ確かに俺は死んだと思うよ?けどなんで俺のとこなんかに神がくるわけ?てかそもそもこの子が神な訳ないじゃん。うん子供のいたずらかな?
「むむ、僕が神だってことを疑ってるな?むむどうやって認めさせてやろう…」「?!」
あれ?俺ことばに出して言ってたっけ?!
「うん?ああ君の言葉は言わなくても、こっちに聞こえるよ?なんたって僕は神だから!」
そんなことを言っている神(?)の後ろの空間がぐにゃっと曲がりそこから女性が出てきて流れるように……ドカンという痛そうとかそういうレベルではない音でげんこつを落とした。
「いった~何すんだよ~」
「何すんだよ、じゃないです、客人がくるとすぐ調子にのって…いつも言っているように威張らないようにしてください、威厳が失われてしまいますよ?」
「う~、いつもうるさいな~、あっ、すみません威張ったりしないんでその手を、しまってください。」
「まったく…ああすみませんあなたが今回の転生者の方ですね、はじめましてこの子供のような神の付き人のようなことをしているものです」
「あっはい、よろしくお願いします…って転生者ってなんですか?」
「神様?まだ説明してなかったんですか?私わてっきりもう終わっているものだと思っていたのですが…」
「あっ、はいすみませんでした、いまから説明するんで、許してください、というわけで説明しま~す、んと自分が死んだことは理解してるんだよね?」
コクン
「なら、そこの説明はいいね、簡単に言うと、君たちの世界の人間が、始めた世界を巻き込んだ戦争のおかげで、地獄とか天国とかが、もう満員に近いらしくてねそれで、閻魔に『もう天国と地獄には、あんま入んないから罪がほとんど無いものとかそっちに送るから適当に、転生でもさせといて?』って言われちゃってねんでその中の一人に君が選ばれたんだよ、説明って言ってもこんなもんだけど、なんか質問ある?」
おおまじか、てか閻魔軽くね?
「ご心配なく、ほんとはもっとしっかりした依頼でしたから、このバ神が、勝手に言い換えただけです。」
「バ神ってなんだよ~まあいいけど、んで質問は?ないならもう送っちゃうけど。」
「あっ、はいえっとさっきの内容だと、俺意外にも転生した人がいると思うんですが、その人たちは、今から俺が行く世界にもいるんですか?」
「ううん、いないよ宇宙の星が無限にあるように、世界もほぼ無限にあるからね、ある程度は分けられるんだよ。」
「そうですか…ちなみに、俺がいく世界はどんなとこなんですか?」
「うんとね、剣と魔法がある自由な世界だよ!君も自由に生きれるように頑張ってね~」
「魔法?えっと西洋の方の伝説にあるものでいいんですか?」
「うんその認識でいいと思うよ~もう質問はないかな?…それじゃあ転生させよう思うけどその前に、神である僕からのプレゼントだよ~君には、『創製魔法』というユニーク魔法をあげることにしよう、無機物のものならなんでも作り出せるって言う、魔法だよ~あっちなみにユニーク魔法っていうの、は全ての人が持っている訳では無いけど、たまに持っている人が出てくるくらい、レアなんだぞ?僕に感謝しろ!」
「えっと、ありがとうございます。」
「うんうん、さてそれじゃあ異世界に転生してもらおう、ああいい忘れてたけど、君の意識が覚醒するのは1才の誕生日のあとだからね、あともし僕に聞きたいことがあったら教会で目をつぶって僕のことを思えば、こっちにこれるようになってるから、遠慮なく来てね~」
「はい、ありがとうございました。」
「うん、またね~」
そんな声を聞きながら俺の意識は消えていった。
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石神を送り出したあと神界では。
「よかったんですか?嘘をついても。」
「うん?彼に神になる素質があったから異世界に送ったって話?いいのいいのなれるとは限らないし、変にそんなこといって、彼が変な方向に育っていく方が、厄介だからね~」
「はあ、まあそれで良いのならそれでいいんですが、きをつけてくださいよ?」
「大丈夫大丈夫!」
想像以上に前回が短かったため出しましたお願いします。