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還ってきた日常

初めての投稿なので、見辛いなどの不満多々あると思います。

少し長めですが、ちょこちょこ続き書いていくので、よろしくお願いします!!

【ある日、石を拾った。何の変哲もない石だった。少年たちは別々の形の石をそれぞれ持ち帰った。・・・・・・・・・・・・・・・・。そしてその石の持ち主は夢を見る。永久に覚めぬ夢を・・・。】


8月1日、地震の影響で夏休みが延期してしまった。しかし、とうとう俺たちにも長い休みが手に入ったのだ。学校がないからと言って暇になるほど、俺はクサレではない。

「さ、いつもの場所に行くか・・・。」

そういって俺は、少し笑みを漏らしながら走っていった・・・。


学校から少し走ったとこに昭和スタイルな公園がある。土管に井戸、まさに昭和だ。俺たちはいつも学校が終わるとここで遊んでいた。今日もその予定だ。

「遅いぞ、ジロン!」

公園に着いた瞬間、遊び仲間の声がした。

「みんな早いね~」

「たりめぇだ!俺様はココで遊ぶのが1番の楽しみだかんな!!」

元気いっぱいの少年こそ、我らのリーダー「ボス」こと、「三舟俊丸」だ。

「学校での生活をおろそかにすると、将来痛い目に会いますよ?」

冷静沈着の少年、頭がいいから「首席」と呼ばれており、本名を「工藤晃」と言う。

「ハハ!言えてるね!ボスは成績悪いもんね!」

「うっせー!お前も俺とたいして変わんねぇじゃねえか!」

今怒鳴られたほうが、イタズラ好きの少年、「サル」と呼ばれる「木山猿吉」。

「みんな相変わらずだなぁ」

そしてこの俺、「ジロン」こと、「神名次郎」。得に何のとりえもない、いわゆるフツーの奴だ。

「あとは、アイツだけだな!」

ボスが仕切るように、大声を出す。その声に反応するように、1人遠くでこちらに向かって走り出した。


「ごめ~ん、遅れちゃった♪」

最後の1人、俺たちと遊ぶ女子「工藤玲」が走ってやってきた。

「みんな待っちゃった・・・?」

玲が気にしたように言うと、

「玲、だい・・・」

「いーや!今みんな来たとこだぜ、玲ちゃん!」

晃の言葉がボスの大声でかき消された。

「そうなの?じゃあ、大丈夫だね☆」

「おう!安心してくれぃ!」

ボスはホントにこの遊びが好きと見える。ほんの30分の遅れも気にしないなんて。

「次郎君も気にしてない?」

「あ、う・・・。」

返事を返そうとしたら、

「さて、今日の遊びを発表するぞ!」

またボスの大きな声でかき消された。たまには静かに喋ってもらいたいものだ。


「つい最近大きい地震があったろ?その影響だと思うんだが、井戸に大きな横穴が開いてたんだ!今日はそこに潜入するぞ!!」

「「「「おー!!」」」」

遊びはたいがいボスが決め、たまに他の人が決める。そうしてちょうどいいバランスが生まれる。

みんながゆっくり、井戸に降りていく合間にさっき言いそびれたことを玲に伝えておこう。

「玲、さっきのことなんだが、俺は気にしなかったぞ?」

「あ・・・。うん、わざわざありがとう・・・。」

なぜか玲は少し顔を赤くしていた。何か思い出したのだろうか?

「早く降りてこいよ2人ともー!!」

サルの声がする。

「あ、うーん!今スグ降りるよー!!行こう、玲」

「うん!」

少し急ぎめに井戸の中に降りていく。


まだ、このときは何も知らない。

早急に引き返すべきだった・・・。


どうでしたでしょうか?まだまだ未熟ですが、頑張りたいと思います!

感想、アドバイスなどをどしどしおっしゃってくれると助かります!


みなさんの書き込み、お待ちしております!!

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