あたしのホライズン
強い呪文みたい。
地平線と水平線のもうひとつむこうにある
それがあたしのホライズン
こっちからはむこうが見えないけど
むこうからはこっちを ちらちらのぞいてる
それがあたしのホライズン
あたしがめざして歩いても
ちっともたどりつけないくせして
あたしが日和って逃げ出しても
どっかに消えてなくならない
つかず はなれずのおつきあいをのぞんでる
それがあたしのホライズン
高いビルや 広いショッピングモールにとりかこまれて
世界がひらけてなかったら
うえをみあげて 青い空と
あたりをみまわして あんたをさがすよ
雲のどっかの切れ間に 青い空が見えるように
ビルとショッピングモールのどっかの切れ間から
きっと あんたも見えるはず
それがあたしのホライズン
そしてだれかのホライゾンよりも
ちょっとかっこいい響き
それがあたしのホライズン
「ゾ」でもいいですよ。