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城壁のガンナー  作者: tw
36/60

36.スキルと開戦


レベルが30になった事でスキルのスロットがまた一つ解放された




ラインハルト・ミューラー

     *

レベル 30


HP 158

MP 679


筋力 91

速力 113

魔力 185

知力 147


適正 ★ 魔法銃士(ウィザードガンナー)

スキル ☆ウォール&バレット〈熟練度4〉

    ☆マルチチャット〈熟練度2〉

    ☆ワールドディクショナリー〈熟練度1〉

    〈       〉



装備  ミスリルの短刀+2

    ミスリルの短刀+2

    リボルバーの魔法銃+3

    スナイパーライフル+1

    魔法のコート

    グレードライノスの胸当て+1

    ミスリルのガントレット

    グレードライノスのロングブーツ+1




筋力以外は3桁になっている



そして新スキルがワールドディクショナリー


世界辞典?であってるよな?


ビクターの鑑定の上位互換みたいな性能だ、人やモンスターの詳細なステータスなどを見る事ができる


もちろん物品の鑑定も可能だ、熟練度1でコレなら上がった時が楽しみだ、知力が異常に上がった理由もこのスキルの効果かも知れない




ウォール&バレットも熟練度4に上がって性能が追加された、それが〈建築〉だった


今までは壁を組み合わせて小屋や櫓を作っていたが、イメージした建物を作れる様になった、余り大きな物を作るとMPをバカ喰いされるから余裕のある時のみしか出来ないが、俺1人でも砦を3日ぐらいで建築可能になったよ



更にマルチチャットの熟練度も上がって、こちらは

会話用の登録が20人に増えた、正直枠の数に不安があったので助かる



短刀なども新たに打ってもらい新しくなっている、クランで作ったコートはオリハルコンなどを使った為が魔法防御に高い性能を持つ


グレードライノスのシリーズは物理攻撃に対して高い性能があったので作成してもらった


魔法のコートとライノスシリーズで物理、魔法両方に対応出来て、しかも軽く動きやすい為にクランのメンバーにも同型のシリーズを作る予定だ



ミスリルのガントレットだけは、余りのカッコ良さに負けて買って使用しているのだった



基礎魔力が上がった事でアイテムボックスの容量も広がっている、イメージ的には体育館ぐらいかな、大体こんな感じに成長した



それで俺のレベルは順調過ぎる程の速度で上がったが、他との兼ね合いでスナイパーライフルを貸してモンスターを狩って貰おうと思ったのだが、他人には使用出来なかった、どうやら俺専用の武器だった様だ




6月中旬


マルコ達の加入式が行われて、正式にクランのメンバーとなった


蒼炎のメンバーは俺から送られたコートに喜びと言うより、興奮していたよ


俺達クランのコートは他の地域でも話題になっていて、それを着る事に憧れ的な感情があった様だ、コートやクランの名前に負けず、頑張って欲しい




この日はビクターも来ていたが、どうやらメインの目的は式では無く、俺と話す事だった


そしてビクターから、予想外の話を聞かされる、その内容が王国の東南部に隣国からの侵略が行われる可能性が高まっているとの話だ



『え?侵略?、それって他国が王国に対して攻めてくるって事だよね』


「それ以外に何があるのだ」


『理由は?、攻めて来るのにも大義名分が必要なんじゃないの?』


「大義名分とは言え無いが、理由は王国が魔法陣を始めとした研究成果を独占しているのがお気に召さないらしい」


『はぁ?、なにそれ、東南部に来るって事は相手はバハール共和国だろ?、そいつ等アホなの?」


『子供がおもちゃを買って貰えなくて駄々をこねる代わりに攻めて来るって事?、情報は流しているだろ、自分達で研究しろよ!』



「ラインハルトは面白い例えをするな、今度バハールの連中に手紙を出す時に書かせてみるか」


『例えはどうでもいいけど・・、で?俺にどうしろって言うのさ』


「ああ、ラインハルトは話しが早くて助かる、ラインハルト達には冒険者としてでは無く、義勇兵として出陣してもらいたいのだ」


「・・冒険者では国同士の戦争には介入出来ないからだな』


「そうだね、本当はラインハルト達に戦争での事とは言え、人殺しなんてまねはさせたく無かったが、今回は私も指揮官の1人として参戦する、ラインハルト達には私の指揮下に入ってもらいたいのだ」


「もちろん、参戦するか拒否するかはみんなの判断に任せる、希望者を募って貰いたい、出来ればクラン以外の冒険者にもね」



今後、貴族達との争いに介入するなら人との戦闘は避けて通れないか・・




『わかった、とりあえずクランのメンバーに話してみて、参加するメンバーに他の冒険者達を勧誘してもらう事にしたい』



「・・すまないな」


『俺がやりたい事をやる為には避けては通れないからな』




式典後に俺は幹部達を集めて、王宮内のクラン施設でこの事を話した



「私達の研究が元で戦争になるのね、なら私は参加します」


「アタシもヤルよ、情報はタダで流してるんだ、文句を言われる筋合いはナイね」



こうして各パーティーで話し合ってもらい結論を報告してもらう形となった





早ければ8月の中頃には攻めて来ると言う事で、王国もその対応に動く


まず始めたのは攻められるであろう王国東南部の拠点に魔法陣を設置して移動手段を作る事だった


また、王国から俺への指名依頼で東南部の拠点を要塞化する、ベルグラットでの様子を聞いた国王直々の発案だ



更に時間的に余裕が有れば国境の周囲に、壁を作り侵入事態を諦めさせる為の施設を作る予定となっている




みんなの結論は3日後に来た、蒼炎を除く全員の参加が決定した、蒼炎に関しては参加すると言っていたが、俺が認めなかった


まだ学園を卒業して3ヶ月も経たない中で対人での戦争よりモンスターとの戦闘を経験して欲しい、との理由と単純に連れて行きたくなかったと言う理由もあった



そして他の冒険者達はCランク以上のメンバーが国内で80人程参加してくれる事となった


国王からの声がかりで国内唯一のSランク冒険者のリアム・ダバエルの参加もあった



この冒険者達の部隊は義勇軍としてビクターの指揮下に入る事となる





俺は8月10日までひたすら拠点の要塞化と国境付近の壁作りを続けていた、その甲斐あってかなりの範囲で壁を作れ、そして見張り塔をその壁の内側に10棟作る事が出来た


国境の壁の高さは10メートル、距離は50キロに及ぶ


水利の問題などで壁を作れない所は、見張り用の拠点を新たに作ってある




そして8月24日


●バハール共和国からブルグムント王国への宣戦布告がなされた、その内容が笑える



・ブルグムント王国は有益な魔法に関する情報を独占してある事はけしからん


・我ら周辺の諸国間、共同で研究をして利益も共有するべきだ


・それが受け入れられなければ武力を持って是正させて頂く




◯その宣戦布告に対して王国からは



・情報は与えたのだから勝手に研究しろ


・自分達で研究もしないで成果だけ寄越せというのは馬鹿の発言以外の何者でも無い


・その馬鹿が玩具を与えて貰えない、子供の如き泣き言は聞くに耐えない


・どうしても武力を持って侵略すると言うのなら此方も相応の態度で向かわせて貰う




かなりマイルドな表現にしてあるが、大凡この様なやり取りがあった



バハール共和国はおもちゃを寄越せ、さもないとやっちまうぞ!コラァ〜と言った形で


ブルグムント王国はオゥ!オモしれ〜事言うな!、来るならコイ!コッチだってヤッてヤンぞ!と言い返した




さて、少し真面目に話そうか


コレにより、戦争は最早避けられない状態となる



バハール共和国は1万の兵を集めて、王国東南部のゲルダントと言う地方へと進軍する



一方王国は7千の国軍にゲルダント地方の領軍が千名程で、俺達冒険者の義勇軍が約130名、俺が作った壁の近くに、いくつかの拠点を新たに作成して前線とした





9月の初旬


俺達は作った見張り塔の1つを〈城壁〉のメンバーのみで守っている


もちろんビクターは後方からの指揮だ


俺はその塔と壁を改装して壁のこちら側だけは人が立てるようにして壁を盾代わりに使いながら攻撃出来る様にした、すでにこれは城壁を使った戦い方だ



俺は塔の上からバハール軍の指揮官らしき人物を探してはスナイプしている



1人目を撃った時の感覚は一生忘れないであろう、俺が撃った事でその人物の頭がざくろの様にはじけて消えたのだ、この感覚に慣れてはならない


元々はスナイパーには風属性の魔石にしていたが、今回は、相手の恐怖心を煽る為に火属性の爆裂弾にしている



俺の他にも魔法などを使って相手を削っていく




相手からすると今まで無かった壁が出来ていて、近くに寄る事さえ出来ない有様だ


完全にこんなはずじゃ無かった、と思っているのだろうが、此方に仕掛けて来る以上その対応をしなければならない、此方がヤらなければ、此方が相手にヤられるのだ



自分と仲間と国民が被害に遭うぐらいなら、俺は、俺達は相手を、敵を討ち取る事を選ぶ



この周囲の指揮官らしき人物はあらかた片付けた、一般兵は仲間や指揮官の頭が弾け飛ぶ様を見て、戦意などすでに無い


だが後退もしない、どうやらこの辺りの大将は前進しか許可しない無能らしい、魔法を放つ素振りをするだけで俺や仲間から狙われるのだ、そんな所でやる気を継続させられる訳が無い



結果的に相手側は兵達が敗走して行く



その時、敗走する兵達に向けて後方で待機していた部隊から矢と魔法が放たれた、味方だったはずの部隊から攻撃を受けた兵達は完全にパニックに落ち入り、蜘蛛の子を散らす様に周囲にバラけて逃げる



俺達は攻撃の手を止めて見守る形になった




相手側の兵達は逃げ惑う、自軍の仲間だった者達に容赦なく攻撃を加える、反吐が出そうな侯景だ





そして前線にいた部隊がほぼ壊滅すると後方部隊は、後退してひとまず戦局は停滞したのであった






何しに来たんだよ、本当に



仲間達に攻撃されていた兵達は、一体どんな気持ちだったのか・・




俺は絶対に出ない答えを探していた


読んで頂きありがとうございます


私の勘違いがあり、パーティー〈勇者〉のリーダーは名前をリオンに変更しました


今後には名前が一度出る予定です、名前だけですが

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