18.成長と証
もうすぐダンジョンでの実習が始まる
俺達は合宿で倒した魔物の素材をもとにそれぞれが新しい装備も揃えた、マリーナとアーデルハルトは分け前を辞退してくれたのでその分俺達の装備を充実させる事が出来た(アーミーワプスの蜂蜜は除く)
俺達の現在の装備含めたステータスは
ラインハルト・ミューラー
*
レベル 12
HP 59
MP 385
筋力 52
速力 71
魔力 97
知力 68
適正 ★魔法銃士
スキル ☆ウォール&バレット〈熟練度2〉
・ウォール
頑丈な壁を築く
(壁の強度は魔力に依存する)
(使用MPを増やす事で強度、又は大きさを変える事が出来る)
・バレット
魔力の弾丸を発射する
(属性を付与出来る)
(使用MPを増やす事で威力、又は大きさを変える事が出来る)
・ガンスミス
レベルアップか魔獣を撃破+αで稀に魔法銃をドロップするが内容はランダム
〈 〉
〈 〉
〈 〉
装備 ミスリル合金の短刀+1
ミスリル合金の短刀+1
リボルバーの魔法銃+3
リザードエイプのコート
合金の胸当て
合金の籠手
合金の脛当て
リザードエイプのブーツ
武器の後ろに付いている+1などは素になる道具に加工して新たな性能を付けると表示される
ミスリル合金の短刀はロッドの代わりにも使えるようにした為に付いた
魔法銃は魔石をリボルバーに込めた事で付いた、火、風、土の魔石を装着
リザードエイプの装備は魔法と物理攻撃に少し耐性が有る、コートとブーツ共に色は黒、素材は前に討伐した物を使用
ビクター・ブルグムント
レベル 8
HP 38
MP 184
筋力 27
速力 33
魔力 59
知力 58
適正 ★念術師
スキル ☆万物の破眼
☆忌念の授封
☆念導
装備 隠者の錫杖
破魔の鎖
加護のローブ
ミスリルの腕環
耐性の指輪
飛竜のブーツ
ビクターは装備は全て王家から持って来た
そして13歳になり☆念導と言うスキルが解放されたとの事でこれは手にした物をMPを多少消費して操作する能力
と言う事でビクターが選んだのが破魔の鎖、この鎖で拘束も出来るが先端に有る鏃の様な分銅で相手を刺すと確定で筋力、速力、魔力に対してデバフをかける事が出来る、効果時間は1分
☆万物の破眼は鑑定スキル
☆忌念の授封は障壁とバフをかけるスキル
ミハエル・ベルガー
レベル 9
HP 105
MP 37
筋力 81
速力 38
魔力 32
知力 47
適正 剛衛士
スキル 金剛
装備 合金の槌
手投げ斧
黒鋼の盾
合金のフルメイル
防魔のブレスレット
ミハエルのスキルはHPが半分を切ると発動出来る能力で全ダメージ半減、そして筋力、速力が倍になりダメージ貫通効果、ノックバック効果をレジストする
武器は片手剣から合金の槌に変更した、ノエルとの試合をして剣のような切りつける武器より打撃武器の方が合いそうだと思い変えた
合金の槌はハンマー部分と反対側がピッケルをまっすぐにした形状になっていて岩や壁も破壊出来て硬いモンスターも殴って刺す事が出来る
黒鋼は黒炎石と言うファンタジー鉱物を鋼に混ぜる事で硬度が上り火魔法の耐性が付与される
エミリー・マイアー
レベル 9
HP 68
MP 64
筋力 61
速力 58
魔力 49
知力 63
適正 ヴィズリルの乙女
スキル 戦場への誘い
装備 ミスリル合金の長剣
投げナイフ5本
合金の胸当て
合金の籠手
合金の脛当て
リザードエイプのブーツ
ヒュドラのネックレス
エミリーはステのバランスが良い、スカウトの能力もある事を考えると本来は前衛より中間でバランスを取る方が有ってるのかも
それにしてもヴィズリルの乙女ってアレだよね?、ヴァルキュリアとかワルキューレとかの別称だったような?スキルの名前を見ても合ってそうだな
スキルの戦場への誘いは現状、近接戦や索敵の能力が上がる
ゲームとかだとゴリゴリの戦闘タイプか司令官タイプが多いけどこれからスキルの熟練度が上がると新しい能力が出て来そうだ
フェリックス・ロイエンタッド
レベル 8
HP 35
MP 196
筋力 24
速力 36
魔力 57
知力 49
適正 水魔術士
スキル 氷結印
装備 アクアロッド
魔術士のローブ
合金の胸当て
リザードエイプの籠手
リザードエイプのブーツ
うん、こんな感じ
リナ・シュミット
レベル 7
HP 21
MP 164
筋力 18
速力 36
魔力 59
知力 71
適正 救導者
スキル 神降の光
装備 救護の杖
救護のローブ
革の胸当て
救護のブーツ
守り手の指輪
リナはレベルはみんなより低いが知力は誰よりも高い、装備の救護シリーズはリナの親父さんが知り合いのツテをフルに活用して作った一品だ
適正、スキルの名前がなんか凄そうなのだが、神職者にはそれなりにいるらしい
さて、学園が管理しているダンジョンは古代の地下施設がダンジョン化したもので、地下10階まである
今日はS とAの2クラス、10パーティーが参加する
各パーティーに1名の先生が随伴して活動するが、先生の随伴は生徒達の成績次第で無くなる、随伴が継続されている内は4階層までしか行けないが
随伴が外れたパーティーは自分達でどこまで行くかを決定出来る、免許皆伝的な感じかな
俺達の随伴はノア先生だった、ガーゼス先生で無かった事を神に感謝する
因みに参加する10パーティーの内、正式にパーティーを組んでいるのは7組、後の3組は決まっていなかった者達を先生がバランスだけを考え振り分けた
俺達城壁がダンジョンに入るのは1番最後だ、最初の2階層にはF、Gランクの魔物しか出ない俺達では経験にもならないので、魔物の数が多い最初の方は経験の浅いパーティーが優先で入る
中に入るとダンジョン化した施設は凄かった
地下に降りていく細い洞窟の様な階段を抜けると、岩盤ごとくり抜かれた様な広いドーム状のスペースがあり、ソコには石材で出来た神殿風の建築物が建っている
その神殿の様な建物の中からがダンジョンになっていた、しばらく警戒しながら進むが魔物は1匹も出てこない、先行したパーティーが倒したのか、元々この階層には魔物が少ないのか分からないが
更に進むと2階層へ降りる階段があった・・
練習にもならないじゃん!!
2階層は神殿内部の建物では無く、人工的な洞窟?のような作りになっていて高さ2メートル幅3メートル程の洞窟が迷路の様に入り組んでいる
俺とエミリーの探査魔法で警戒はしているが
「全く魔物がいね〜な」
「これでは実習の意味がないわよね」
とフェリックス、エミリーが文句を言う
「安全に進めるのは良い事ですよ、ただし気を抜いたりしない様にね」
とノア先生が嗜める
しばらく進むとようやく魔物の反応があった
エミリーが「この先を曲がった所に何かいるよ」
俺達は警戒して曲がり角から除くと
「ビックラットね・・Gランクの」
とりあえずリナがウインドハンマーで倒した
多少でもリナの経験値の足しになればと言う理由で
それから俺達は大した戦闘も無く4階層の終わりまで辿り着き5階層への階段を見つけて本日の実習は終わりとなった
「私達は何の為にここまで来たのかしら?」
「確かにね、僕達ほとんど戦って無いからね」
普段は余り自分の意見を言わないリナとミハエルが思わず言ってしまう程だ
『まぁ帰るまでが実習だよ、気は抜かないでね、本当にやる事無かったけど』
俺は一応リーダーと言う事になっているので声をかける、本音が漏れたが
地上に戻り、指定の場所に着くと何人かの生徒が怪我の治療を受けていた
他の生徒の処にはそれなりに魔物が出たようだ
俺達は運が良いのか悪いのか分からないが無事初日の実習を終えた
ノア先生が「君達は次回から随伴は無しになるから、自分達で安全を確保しながら行動してください」
『正直、何もしてないのですが?』
「確かに戦闘自体は少なかったが、ダンジョンを進む中で警戒のしかたや、パーティーとしての連携などを見て判断したよ、まあ君達は初めから今日だけの予定だったけどね」
普段の自主練などで俺達の実力がわかっているからかあっさりと免許皆伝をもらう事が出来た
下層にいけばDランクの魔物までは出る
気を引き締めて次回の実習を頑張ろう
ここまで読んで頂き本当に有難う御座います




