第一話「一人で食べるのはさびしいなぁ」
さてさて、笑い話(爆発)も終わったところで。
なんでCクラスから別のクラスになってしまったのかというと。
「...設備弁償して?」
「無理です」
という理事長とのやり取りがあった後に。
「無理ならしょうがないなー、あっはっはっは」
「しょうがないですねー、あはははは」
というやり取りがあって。
「退学ね?」
「すみません、許してください」
という流れとなり。
「それじゃあ、君をAクラスに送り込んで更正させる」
「無理だと思いますけど、それで退学免れるなら」
という結論に至った。
え?なんでそれで許されるのかわからない?ここは頭を使う場所じゃありません。
「というわけで、Aクラスになりました御旗純鉄です」
クラス中がざわ...ざわ...している、当然か。このクラスは至ってシリアスだから。
「えっと趣味は読書で、家ではのんびりしてますかね」
至って当たり障りのない自己紹介を終えて、空いている席に座る。
さて...
「ピザでも食いますか」
俺は机の中から宅配ピザを取り出して、食い始めた。
「「「...何やってんのおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!?!?」」」
驚愕の声がクラス中に響き渡る。
「あ、皆さんも食いますか?」
「「「食わねーよ、そんなもん!」」」
俺はキンキンに冷えたピザを一人でさびしく食うことになった。
あーさびしいなぁ。さびしいなぁ。
あ、そっか。
「よし死のう」
「「「なにがどうなってそうなった!?」」」
そして俺は冷えたピザで自分の体を一突き。俺は絶命した。
そしたら分裂した。俺は二人になった。
「「よし食おう」」
「「「......」」」
皆は唖然としていた。