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ギャグだから死んでも転生は必要ありません  作者: 焼き餃子
第一章 学園崩壊のお知らせ(爆発)
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第十七話「真剣勝負だ!」「まずはコイントスで勝負な」「うん」

俺は服の袖をちぎって、自分の首に巻き付けた。

「ん、させるか」

それを見た白髪の少年は手で空気をふわっと扇いだ。

するとありえない程の突風が吹き荒れた。


「あ、袖が...」

ブチんと布と一緒に純鉄の首も飛ぶ。


「「「......」」」

周りが全員絶句する中で、壱岐がついでで足がもげていた。


「いでっ」

そして突風によって白髪の少年より後ろから飛んできたのはボーリングの玉だ。え?なんで少年が出した風が後ろから吹いてくるのかって?空間が繋がってるんでしょ(適当)

そしてボーリングの玉の三つの穴から液体が漏れ出てきて...それは俺になった。


「いてー」

白髪の少年が痛がっている間、復活した純鉄の足がボーリングの玉で潰される。

「ああぁぁぁ、いでえぇぇぇぇ!」

「なんででしょうね、いつも死んでる場面見てるはずなのに、あーやって比較対象がいると悲痛に見えてくるわ」

「最初から悲痛だったと思うんですけど...」

そのふざけた戦闘をぼーっと眺めている有栖川と天見。壱岐は足から多量の血を吹き出して死亡寸前だ。


そして俺はというとボーリングの玉にすりつぶされて死んでいた。

その瞬間、俺の死体を中心に蟻地獄が出来上がる。

白髪にはすぐさま脱出されたが。


「あれ?壱岐さんはどこに...」

「あ、有栖川さん...あれ!」

代わりに壱岐が引っかかった。


その様子を見ていた有栖川、一言。

「これ、終わるのかしらね」

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