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ギャグだから死んでも転生は必要ありません  作者: 焼き餃子
第一章 学園崩壊のお知らせ(爆発)
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十二話「授業って眠くなるよね」「なるな」「寝るわ」「それじゃあ、お前の教科書売っ払っておくから」

今は授業中だ。国語の授業。俺は難しい文章や言葉が大嫌いだ。だから寝る。

特に勝手にAクラスにされてからは授業が本当に意味わからん。なにこれ?


「御旗君、ちゃんと聞いてた方がいいわよ?テストに出るらしいから」

有栖川が注意してくるも俺はどうもやる気が出ない。


「んなこと言ったって...どうせ勉強しても赤点確定だし...やっべ、そう思うと涙が出てくる」

「泣くぐらいだったら勉強すればいいのに...」

そして俺は泣き続けた。泣いて泣いて泣いて泣いた。

「オチが見えたんだけど」

その言葉と同時に俺は干からびた。

俺の心肺は完全に停止した。


「先生、御旗君が死んでます」

こいつ、俺の処理に慣れてやがる。

「えぇ!?それ、どうしたらい―――」

次の瞬間、俺は黒板を突き破って現れた。

クラス中から恐怖の悲鳴が聞こえる。

「先生」

「え...なに...?」


俺は先生に聞いた。

「黒板壊れたから、授業って自習になりますよね?」

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