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第1章 4依頼と一息

今回は多めにしましたけど、それに比例して投稿が遅くなりました。


僕は殺し終わった盗賊たちの死体を踏み潰しながら彼女たちのもとに向かった。だが、騎士と侍女は限界だったのか途中で気絶してしまった。それはいいとして


「おまたせ♪残りの盗賊たちは君たちに任せるけど...嫌なら僕が殺ろそうか?」

「いえ、私がやります。」


彼女は決意にだが狂気に満ちた目で盗賊たちのもとに迷いのない足取りで近づき、僕が回収し、予め渡しておいた短剣で彼らを切り刻んていった。


「嫌だア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!」

「痛いッ!痛いッ!」

「ギャァァァァァァ」


彼らの断末魔が森に響き渡る。それを彼女は無言で、けど笑顔で執拗に短剣で切り刻んでいく。皮を剥ぎ、鼻や耳を削ぎ落とし、眼球をほじくりだしたりと選り取りみどりに。


数分後には恐怖と激痛で廃人と化した盗賊たちの死体と身体中を愛(血)まみれになりながらも満ち溢れた笑顔をしていた彼女がいた。


そんな姿に僕はつい見惚れてしまった。『 これが君の愛。素晴らしい!』


「お待たせして申し訳ありません。私の名前はアリス・マギア・レルフォード。そしてそちらで気絶しているのは、騎士の方がリン・ベルモット、侍女の方がノーラといいます。2人が肩代わりしてくれたので私は大丈夫ですが...彼女たちは...後でキツくいわないと【自分を大切にしなさい】って。」

「そうだね。」

「それとここで話すのは得策ではありません。一旦場所を変えましょう。手伝っていただいてもいいですか?」

「構わないよ」


アリスは結構しっかりしてるみたいだね。せっかく助けたし、願いも聞いてもらえてないし、しばらくは目的も決まらなそうだし、一緒について行こうかな。


僕達はリンとノーラを盗賊たちの馬車に乗せいくつかの戦利品などを回収し、馬車を走らせた。


さっきの道に戻り、街のある方に馬車を走らせ30分ほど経過した頃。アリスとの話を始めた。


「それではレン様この度は本当にありがとございました。」

「いいよ。それと僕に様はいらない。レンでいい。僕も君たちには感謝してる。」

「なぜですか?」

「僕の【願い】を聞いてもらえるから♪」


彼女は少し苦笑を漏らした。


「それではレンの【願い】とは何でしょう ?」


僕は真剣な眼差しを彼女に向けこう告げた。


「この【世界について知りたい】」

「...やはり【異世界人】でしたか」

「この世界では異界人はポピュラーなのかい?」


あまり驚いた様子はなかったからそう思ったんだけど


「いえ、そこまでポピュラーという程ではありません。少し前にも聖国(せいこく)にて【勇者召喚】が行われたという話もあります。なんでも、レンのように見たことも聞いたこともない【スキル】を持っていて、容姿はレンと同じ【黒髪】であることです。」


なるほど。この世界には僕以外の異世界人がいるのか...ニヤリ


「どうかしました?」


アリスが僕が何も言わないことに疑問を覚え、僕の目の前で手を振る。


「ああ、ごめんごめん。ちょっと考え事をね。」

「そうですか?」

「そうそう、この世界には黒髪の子っていないの?」


僕の質問にアリスは少し考える素振りをしてからハッとなにか思い出し口にした。


「確か【(あずま)の国】別名゛和国゛には黒髪のひとがたくさんいるらしいです。なんでも

昔、勇者召喚された人が作った国らしいですよ。」

「興味深いね。今度暇なら行っみようかな」


この世界の文明レベルってどれくらいなんだろうなぁ。国事に後々調べておかないと。


「それじゃあ次の質問。君はなんで森に居たの?護衛も少数で、そしてなぜ襲われていたの?」


僕の質問に彼女は少し歯噛みし、数秒...。そしてなにかを決意しこう口にした。


【説明中〜♪】


彼女は涙を流しながらも真剣な眼差しを向け告げてくれた。


「これからアリスはどうするの?」

「私はマギア王国を奪還するために隣国のヴァザール森国に救援の要請し、【戦争】を起こします。でも、すぐにできるわけではありません。例え何十年経ってでも必ず奪いかえしてみせます。」


なるほど...面白そうだなぁ。【戦争】か。


そんな思考をしてる間にもアリスの説明は終わりを告げた。そして...


「私からレンに依頼があります。」

「聞こう。」

「私の護衛、任務、そして奪還戦の参加です。」

「なるほど...報酬は?」


【依頼】だからには報酬がなければ成り立たない。なにを出してくるかな。


「報酬は【私】と【私にできることならどんなことでも】。」


自分の身を国のために捧げる。これもまた【愛】と呼べるだろうか?いや、その決意素晴らしい。愛と認めよう!ならば僕はその愛を尊重し...


「受けるよ♪」


この申し出を受ける!


「ありがとうございます!本当に!ありがとうございます!」


彼女は感極まった様子でただひたすら感謝の意を言い続けていた。


「うっ、うぅ...ここは?」「ん〜...ん?」


どうやら彼女立ちにも説明しないといけないらしい。


【もう一度説明中〜♪】


「我の名はリン・ベルモットという。あの時のことは朧気ではあるが一応覚えている。我らを助けてくれてありがとう。」

「私の名前はノーラと申します。ほ、本当にありがとうございました!」

「僕はレン。これからよろしくね。」


自己紹介は程々にそろそろ次の町につく頃になった。陽はそろそろ沈みかけている。早く町に入って宿をとろう。


「この町は【ダンジョン】で生計を立てている【ロスガの町】といって、それなりに大きい町で貿易でも盛んなんですよ。」

「とりあえず入って寝よう」


門では門番らしきものに止められかけたがリンがなにかが掘ってあるコインらしきものを見せると通してくれた。


「いまのは?」

「騎士のコインだ。いわゆる身分証明のようなものだ。」

「騎士といってもかなり上位の人じゃない限り、コインは与えられませんよ」


そしてノーラが補足を入れてくれた。

宿は適当なのを選んで。


チリンチリン


「いらっしゃい。【マダム亭】へようこそ」

「一人部屋でお願いします。」


アリスが勝手に決めたけど別に構わないか。


「ほう...それはなかなか。そこの君」

「ぼくですか?」

「頑張りなよ!」


といって、僕にサムズアップしてきた。


「よく分からないけど...ろくな事ではいないのは分かる。」

「同感ですね」「だな」「?」


部屋は小さめでベットと窓とタンスが一つずつだけの質素な感じだね。アリスとノーラはベットにリンはドアの脇に僕は窓の縁に寝そべる感じでもう寝た。

こうして僕の長い1日は終わった。

それぞれに特徴のある口調を考えるの難しいです。

どのセリフがそのキャラなのか分かりにくくてすみません。

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