第1章2 魔具召喚と彼女たち
今回少し長め。
ネタのつながりを作るのが難しすぎるお(涙)
目が覚めると僕は草原でたたずんでいた。
すぐ近くには道があったからあれに沿えば町につけるだろう。
「ここが異世界【ゲベート】か。まずは町にでも行くか。」
僕は道を進みながら今後のことについて考えていた。
「神からは一般的な知識は与えられたが詳しいことは分からないからな、適当な奴にでも訊くか。そういえば…【ステータス】」
名前 神月 蓮 年齢 17歳 職業 殺し屋 種族 人種
スキル
・鑑定・暗殺術・銃短剣術・魔力操作・並列思考・全耐性
ユニーク
・魔眼・魔具召喚・狂人化・鮮血魔法・虚無魔法
称号
・狂人・殺し屋・愛欲者・魔具の主・イカレタ美学
「確か…【鑑定】」
・暗殺術…気配遮断、気配察知、暗器、暗殺、隠蔽をまとめた術。
・銃短剣術…片手銃と短剣を扱いやすくなる。
・魔力操作…体内、体外の魔力を扱うことができる。
・並列思考…二つのことを同時に考えれる。
・全耐性…物理、魔法、火、水、風、土、炎、氷、雷、光、闇、呪を5割無効化。
・魔眼…対象を金縛りにし、恐怖を与え精神破壊が可能。
・魔具召喚…自身が求める魔具を召喚できる。(武具、魔道具など)
・狂人化…一時的に精神を高揚化する代わりに自身の性能を底上げする。
・鮮血魔法…自身または周囲の血を操ることができる。イメージの強さで魔法の力が作用する。
・虚無魔法…空間に似た魔法。対象の存在を消すことができる。
「僕にぴったりなスキルいっぱいだぁ♪そうだ。やっぱり武器は必要だよね。この【魔具召喚】をつかえばきっと『あの子たちも…』こうゆうのはやっぱ【詠唱】って必要なのかな?」
すると、頭の中に言葉が浮かびあがってきたのを感じた。ん?これ唱えればいいのかな?
『ああ愛しい、銃口から香る火薬、切っ先から滴り落ちる血、君たちは僕の唯一の武器たち、さあ共に狂い踊ろう!【マリヤ】【ジュリ】』
詠唱を唱え終わると同時に僕の体から何かが大量に抜けた感覚におちいった。すると両手が赤黒く明滅し始め、消えると右手には短剣が、左手にはリボルバーがあった。
「元の世界からのも召喚はできるんだな。【鑑定】」
名前 マリヤ 種類 銃 属性 血 死 愛 魔
スキル
・吸収・魔力視・思考加速・破壊不可
備考
異界の武器【銃】。別世界に持ってきた際、大量の魔力を吸収したことによって【魔銃化】した。
魔力を視認することができ、打ち消すことができる。
名前 ジュリ 種類 短剣 属性 血 死 愛 呪
スキル
・吸収・弱点特攻・弱点認識・肉体強化・破棄不可
備考
異界の武器【短剣】。別世界に持ってきた際、大量の魔力を吸収したことによって【呪剣化】した。
弱点を見抜くことができ、すべての攻撃には呪いがかかってるため、浅い傷でも即死するほどの激痛がはしり、精神を壊す。
「もう会えないと思ったよ。マリヤそしてジュリ。これからはもっとたくさん殺そうね♪」
歩きながら彼女たちを愛していると、道はずれから剣戟音と悲鳴のような声が聞こえてきた。
「気になるな。見てこようか。」
僕は好奇心で様子を見に行くことにした。そこでは馬車が横転し、近くには切り殺された馬と御者。そして奥では暴力の振るう音と悲痛な女性の叫びが聞こえてくる。
「楽しそうなことしてるなぁ。」
そこには盗賊のような奴らが15人くらいで女性3人に暴力を振るって楽しんでいた。
男より女のほうが良いし、たくさん殺すこともできるし、高貴そうだから世界についても知ることができて…良いことづくめだね♪
「どうも皆様。お楽しみ中失礼します。」
「なんだぁ?餓鬼がこんなところで何してやがる?そうだなぁ…持ちもん全ておいていけそしたら見逃してやってもいいぜ?(笑)」
「君たちそこで死にたいかい?」
僕は捕らわれていまだ暴力を振るわれ続けている彼女たちにそう問いかけた。
「あぁ”てめぇなに無視てんだゴラァ!」
「頭!こいつもぶっ殺してしまいやしょう!」
「聞いてんのか!この…」
ドパンドパンドパン。僕は左手に持っていたマリヤを盗賊たちの足元に乱射した。
「ヒッヒィィ!!??」
「黙れ」
僕はもう一度彼女らに問うてみた。
「もう一度訊こう。君たちはそこで死にたいかい?」
「嫌だ…ま、まだ私にはやらなきゃいけないことが…」
「じゃあ僕が助けてあげよう♪」
僕はできうる限りの笑顔で答えてあげた。
「そのかわり僕の願いも聞いてもらうからね♪」
「分かり…ました。」
そうと決まれば女たちに暴力を振るっていた3人は彼女たちのために残しておかなきゃだから…残り12人には【愛】を僕のために捧げてもらわないとね。♪
「【鑑定】…みんな大体同じで武器術くらいしかないし簡単に終わりそうだね」
「て、てめぇなに言ってやがる…」
「それじゃあマリヤ、ジュリ。殺ろうか♪」
楽しい楽しい劇の始まりだ。。じゃあまず最初に目の前にいる3人に【魔眼】。
「うあぁぁぁぁぁ!!」
「か、体が動かねぇ!?」
「金ならいくらでやるから!?許してぇ!!??」
僕は彼らに近づいて舞うかのように3人の首をジュリで切り裂いていく。次はこいつらの血を使って【鮮血魔法】。血は空中に十数本の血槍を形成していく。そして【貫け】。10人が血槍に貫かれ即死した。
「あと殺していいのは…2人か。」
「お願いだぁ!?もう許してくれぇ!?」
「頼むッ!!家には病気の子供がいるんだッ!!??」
僕は笑顔で彼らの頭に手をかざして【虚無魔法】を発動した。
「君たちの事情なんて僕の【愛】の前ではちっぽけんものなんだよ。♪」
【消えろ】。その言葉とともに彼らのかつて頭だったところは【虚無】となり、大量の鮮血が噴き出してきた。
「気持ちよかった♪」
「「「ギャアァァァァァァ!!??」」」」
「逃げちゃ駄目だよ?」
僕はもう一度【魔眼】で3人の盗賊を止め、適当な血で固定しておいた。
「お待たせ。君たち♪」
僕は久しぶりの【愛】で心地いい感覚を味わいながら、彼女たちと話をするのであった。
主人公はかなりの狂人で【愛】のためなら何でもするほどです。(この子自分で考えておきながらかなり癖が強いですw)