登場人物一覧 (ver.2.0)17/4/22 李紫龍、安心院蕎花を追加
「恋する氷華の星間戦争」の登場人物です。話が進むごとに更新されます。
本編は「2-(1)氷華(上)」からです。
New! 李紫龍 (4/22)
New! 安心院蕎花 (4/22)
~国家1~
グランダ共和国 (国家)
正式名称、紫微惑星間グランダ共和国。
首都惑星:天京、首都:テンロン特別区。
7星系、8惑星を支配する多惑星間国家。
皇帝を戴く立憲君主制。二院制の共和国議会の下院で首相が選出され組閣する。
~グランダ軍~
千宮氷華 (女)
電子戦科。電子戦司令部の恋する乙女。
軍内では「全能の変人」の異名を持つ。
身長149、無表情のジト目。光を受けると深緑色に輝く真っ黒なウエーブのかかった髪の毛が特徴。
軍服の上に白衣がトレードマーク。
電子戦の天才だが、日常では若さと美貌の上で安穏としているスイーツ女子。
天儀に惚れてホイホイ戦争再開に賛同。とんでもないことになっている。
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ヒロインにして主人公だが、無表情にジト目と美人という要素を漸減させかねない特質を持つ。だいたい困ったことは彼女の電子戦能力で解決される。
天儀 (男)
歩兵科?第一艦隊・第二戦隊司令。後に大和へ。
第七惑星アキツ(作中、秋津)出身。実は偽名で本名は作中明らかになる。
氷華が入れあげている巨細なく戦場を認識できる兵士。
だが身長は160センチ代。体力系はかなり得意のようだ。
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凡庸が光輝を発すれば強弱を入れ替える。という天才性へのアプローチというのがテーマの登場人物。作中で彼の戦術眼の凄みが伝わるように頑張って書きます。
セシリア・フィッツジェラルド (女)
航空機科。若くして星系軍情報部の次官クラス。陸奥の情報室長。
愛称は、セシリー。華麗なるセシリア嬢。
ブルーの瞳に長いブロンド。身長170センチ代。モデルできそうなスタイル。
グランダの第二惑星火徳星のご令嬢。実家はエネルギー産業を握る名家。
社交的で誰に対しても如才ない。
戦争を再開しようとする天儀とは、浅からぬ仲。
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金髪美人。語尾が「ですわ」のお嬢様キャラ。
足柄京子 (女)
砲雷科。第四機動部隊に所属の古鷹艦長。
二つ名は、飢えた狼。現場の兵士たちからは「我らがアーレス」と親しまれている。
アーレスはギリシャ神話のアレースの訛で、荒ぶる戦神。つまり足柄は部下たちから見て「姐さん」と愛すべき対象でもあるが、何を言い出すかわからない畏怖の対象でもある。
なおアレースには「城壁の破壊者」という異名があるので、「我らがアーレス」には堅牢な敵艦を粉砕するほどの強さ、という意味も込められている。
ブラックティーカラーのロングヘアでハイヒールの似合う女性。鋭い目に鋭い眉。勝ち気な性格。統率力という意味も含めのキャプテンとしては至上の資質を持つ。
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残念な美人足柄にはもっと頑張ってもらいたい。
子義 (男)
足柄の副官。足柄より年上の中年だが、足柄を「姐さん」と呼んで慕っている。
千早宗介 (男)
砲雷科⇒二足機科⇒砲雷科。とういう士官学校時代にすでに異例の経歴を持つ。
ドック海明の長官。
真っ黒な大きな瞳の奥に赤い光。若くして星系軍の雄。剣術が得意。
艦艇艦長であり、参謀本部経て、大規模軍用ドックの長官。若くして星系軍のすべてを知る男。
足柄の彼氏で、足柄からは「ソースケ」と呼ばれている。
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優しげな微笑みの内面は、名誉も金も地位も、命すらいらないという極めて危険な男。
千早退助 (男)
砲雷科。千早宗介の父。軍のエリート。参謀本部にいたが軍内の権力闘争で失脚し引退。この父の失脚で宗介はドック海明の長に転任。
なお千早家は唐公家とは姻戚。
エルストン・アキノック (男)
二足機科。第一艦隊・第四戦隊所属の榛名艦長。
二つ名は、クイック・アキノック。単に「最速」と呼ばれることも多い。
身長192センチ。第三次星間戦争の戦功で二足機パイロットから艦長へ抜擢されるという異例の出世を遂げる。
色男で女性には目がない。
天儀とは極めて馬が合う男で、氷華の嫉視の対象その一。
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動物的勘の塊。その名前の由来はアキノニュクス。
エレナ・カーゲン (女)
二足機科。榛名艦長アキノックの補佐官。
二つ名は、ビューティーハニー(美しく刺す蜂)。美しすぎる補佐官。
色の薄いブロンドに長身で巨乳。
わがままなアキノックの面倒見役。
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この二つ名。書いているこっちが恥ずかしいのだが?
レティーツィア・ベッカート (女)
二足機科。第十一戦術機隊の隊長。
愛称は、レティ。近衛のレティ。近衛連隊長。
※この連隊は兵団を意味する。
金髪翠眼の美女。極めてプライドが高く傲岸。
ハリケーンヘルを集中運用するグランダ軍の戦術機隊の主力オブ主力。
唯我独尊の性格を鷲獅子とも評される。
※グリフォンは七つの大罪の傲慢の象徴獣。
セシリアのことを盟友と思っているが、セシリアはレティを苦手としている。
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残念な美人その二。彼女にはもっと活躍してもらいたい。
李紫龍 (男)
砲雷科。名将李紫明の孫。
グランダの名門家系で貴族。
長身で、腰まである真っ黒な髪の毛が美しい貴公子。
約40年前の第一次星間戦争で汚名を被った祖父の雪辱が至上の命題という熱い青年。
戦いにおいて天才的センスを持つ。
死んでも死なない不屈の情熱家。
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天儀の信者その二。その一はレティさん。
安心院蕎花 (女)
砲雷科。酒匂艦長。
大和美人という言葉がぴったりな女性だが、容姿に平安貴族っぽい要素はゼロ。
祖母に育てられて「語尾のじゃ女」。居丈高で偉そうな女性。
李紫龍の従姉で、李紫龍より年上。
李紫龍とは士官学校主席を争うほどに優秀。
※李紫龍が飛び級したため同期となった。
実は運が極めて悪い。
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重要なキャラなのだが、しばらく登場しない→名字が読めない→ググルの繰り返し。もうめんどうくさくて「あんしんいん」とタイプしている。スマヌ。なお残念な美人を辛くも回避した。正統派美女の分類。
~グランダ朝廷~
帝 (男)
後の武帝。
戦争をやりたいといってきかないダンディな中年。
天儀を星系軍の戦隊司令に抜擢し、グランダ軍の長である大将軍任命。戦争を再開してしまう。
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物語においてトリックスターの役割を持った神。
桑国洋 (男)
寺中。少府卿から大農卿。
太子時代の帝のご学友。帝より年上。苦労が多い。
財政が得意で元財務大臣。
※グランダには議院内閣制の政府があり、朝廷は独自の法すれすれの政治組織。
正式には少府寺中から寺中大農卿へ。
少府は皇室の私的財産をつかさどる。大農は朝廷財務をつかさどる。
子黄 (男)
先帝の太傅。いまの太師。
盲目の子黄と呼ばれ、恐れられる博識碩儒。
盲目だが朝廷内なら白杖を必要としないといわれる。得意なのは古琴。
その脳内には古代からいままでのあらゆる歴史と音律が修められている。
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史上太師の地位にまともにあったのは太公望のみ。太師とえいば太師尚父というぐらいで、太公望を指す。いいのかマジで。
国子僑 (男)
廷尉。
朝服の似合うまつ毛の長い美男子。
朝廷の若き秀才。法律を得意とする。
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今後重要となるキャラクター。そこまで書けるように頑張ります。
~グランダの皇族~
唐大公 (男)
現、唐公家の当主。軍事産業を牛耳る大家。
民間軍事会社|(いわゆる傭兵)のプリンス・オブ・エシュロンの総司令官でもある。
第三惑星の海明星に本拠地があり、惑星1個を実質支配し、惑星を支配するということは、その星系内への影響力は絶大。唐公の影響力は星系1個に及ぶ。
グランダ版セレスティアル家ともいわれるが、これは正確ではない。
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尊大!
~国家2~
星間連合 (国家)
正式名称、エンブトイニカ星間連合。
首都惑星:ミアン、首都ラバルム。
5星系、11惑星を支配する多惑星間国家。
議院内閣制で下院が首相を選出。首相は「行政院及び顧問団」を組織し政治を行う。
元々は惑星の連盟で国際組織、加盟国が一つの国家として融合した。
セレスティアル (家系)
星間連合の盟主的な家。星間連合の前身である国際組織の首長をしていた家系。
セレスティアともいう。その扱いはロイヤルファミリーに近い。
セレスティアルの家長は連合内の1個惑星の長に必ず指名される。つまり世襲で支配する権利を有しているに等しい。
~星間連合軍~
天童正宗 (男)
電子線科。星間連合のトップ連合艦隊司令長官。座乗する艦はアマテラス。
超巨大企業の六節グループの御曹司。
二つ名は、ウィザード級。マグヌス天童。
スラリとした高身長。涼しげな目元の男子。矯激という感情からはほど遠いい喜怒の感情の起伏をあまり表に出さない男。ただ微笑ぐらいはよくする。
司令長官は9個艦隊ある星系軍の長。星間連合では星系軍の長がすなわち全軍の頂点という組織形態。
創造的万能の天才。電子戦において天賦の技能と、天才的な閃きをもつ。
電子戦司令部の実働部隊を率いて頭角をあらわし、後の星系内で海賊行為が横行すると私財を投じて討伐・掃討し司令長官へ。マグヌス(偉大な)という渾名はこのときに得る。
星間連合において、例外中の例外、異例中の異例。イレギュラーヒューマンが天童正宗。
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天儀との対比キャラ。極めて能力の高いサマルトリアがコンセプト。無双の天才。万能の天才は本質的に戦争に向くのか?というのがテーマ。
天童愛 (女)
電子戦科。第五艦隊司令官。天童正宗の妹。座乗する艦はヤマトオグナ。
六花(雪)をイメージさせる腰まである黒髪が美しい色白の女性。
極めて情が強く、アイスウィッチ。ブリザード。雪女。という不名誉な渾名が軍内で通っている。
怒ると熱くなるというより、体貌に冷気をまとい相手を冷え上がらせる。
理想の男性像を兄正宗に設定。兄意外目に映らないという自他ともに認めるブラザーコンプレックス。ただし、このことを指摘すれば彼女のブリザードにさらされる。
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天童正宗のマジックソード(人の形の)。天童兄妹のタッグは「宇宙最強のデュオ」と恐れられている。
~その他~
李紫明 (男:故人)
第一次星間戦争の開戦の折のグランダの大将軍。
戦争の責任を取って自決。
李紫龍の祖父で、紫龍はこの祖父の汚名をそそぐのが至上の命題。
衛世 (男:故人)
天儀の前の大将軍。
グランダ軍の再編成を行い六軍体制という現在のグランダ星系軍のあり方を作った。
彼が死亡(老衰)したことで天儀が大将軍へとなる。
天儀などあらゆる軍人を取り立てた偉い人である。
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名前の由来は人工衛星から、世を衛で衛世。
周公恩 (男:故人)
グランダの惑星政治家。惑星秋津の内戦で民進党を率いたリーダー。
周公とも呼ばれる。本名は周恩。
天儀の元上司で恩人の1人。
※惑星秋津に住んでいた天儀は周公恩の民進党に参加。
惑星政治の父といわれ、極めて優れた政治家だったが、第四次星間前に膵臓ガンで死亡した。
柴龍 (男:故人)
グランダの政治活動家。惑星秋津の内乱で民進党を立ち上げた人物。
内戦の過程で死亡。
周公恩は、この柴龍の死で民進党を引き継いだ。
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プロット段階で設定上の存在で、ほぼ名前しかない人物だったが、大幅な改稿により作中に名前すらでなくなったお方。
アルフレート・ゼークト (男:故人)
グランダの軍人。参謀本部にいた野心家。星間戦争のきっかけを作った男でもある。
作中でも設定上でもA・ゼークトが正しい書かれかた。
レティとは同郷で、レティの祖父世代の軍人。むろんレティとは面識はない。
このゼークトが時の皇帝に「勝てり」と上奏したことで、星間戦争という愚かが開始された。
17/4/22:李紫龍、安心院蕎花を追加。記載内容:25名、2国家、1家系。
17/4/22:タイトルの変更と内容へ微修正を加えver.2.0として上部へ移動。
17/4/12:草刈疾風を追加。記載内容:23名、2国家、1家系。
17/4/8:初掲載「恋する氷華の星間戦争・登場人物一覧(ver.1.0)17/4/8」