美容院の悪魔。
どうも、滝口 祭です。
予想以上に長くなってしまいましたが、流し見程度で見てください。
「まず、こちらに来てくださいー!」
なんだ?裏で殺られるの?
「はい。」
「シャンプーしますねー……。」
シャンプーしないといけないの?髪の毛切るだけかと思ってたよ。あっ、無理しなくていいよ、店員さん、顔が引きつってるの俺でもわかるから。
「わかりました。」
……シャカシャカ
なんか、人に髪の毛触られるのってこそばゆいな。
……シャカシャカ
よく考えたら、予約せずに来てしまった。
……シャカシャカ
女の人に髪の毛洗ってもらえるなんて、にやけるわ。
……シャカシャ(以下略
「終わりましたよー。こちらへ移動してください。」
「ん……。はい。」
しまった。気持ちよくて、寝てた。
「しばらくお待ち下さい。」
裏へ行く、定員。
「あの、キモオタいたじゃん? なんかニヤニヤしながら寝てたんだけど、」
「まじー?キモッ、あんたに触られてニヤニヤしてたんじゃない? 」
まじか、顔に出てたのかよ。
もうひとりの店員さん、ご明察です。
「やめてよー、キモオタがうつるー」
いや、キモオタはうつらねぇよ、そういえば、これ中学のときもこんなことあったな。どのに行ってもこの手口で人を悲しませるなぁ。人に愛されたい。
「じゃあ、切ってくるねー! 」
「最悪、坊主にしてあげてもいいよ」
「さすがにそれはしないよ(笑)」
もうひとりの店員さん、ぶっ〇すぞ。
「髪の毛、切っていきますね! 」
「はぃ……。」
ん?なんでこんなテンション下がってるかって?そりゃ裏で悪口言われたら、テンション下がるわな。
「お客さんって何歳なんですかー? 」
喋ってくんなよ、クソビッチが、
「今年で、15になりますね。」
「へぇー」
少しは興味もてよ。悲しくなるだろうが、
「ってことは、高校デビューってやつですか?(笑)」
あっ……ばれた\(^o^)/
必死なオタクをバカにしやがって
「まぁ、そんなところです」
「へぇー。」
またかよ。少しは興味持ってくれないと、俺泣くよ?
「お客さんって、学校ではどんな感じだったんですかー?」
話が続かないからってどんどん変えるのはよくないと思うよ、ほんと……。
「まぁ、ひとりが多かったですね。」
「そうですかー。辛いですねー。」
知っとるわ。それと言われる方が辛いわ。
なんとか、会話をしつつ髪の毛を切ってもらった。
「こんな感じでどうですか? 」
「はい、それでいいです。」
「じゃ、洗い流しますねー!こちらへどうぞー。」
はい、きました。シャカシャカタイム。今度は顔に出ないようにしないとな。
……シャカシャカ
気持ちええ。
「ブローしますので、こちらへどうぞー」
はやっ、え? これしかないの? もうちょっとして欲しいんだけど、もっと、もっ(自重します)
「少し、お待ちください。」
「はい。」
もう、楽にさせてくれ、今回は雑談なしで戻ってきた。それでいいんだよ。それで、
「ブローしていきますねー!」
「はい。」
早く帰りたい。
「こんな感じでどうですか? 」
「いいと思います。」
「終わりでーす!」
「ありがとうございました。」
料金も払い、外へ出た俺は、思った。
「もう絶対に、美容院行かねぇ。」
気持ちも、頭も、下向きのまま家に帰りました。
まぁ、ちょっとはましになったかな?
ありがとうございました。
次は、どこをオシャレにするのかは、私自身も決めていません。




