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苦しい。

暗い。

目の前が見えない。

まるで視界が消えたかのようだ。

地面は感じ取ることができる。

まずい、日が暮れてしまう。

このままいれば死ぬだろう。

いったい目の前に何があるのかはわからないが、とにかく走り続けた。

それから数秒後には壁があった。

辿って行っても、進む道がなかった。

行き止まりのようだ。

僕はその塀をどうにかよじ登り、反対側に倒れこんだ。

今一体周りで何が起きているのかわからない。

だが、わかることは一つだ。

視界がだんだんと戻ってきていた。

それから数十分立っただろうか。

完全に視界が戻り、空を見ると太陽の光に照らされた。

だが、何か異変を感じた。

まるで見えすぎているかのようだ。遠くを見ると、壁が透き通って見えた。

その反対側には誰もいない。

だが、確かに家の反対側が見えるのだ。

僕の目は間違っていないと思う。

僕は立ち上がり、違う方面を見た。

すると、そこには人の気配が見えた。

あの少年だ。

まだいた。

僕は慌ててしゃがむと、様子をうかがった。

壁を透き通して見れるのはうれしいが、コントロールがまだできない。

僕はそれでもうれしかった。

これをコントロールできるようになれば、死ぬ可能性が下がるはずだ。

だが、町の中を歩き回っていると、鏡の前に現れた。

そして、その時に僕は固まった。

僕の固めの周りが黒くなっていたのだった。

まるで僕は少し前とは違う自分を見つめた。

その半分黒い顔はまるでうろこがついているかのようだった。

だが、透視のせいか普通に前は見える。

そのうろこは腕についていなかった。

胸にはついており、曲げることはできるのにかたい。

僕は手に持っていた棒を見た。

僕は歩き始めた。

この投資を使えば、もっと強くなれると思ったからだ。

少し歩いていると、気づけば夕方になっていた。

そして、それから数十分後、空は真っ暗になった。

だが、なぜか片目だけは普通に見えた。

まるで昼のように明るかったのだ。

そして、そっちはあの黒いうろこが生えていたほうだった。

僕はそのまま進んていた。

すると、後ろから唸り声が聞こえてきた。

僕が反応できる前に、腕が後ろに動いていった。

その手にはちょうど木には思えない刀があり、ゾンビの首を真っ二つに切った。

僕は自分がしたことはわからなかったが、とにかく走り出した。

それにはちゃんとした理由があるのだ。

後ろからは何十匹もゾンビがこっちへと来ていた。

しかも、走っているのだった。

僕は後ろを振り返らず前を見たまま走り続けた。

前よりもほんの少し体が重く、走りにくい。

だが、少しでもゾンビが近づいてくれば勝手に腕が動いてくれる。

だが、念のために止まることはしなかった。

壁が来ると、ちょうどいいチャンスだと思い、壁を飛び越えた。

だが、与蔵外のことが起こった。

ゾンビがよじ登ってきたのだった。

今まではできなかったことだった。

僕は家の中に入ると、戸を閉めた。

どうやらまだ戸を開ける技術は持っていないようだった。

2階に上がると、窓を開け、外に出た。

屋根の上から町を見ると、そこもゾンビの街になっていた。

すると、遠くにあるものが見えた。

もしも反応が遅れていればどうなっていたのかわからない。

真横を矢が通って行った。

それは普通の木で作られた矢だ。

しかも、遠くに見えるのは人間だった。

普通の人間が、僕に向かって打ってきていたのだった。

まっすぐこっちに向いて。

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