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7

森の中を歩いていたが、何も見えなかった。

全く同じ場所が続いているようにしか見えなかった。

僕は夜が近づいてきたので、問題に思ってき始めた。

どうにかどこで寝る必要があるからだ。

だが、今日は寝れそうにない。

一歩外せばゾンビに食われて死ぬからだ。

まだ見える間に上れそうな、丈夫な気を見つけ、それを登って行った。

5mほど登ると、ちょうどいい場所を見つけた。

そこで座ると、だんだん蔵sくなっていく夜空を眺めていた。

森の中だったので、夜は全く見えなかった。

だが、1つ分かったことがあった。

1匹もゾンビが現れなかったということだった。

それがわかあった理由は簡単だ。

ゾンビの声が一度も聞こえなかったのだった。

考えてみれば、ここは森のど真ん中だ。

誰も来るはずがないような場所だった。

ゾンビがいなくてもおかしくなかった。

何時間も過ぎていった。

この木はちょうどいい座る場所があり、そこで座っていれば時間がどんどん過ぎていった。

バッグは腹の上において、棒を手に持った。

寒かったが、死ぬほどではなかったのでそこはよかった。

僕は日が昇ってくるのを目で感じ取った。

気にさえぎられて見えなかったが、空に見える小さな穴から赤い光が照らしてきて、地面が見え始めた。

やはりゾンビはいなかった。

僕は気から降りると、また歩き始めた。

長いこと歩いた。

すると、違う町が見つかった。

時間を見てみると、午前7時半ほどだった。

正確に言えば7時36分だ。

その町も静かだった。

だが、いいことに缶やペットボトルはたくさんあった。

とりあえず少しの間はここで暮らせるだろうと思った。

すると、後ろから足音が聞こえてきた。

僕はその場所で立ち止まった。

ゾンビなはずはない。今はいないはずだ。

ゆっくり後ろを見ると、ひとりの少年がたっていた。

小学生の低学年だ。

一瞬気が緩んだが、反射的に右へと飛びのいた。

すると、さっきまでいた場所をナイフが通り過ぎて行った。

もしもあそこにいれば心臓が貫かれて死んでいただろう。

少年を見ると、彼の目が真っ黒だった。

彼はにやりと笑い、ポケットからまたもや真っ赤なナイフを取り出した。

ついさっき飛んできたナイフだ。

僕は180度回転して、駆け出して行った。

運よく少し低い塀あったので、その反対側に隠れた。

少しすると、兵の反対側で足音が聞こえてきた。

自信たっぷりなのか、ゆっくり歩いていた。

彼は何も言わなかった。

目の前で止まると、そのまま足音が聞こえなくなった。

今、彼は塀の反対側にいた。

僕はひっそりとそこに座り込んでいた。

もしも見つかれば終わり、見つからなければ大丈夫だ。

だが、何も起こらなかった。

恐る恐る塀の反対側を見ると、そこには誰もいなかった。

だが、それでもやはり嫌な予感がする。

僕はなぜか左に飛びのいた。

すると、そこを何かが通り過ぎて行った。

黒い生き物だ。

あの牢で見た生き物だった。

だが、なぜか怒っているように見えた。

ここはたった一つしか方法はないとわかっていた。

僕は駆け出して行った。

彼に終われれば終わりなので、必死で走った。

だが、やはり追いつかれた。

僕は目の前で自分の腹を刃が貫くのを感じ取った。

すると、体の中を何かが流れ込んできた。

それと一緒に、強い痛みが来た。

「ガッ‼」僕は地面に倒れこんだ。

まるで何かが体の中に入ってきたようだった。

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