16話
過去
「助けてくれてありがとう」
「困ってた人を助けたのは当然だよ」
そんな風にカッコつけるが、実はかなりきつい。
「でも、私重いよね・・・クラスメイトにもそれでいつも」
内心、本当はすごく重い。
だけど
「大丈夫だよ。」
ここで、折れる訳にはいかない。
じゃないと、この子は家に帰れないかも知れない。
「・・・重くないの?」
・・・どうしよう・・・アクセント的に誤解してしまいそうな感じだ・・・何と言うか、やっぱり本人の為にもやっぱり見た目は正直あると思う。
そして、優は後ろを振り返りると希望に信じてる顔をして居る。
どうしよう、どうしよう・・・でもよく考えたら別に今あったばかりらしい別に言わなくても
「私、みんなからいじめられて・・・」
話を始めちゃったよ。
「今日も、友達に初めて誘われたと思ったら騙されて、階段から落とされて」
昔、妹も遠足でそんなことをされた話を思い出す。
胸糞が悪くなる。
「・・・酷いよね。別に私がならなくてデブになった訳じゃないのに」
「・・・そうだな」
これは、心の底から同意だった。
「・・・ねぇ、お兄ちゃんもデブはよくないと思う?」
優は背中に涙のような濡れた感触がする。そして覚悟する。
「・・・人によるね」
「人にって、どう言うこと?」
「そうだな。デブというか体重が重い子は重い子でそれを生かすことをすればいい」
「生かすって?」
「いいことに使うってこと」
「そう言う意味なんだ・・・えっと、思いつかないよ」
「そうだな、スポーツで有利になったりあとはまぁ色々かな」
「・・・色々って?」
「・・・ぅ、そうだな・・・人の痛みが」
いや、それは太ってる太ってない関係ない。
「じゃあ、何?」
「見た目がいいことかな」
「えっ?」
「あっその、この世には多少太ってる子が好きだって人がいて」
「お兄ちゃんも?」
俺は・・・俺はそもそも妹より可愛いと思った人を知らない。まぁ幼馴染達は可愛い方なんじゃないかな?と思ってるけど、俺はまだ中学生だから確かか分からない
「うーん、どうかな。俺もまだ子供だから分からないや」
「そうなんだ。って、お兄ちゃん子どもなの?」
「そうだよ。子どもだよ」
よし、話が晒させた。・・・ごめんね。やっぱりそう言う問題はやっぱりうまく話せないや。
それから、優は学校に送ってあげて別れた。
後で知ったが、春のクラスメイト・・・つまり同学年だったらしく、春の数少ない友達になった。そして女の子、秋は春の姿を真似るようになった。
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現在
奴が、どうしてこんな
春「秋・・・どうしてあとよく私達の前に出て来られたよね。」
秋「・・・そうだね」
春「そうだねって」
そうだよ!戻ってから初めて春と気が合った。
優「・・・」
どうしよう。心のモヤのせいで頭が暴走しそう。
秋「ごめんなさい。優先輩」
ご、ごめんね?
優「・・・っ」
なんだ?
そんな簡単に、この入学式と言う許さない時今後が駄目になるような最悪の場面で
視線も集中して居る。
意味わかんねぇ。
意味わかんねぇ。
はぁ、はぁ、はぁ
秋「あれは、お兄ちゃんに・・・脅されて」
やばい。
頭が真っ白になってくる。
いけない。アドレナリンかな?なんだろう。
体温も全身も全てが沸騰してしまいそうで
まずい、このままじゃ俺は本当に捕まる。
春「脅されたって??はぁ??意味わからない。しかもアンタのお兄ちゃんにって」
抑えろ。抑えろ。抑えろ。
頑張っただろ。俺!!耐えてきたんだろう俺!!
主人公みたいじゃないか、かっこいいよ。
どんなに辛いことも耐えてさぁ。
だから、大丈夫だよ。
そこで何か言っている妹だって許したじゃないか・・・
まぁ内心はまだ復讐したい気持ちもあるけど・・・
それに敵(母)だって居るんだ。
だから、
そう
優「トイレに行ってくる」
秋「あ、」
春「・・・優」
トイレに逃げて、落ち着くんだ。
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