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14話

 雪視点


 残念ながらもう、サンドバッグにすることは出来ないようだ。


 面白かったのになぁあの、おもちゃを虐めるのは・・・


すぐに泣くし(最初の時しか泣いてない)そんな哀れな姿を見るのが気持ちよかったのに


 まぁいい。これからは高校でも虐めてやるから


______________________________________________


夏視点


 はぁー、結局なんで許しちゃうの?


 あんなクソみたいな男


 ただ耐えるだけで、何もしないで周りに流されるだけの自我の雑魚男が・・・


 死ねば良いのに



つか、そうだよ。 私が今度こそ止めをさしてあげればいい。

______________________________________________


 優視点


 許せない。まだそんな気持ちが残っているのは自分が分かっている。もしかするといつか爆発するかも知れない。


 だけど、今は隠さないといけない。これからの自分の為に・・・


春「良かった。本当によかった」


春が泣いている・・・少し動揺の気持ちがあるがそれよりそんなに泣くほどだったらもっとすることがあった筈。


母「私も、ずっとこのままママじゃなくなるかと思ってて」


 いや、高校までだよ?



あと、それよりこれから学校に行くんだよね。


時間も時間だし・・・ 

・・・これでしばらく嫌がらせは減るかも知れないが・・・変わらないかも知れないなぁ。


 でも、だからとこの2人に頼ることはもうしない。


 また暴力を振られて痛くても頼るプライドが許さない。


 今は俺が騙しながら許すという優越感と理不尽に仕方なく流されたと理解しよう


優「そろそろ学校に行こうか」


 春「うん、これからよろしくね優」


これから?今日だけじゃないのか・・・許すとは言ったが、そこまでしようとは思ってないのだが・・・


 まぁそうなる覚悟はしていたが


優「高校どこなんだ?どこまで?」


母「・・・っ」


春「えっ?優知らないの?」


なんだ?その驚いた顔・・・あと母の気まずそうな顔?


まさか・・・


春「私も優と同じ学校だよ?」


優「はぁ??」


いやいや、なんだよ?それ?俺は折角高校は例えボッチになったとしてもここよりは気持ちが安らぐ場所になると思ったのに・・・


 もしかして


優「夏も同じ?」


春「・・・そうだよあと、お兄ちゃんもね」


そんな・・・


もしかしたら、俺は高校から追い出される日も早いかも知れない。


もうマジで駄目じゃん。


______________________________________________


登校


優の心は重く・・・ドス黒く、ストレスと不安が渦巻いている。


また騙されるかも知れない・・・脅されるかも知れない恐怖が・・・


「優・・・久しぶりだね。こうやって投稿するの」


春は腕に抱きついている。


優「高校近くになったら誤解されるから辞めてな」


「いいじゃん、私達!きょ・・・実際しても良い仲なんだし」


なぜ兄妹と言いやめた。あと・・・実際に良い仲とは?

さっきまで喧嘩したばっかりじゃないないか?


「でもほら、兄妹で入学したとか双子じゃないし、幾ら年齢層が混ざってるとはいえ、バレたくないし」


「いつかはバレるよ」


そうかもだけど・・・あ、もう・・・いいや。


俺も嫌うような会話をいちいちしたい訳じゃないし


思うことだらけだけど・・・もう覚悟を決めたんだから。


______________________________________________


そして、入学式


雪は先輩の所に本当に居て、夏は春の横・・・俺は春の横に座っている。


って、嘘だろう。


俺は見てしまった。


全身が暴走を仕掛けることを感じる。


闇が、怒りが・・・ダメに決まっているこんな入学式で


・・・でも、なんで奴らが居るんだよ。


俺の幼馴染達が


・・・確かに通信性だからあり得るけど・・・あの母親はなにも知らなかったのか?



そして、俺が一番嫌っている・・・春も気付いたようで体が震えている。


春「そんな・・・どうして、あなたが」


春も知らなかったらしい。


どうして、奴が


俺に冤罪をかけた秋が




______________________________________________



母親視点


優にも、春にも話してなかった。


本当に申し訳ないとは思う。けどきっと今頃あの子達はあいつらを見つけたかも知れない


優には本当に辛い思いをさせるは



・・・でも、私は京大そろって同じ高校に言って欲しかったから





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