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第一章 夢

 深夜2:00僕は終電後の駅のホームにいた。僕は駅員。残客確認をし、事務室へ向かう。僕は真っ先にシャワー浴び、就寝する。今日は久しぶりに夢を見た。中学時代の思い出の夢。中学一年のやけに暑い夏の日、僕は始めて親友と呼べる友達ができた。そいつとは毎日話した。中学一年の修了式、そいつとの関係が親友を超えた。それからは毎日一緒に登下校した。中学二年の温かい春の日、僕らは始めて喧嘩をした。一週間後には僕らの仲はいつもどうりになった。中学二年の冬の日、校外学習で鎌倉に行った。僕はあいつを待ち二人で帰路を辿った。中学三年の梅雨の日、あいつは癌だったことが判明した。中学三年の夏の日、あいつの癌は治った。中学三年の受験の日、僕ら第一志望の高校が一緒だったので受験会場まで二人で行った。合格発表の日、僕らの受験番号がはりだされていた。

「ビービービー」

「もうこんな時間か。」

僕は事務室へ向かい、券売機の電源を付け、シャッター開けた。

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