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化学で魔法は実現可能である  作者: ニュートリノ研究者
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スプリング

プロローグ

 2025年12月12日12時12分東京都は何の前触れもなく姿を消した。さらに1時間後

☆ダイヤモンド型のモニュメントを支えた城が東京都と入れ替わるようにその出現を確認した。事件数時間後には政府直轄の調査兵団が組織され捜索が開始された。深淵を除けば深淵もまた君を除いているとはよく言った言葉で、鏡を思わせる湖の中央に城を添えてあるので、城に入る手段は城につながる勇逸の端一つである、仮に日本のせん滅をたくらむ輩であれば、それは罠である確率が高いが、東京都がなくなったことで日本の未来は暗黒のベールに包まれることになるだろう、追い込まれた日本は覚悟を決めた。独自調査の結果、扉の前に奇妙な文字を発見した。☆いわゆる古代文字であり海外に協力を要請し解読は容易であった。

「ハローいかかお過ごしかな、私たちは君たちより200年先2225年の人類だよ、そんな未来人から君たちに重大なことをお知らせするよ。なんとなんと早くも人類滅亡の危機だよ、だよだよ、そんな訳でラグナロクを回避すべく旧人類には世界協働救世主育成プロジェクトの任を与えたいと思う、つまり世界中のエリート候補生を集めこの場所に召集するのだ、この城はプロジェクト用に開発したいわば学校である、扉は候補生500人をまえに道を開きさらに優秀な100人を選出するための審判を行うための入試試験をご用意させて頂いている。プロジェクト開始は一か月後である、詳細は追って伝える、それではサヨウナラ、メサイア誕生をご期待しております。」

 日本政府は直ちに世界緊急会議の要請を行った。イタリア、ドイツ、ロシア、アメリカ名のある国からベリーズ、パナマ、キューバなどの小国まで世界初となるすべての国での話し合いである。この緊急事態を単なる遊びだとと切り捨てる者もいるが東京消滅に次いで未確認な城の出現はそんな言葉を黙らせるには余りあるほどであった。会議は90日間と長雨期にわたり今までにないほどの激務となった。

第一話

入学式

 東京にそびえ立つ城、正式名称東京都救世主育成高等学校は今日4月12日、事件からちょうど4っか月後が入学試験も兼ねた入学式である、神奈川県相模原市から始まり城へと繋がる橋には日本が愛し春を愛する純潔の桜をはじめとして、赤い花と緑の花のコントラストが特徴の冬の花ポインセチアが生徒の心に火をつけるように満開に咲き、さらには秋に咲く金木犀から濃厚な甘美な香りが漂っている。これからはしを渡る新入生たちに未来への希望をいだかせるには、成程うってつけの光景に違いない。

 しかし、冷静に考えれば奇妙な光景である。今は4月でこの時期の日本は春、そんな世界のルールをあざ笑うかのように春夏秋冬、すべての季節の花々が全長約2キロ近くに渡って幾千本と溢れかえっているのだ。

そんな星々のように輝きを放つ花々とは対照的に漆黒の髪をなびかせながら、目を閉じて歩く少年がいた。

そんな異様な光景に誰もが見て見ぬ振りを突き通す中、

「あの!どうして目を閉じて歩いていらっしゃるのですか、危険ですのでどうか瞳の光を魅せて下さい!」

小念はきずくそぶりもなく変化を知らないカラスのように足を運んでいる。少女は慌てて声をかけ直す。

「聞こえておりますよね、オープンザアイですよ、ハルさん!」少年はようやくは重い瞼をあげて青く美しい少女に視線を寄せる。

☆絹糸のような艶を持つ水を連想させる青い髪。整った顔立ちは幼いけれど、サファイアより美しく、世界のありとあらゆるものを見透かすような透明でライトブルーな瞳は純粋な意思を感じさせる。陶器のような白い肌の下には静脈が青く透けていた。服の上からでもわかる桃の果実を思わせる胸は女性らしい優美な曲線を描いていた。並外れた美貌と相乗して、新入生、異性問わず彼女の虜となっているのだろうと少年は考えていた。自分の名を呼ばれ怪訝に思い尋ねることにした。

「失礼ですが、どうして私の名前を知っているのですか?」

「ようやくお話ししてくださいましたね! 私貴女の大ファンなんですよ!素粒子力学部門では幾千もの賞を受賞しており世界初のニュートリノ研究の第1人者ですもんね」海をも照らす瞳を輝かせながら自分のことように嬉しそうだ。

「どうもありがとうございます、おほめにあずかり恐悦至極にございます、姫様。」

「春様はわたくしのことを御存じなのですか?」

「勿論知っていますよ、太古から自然を守り世界樹に愛された一族、俗に精霊大国と名高い

フェアリーズローザのお姫様ですから。」と深ふかとお辞儀をした。












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