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おとぎ話生まれのお話たち

人魚のための唯一の呪文

作者:水月 裏々
 世界には魔王がいた。無論「いた」というのは「今はいない」と同義である。救世の英雄となったのは、ほんの幼いころに離宮に追いやられ、長く忘れられていた帝国皇子。
人魚である彼女が彼に出逢ったのは、もう何年も前、その離宮に続く海岸でのことだった。
……魔王討伐のために去った皇子の帰還を、ずっとずっと待ちわびていた海の人魚。しかしあるとき、英雄となり皇帝となった彼が、魔王の最期の呪いを受け、不自由な体になったという噂を聞く。
呪いを解くため、彼女は大きな代償を払って魔女から手に入れた薬を飲み、人間となって彼のもとへと向かった。
彼女に与えられた時間はたったの百日。
これは、その最後の夜の物語。
下 人魚姫の選択
2020/09/26 21:12
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