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執事な吸血鬼は伯爵令嬢を逃がさない

作者:佐崎咲
私はシェリア=アンレーン。伯爵家の長女だけれど、実母亡き後に転がり込んできた義母と異母妹に鬱屈とした日々を送っていた。

そんな中、うっかり拾ってしまったのは吸血鬼で、これまたうっかり契約してしまった。
彼が探し求めていたという私の力が目覚める十八歳になるまで、私を守ってくれるというのだからいいかと思ったのも束の間。
しれっと執事としてやってきた彼、ギルバートが告げてきた彼の『飼い方』というのがまた厄介だった。
・私が何の力を持っているかは聞かないこと
・新月の日に指先から少量の血を分け与えること 
・『お願い』を叶える度に血を分け与えること 
・ずっと傍におくこと 

完全に餌。 

私は思い切り血を狙われる日々に気を抜けなくなったわけである。

十七歳となった私は、家ではとかく私にマウントしたがる異母妹に振り回され、
学院ではそのエキセントリックな異母妹を鑑賞するのが趣味の王子アルフリードや、何故か犬のようにまとわりつくヴルグに振り回され、
挙句ほっと息を吐いた私室では、怪しく笑い血を狙うギルバートに翻弄され。

それもこれも十八歳になるまでのこと。
十八になったら私は、顔も名前も知らない誰かの元へと嫁ぐのだから。
そうしたら、ギルバートとの契約も終わりを迎えるのだ。


―――
・本編+番外編3本
・最後は恒例の激甘ぶっこみます。毎度そこに至るまでが長いですが。
・激しい妹は出てきますが、ざまあはしません。姉妹喧嘩です。
・アルファポリス様にも掲載しています(タイトルは変わっています)
第一章 伯爵令嬢と吸血鬼
プロローグ
2020/07/31 22:46
4.残念な妹
2020/08/03 12:23
5.アレな王子
2020/08/04 12:01
6.彼に支払う対価
2020/08/05 07:08
第二章 伯爵令嬢と伯爵令嬢
1.招待
2020/08/09 16:14
3.味方の定義
2020/08/11 18:31
5.城前の決戦
2020/08/13 17:42
8.王妃の器、夫の器
2020/08/15 11:13
10.父と母
2020/08/15 14:19
11.最後のお願い
2020/08/15 16:40
第三章 執事と吸血鬼
1.吸血鬼の城
2020/08/16 09:19
2.吸血鬼の家族
2020/08/16 11:11
5.強襲
2020/08/18 11:48
第四章 目覚めた力の使い道
6.人と吸血鬼
2020/08/27 23:36
7.それから
2020/08/28 23:27
8.卒業式
2020/08/29 23:32
9.これから
2020/08/30 13:23
最終話.歩いて行く日々
2020/08/31 20:04
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