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恋を知らない男の話  作者: しの
2/6

席替えによる変化1

今日もいつも通り登校し教室に入る。いつもは後ろのドアから入っていたのだが今日からは席が前になったので前から入る。


「おはよ、雪野さん」


今日から隣になるのだから友好の証として挨拶してみた。


「おはよ」


こっちを全く見ずに挨拶を返された。すっごいそっけなかった。え?俺なんかした?

とりあえず席に座ろう。そうしよう。それから雪野さんは先生が来るまでずっとスマホをいじっていた。


「連絡は以上です。これでSHRを終わりにします。」


先生がそう言うと授業の準備をしたり友達とおしゃべりをしたりと各々が動き出した。いつもだったら光樹たちのところに行くのだが、先程のリベンジの意味も込めてもう一度雪野さんに話しかけた。


「次の時間って教室で自習になったんだよね?」


彼女はスマホをいじりながら答えた。


「そうだね」


そんなにスマホが楽しいか!いや、楽しいけどもさ。なんか悔しくなって会話を続けた。


「ちなみに何の科目勉強する?」


「強いて言うなら国語?」


「ん?どういうこと?」


「小説書く」


彼女はスマホをいじるのをやめて答えた。


「小説書くんだ!何系書いてるの?」


「まあ色々かなあ。書きたいと思ったらなんとなく書き始めるからジャンルは固定じゃないかな」


「じゃあ国語とかは得点源か」


「そうだね、理系科目全然できないけど」


ん?なんで理系来たんだ……?まあ、事情があるんでしょう。


「そうなんかw じゃあ受験は数学が鍵だね」


「まあそうだね。受験しないけど」


「ん?推薦とかってこと?」


「まあそうなるかな。ちょっと特殊なところだから1学期中に終わったんだ」


「なるほどね」


「じゃあそろそろ小説書こっかな」


「俺も物理やろ」


気づいたら思ったより話したなあ。まあ、会話延ばそうとしたの俺ですけど…

てか、小説書くってすごいな。俺らのクラス理系だぞ?古典はまだしも現文とか全くできんもん。力学の復習でもするか。


~1限後~

「ねね、ここわかる?」


雪野は参考書を持ってこっちにきた。


「うん?数学?」


「なんでこうなるか分からないんだけど」


「この系統のやつか、短時間で説明できるかなあ。えっとね………」




(~少女説明中~)



「なるほどねー、だからここで代入するのかあ」


「そうそう、あとで似た問題の解説してるリンク送っとくよ。って、RAI交換してなかったか」


RAIというのはメッセージアプリでいわゆるラ◯ンである。画像や動画なども送れる非常に便利で多くの人に使われている。


というか、さすがに余計なお世話だったか。



「おお感謝。RAI交換良いよ」


なんか好感触だった。


「わかった、あとで申請しておくわ」


「ありがとね」


「なんかあったらまた聞いてくれ。じゃあ、移動教室だから、また」


「うん」


~放課後~

いつもとおりの面子で帰るなか、光樹が言った。


「荒井、今日そこそこ雪野さんと話してなかった?」


「席となりだしそんなもんじゃない?なあ、健太」


「そこで俺に振るあたり悪意を感じるけど、まあ普通なんじゃない?俺には理解できないけど」


「え、珍しく荒井の味方するのかよ」


「別に健太はどっちの味方とかないだろwそれより光樹は最近俺らとばっか帰ってるけど、彼女は良いの?」


「そのへんは大丈夫よ。って言いたいところだが来週は一緒に登下校ほとんどできないかなあ」


二人「了解した。がんばれよw」




~帰宅後~


雪野さんからRAI来てるな。数学の件か。

えっと、こちらこそこれからよろしくねっと。

送信。よし、寝よう。


ん?返信はや!!1分くらいで来たぞ。えっと、スタンプか。こっちもスタンプを送ってと。

寝よ。



何も考えずに始めたのでもうグダグダ感が出てきてしまってると自分でも思います。主人公が恋に落ちるのいつになるんだろ…


自分なりに頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします。




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