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恋を知らない男の話  作者: しの
1/6

はじまり

俺の名前は荒井隼人、特に特技とかはないがそれなりに色々こなせる!!

………ほんとだよ?

それに友達も多いよ。よくラノベとかであるぼっち主人公じゃないよ?


いや、これもほんとだよ???



「おーい、荒井?聞いてる?」


「聞いてる聞いてる」


こいつは中学から一緒の友人、岩井光樹。数少ない俺のオタク趣味を知っている友人の一人だ。


「今日から2学期かあ、行事という行事も終わったし…受験かあ」


「まあ、たしかにもうほとんど行事ないけど… 受験はやるしかないだろ」


光樹の言うとおり、俺らの学校は1学期の間に体育祭、文化祭と主要な行事はほとんど終わってしまったのだ。もうちょい学校側もバランス取れなかったのかなあとも思わなくもない。


「そんなことも言えるのは荒井が頭いいだけだからだろ?怒るよ!」


「もう怒ってるじゃんw てか、そんなに頭よくないし」


「クラス5位以内常連がよく言うよ、たしかに受験なんとかしないとは思うけど」


普段から真面目に授業を受けておけばそのくらいの成績は残せるだろとも思ったが言うと怒られそうなのでやめた。


「まあ勉強がんばろ。てかさ光樹、このペースだと遅刻せん?」


「たしかにやばいな、急ぐか」


~下駄箱前~

「わりと余裕で間に合ったな」


「こんな急がなくても良かったな」


息を切らしながら二人は言った。


「おはよ」


「ああ、雪野さんか。おはよー」


俺らに挨拶してきたのは雪野帆夏、席も近くはないのでそんなに話したことはない。あーでも、バスケ部関連で話したこともあるか。まあ、そんくらいの関係。今日の席替えで隣になったりしない限りこれ以上仲良くなることはないかなあ。うん?フラグだって?別に隣になっても全然良いから問題ないですね。まあ隣にはならないと思うけど…


結果から言おう。右前の席で隣になりました。

はい、え?そんなことある?www

まあ、いいんだけどさ



~放課後~

「健太、席一番後ろだったじゃん。しかも窓側」


「場所は良いけど、話せる人がいない」


窓席のこの人の名前は大木健太。光樹と同じくらい仲良い。普段は健太と光樹と俺の3人で帰っている。あと健太はコミュ症(?)まあ、仲良くなれば面白いやつなんだけど…


「言うていつも静かだろw」


「それな。てか、周り男子しかいなくて悲しいんだけど…荒井は良いよなあ、周りに女子いて。隣雪野さんだっけ?」


俺は今朝のフラグ回収っぷりを思い出しながら言う。


「そうそう。今朝隣にならんかぎり親密になることはないかなあ、と思ってたら隣になりました。」


二人「これは恋の予感!?」


「いや、そういうのないからw」


「やっぱそうなのか。中学のときもそんなかんじだったよな」


「だってそういうのよく分からんもん、別に友達でいいじゃん」


「まあ、そのうちわかるようになるでしょう」


「やっぱリア充の光樹さんは違うな、荒井も見習わないとw」


「いや、健太も彼女いないだろ」


「俺はいいんだよ、このクラスの人と仲良くしようともあまり思わないから。趣味合わないしな」


「相変わらずわけわからんw 塾だから今日はここで」


「今日はというか最近毎日だろw がんばえー」


「じゃあまた」


塾と言っても俺が行っているのは授業形式ではなく映像授業と言われるものだ。板書が追い付かなくなったとき止められるのいいよね。

こんなかんじで部活も1学期中に引退したので勉強中心の生活にはなってる。といっても最近特にすることもないので別に苦ではない。塾の受講の復習して寝よ。




初めての投稿で緊張しました。本当に唐突に書き始めたのでストックもない状態です。なので更新も遅いと思われます。

そんな状態でも読んでいただける方はこれからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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