世界は···
ああ、ここはどこだろう?
どれだけの時間ここにいたのだ?
いや、そうではないか。
初めてからここにいたんだ。
私は思い出す。
暇な毎日だった。
退屈していた。
しかし、退屈していても何も変わらなかった。
この、時間、空間、未来、過去、何も変わらない。
楽しいこともなく、悲しいこともなく、毎日が無意味だった。
その事に気づいたのはいつだったか?
わからない。
保育園か? 小学生か? 中学生か?
わからない。
私が何かをしていてもなにも変わらない。
世界が、いや、私が死ぬまで······