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CHAPTER 4

 暗闇が広がってきている。意識の中に忍びこんで、融け合っていく。

 今この瞬間が夜なのか昼なのかさえ、既に判らなくなった。ただ連綿と続く闇の中で、もがきあがく自分がいる。じっとしていたらきっと、自分は消滅してしまう。

 闇の切れ間を探しているのに見えない。どこかにあるはずだが、どこだ?

 声が聞こえる。呼んでいる、泣いている。悲しい、恨めしそうな声。必死な叫び声。誰を呼んでいるのだろう―――僕だ。僕か?

 渦を巻いて轟く闇の始まり。声はそこから聞こえる。

 真っ黒な渦に呑みこまれてしまえばこの苦しみは終わるのか。贖罪―――? 僕の罪。それは何だ、いったい何を償う。誰に償う。

 突然、闇を切り裂く悲鳴が聞こえた。

 董子(とうこ)の声だ。背後で僕を呼んでいる。必死で行くなと引き留めている。

 振り向くと闇の切れ目が見えた。白い手が見える。夢中でその手を掴んだ。

 闇が生き物のように収縮する。吸いつき、纏わりついて、締めつけてくる。息が止まりそうだ、苦しい。やめてくれ、もう許してくれ。もう僕を解放して―――頼むから。


 この走り書きを残して、わずか一時間後に恭之(みつゆき)お兄さまは拳銃自殺をなさった。安らかなお顔が、おぞましい血溜まりの中に浮かんでいらした。あれからもう十日経ったけれど、つい先刻のことのように目に焼きついている。

 発病なさって八年。お兄さまはよく闘いなされたと思う。百年に一度の呪いなどこの明治の世に馬鹿げている、と仰って。けれど最後はご自分で始末をつけられたのだ。

 わたくしはお兄さまを助けてあげられなかった。誰よりも、命よりも大切なお兄さまを、お一人で逝かせてしまった。わたくしは決して自分を許すことはできない―――


 顕彦はそこまで読んで、鷹森(たかのもり)董子(とうこ)の日記をベッドサイドテーブルに放り出した。もう何度も何度も繰り返し読んだそのノートは、かなり傷んでいた。

 董子がどうやら秘匿していたと思われるこの日記は、当時の女学生が使うような帳面で五冊あった。十三才から十年間の少女の日記は、二つ年上の兄に対する思慕の情で溢れていた。そして董子の禁忌の恋は、愛する兄の自死で終わりを迎える。

 ノートには、所々に兄・恭之(みつゆき)が記したらしい数十枚もの便箋に書かれたメモが挟まっていた。彼の死後に董子が見つけたものらしい。生まれつき病弱だった兄を狂気の中に追いこみ、ついに自殺に至らしめたのは、自分が仕掛けた人道に外れた恋情のせいだ。董子(とうこ)は苦い後悔をこめて日記にそう記している。

 恭之の死後、董子は生涯独身を通した。この屋敷は父親の二代伯爵の隠居所として用意されたものだが、実際には董子が庭園の設計から総て仕切って建てたという。そしてここから出ることなく、一生を終えている。ちなみに三代伯爵は董子の長兄に当たり、他に兄弟姉妹はいない。

 顕彦がこの日記を見つけたのは、二十年近く前のことで偶然に近かった。

 図書室で一人遊んでいて、壁と本棚の隙間に造作された隠し棚を見つけたのだ。慎重に手前の本をどけ、填めこまれた板をはずしたら、中から古い糸綴じのノートが五冊転がり落ちてきた。その隠し棚は今も顕彦以外は誰も知らない。

 七才になったばかりの彼には、旧仮名遣いの古風な文体で書かれた手書きの日記はとても読みこなせる代物ではなかった。ただ隠し棚から出てきた宝物として、保管していただけだ。

 その後十才になる頃、顕彦は中学受験のため東京の須藤家に引き取られた。両親も東京にいたがそれぞれ別居していて、息子の世話にかまけてる暇はないようだった。

 須藤の家から東京で中学、高校と私立の一貫校に通い、大学にも進学した。しかし二十才になる前に就学に困難なほど病状が悪化したため、大学を辞めてこの屋敷に戻ってきた。そして宝物を再発見したのだ。

 挟まれた恭之のメモは今ではすっかり黄ばんで、青いインクの万年筆で書かれた乱れた文字は薄くなり、判読が困難な状態になっている。

 十分判読できた時にすべてパソコンに入力してあるから、そちらを見れば確かなのだが、それどころか何度も繰り返し読んでいるから、あらためて見るまでもなく暗記しているくらいなのだが、それでも時折原本を確認せずにはいられなくなる。まだ見落としがあるのではないかと、藁にも縋るような気持で。しかし今日も何もなかった。

 立ち上がってカーテンを開ける。

 日がだいぶ高くなっている。梅雨の谷間の、明るいひざし。

 東京は今頃雨が降っているのだろうか。ふと気になった。


 里桜はその頃、小雨の煙る東京にいた。

 数日前に鷺坂から観劇の誘いを受けたためである。

 鷺坂はあれから何かにつけて里桜に電話をかけてきたり、テレビや雑誌で話題のお菓子などを贈ってくれたりする。とりあえずお礼の電話をしたり返礼品を波江に見繕ってもらったりはするものの、何となく落ち着かない。お金持ちの親戚づき合いというのはこれが普通なのか? そうとは思えない。

 誘いは当初、顕彦と二人でというものだった。顕彦は僕は行かない、と即座に答えた。

「君は行っておいで。ついでによくメールしている友達に会ってくるといい。いい機会じゃない。」

 ためらう里桜に、顕彦は珍しく優しげな笑顔を見せた。

「そう? じゃあ、そうします。有難う。」

 そういうわけで出てきたけれど、何となく里桜は落ち着かなかった。

 劇は主演を務める女優が大物政治家の孫娘だというので、多方面で話題を呼んでいるミュージカルだった。交友関係上、誰かしらが行かなければならないのだと鷺坂は説明した。

 生まれて初めてのミュージカル観劇。それも一流の劇場の招待席でだ。

 幕間(まくあい)には鷺坂が博識を披露して丁寧な解説をしてくれ、未紅にお土産の一等席のペアチケットも手に入れてくれた。とても楽しいはずなのになぜか、気持が塞いでしまう。

 予約されたレストランでは豪華な食事が待っていた。こんなに至れり尽くせりの饗応を受けていて、なぜ落ち着かないのだろう。身についた貧乏性のせいなのか?

「里桜さん、美味しくない?」

 鷺坂に問われて顔を上げた。慌ててにっこりして首を振る。

「食事が進まないようだけど、疲れたのかな? 何なら違うのに替えてもらう?」

「ごめんなさい、そういうわけじゃないんです。ただ‥。」

「ただ?」

 里桜は口を開きかけて、何も言う事などないと気づいた。ブルーな気分の理由など自分でも見つからなかった。だいたいこんな気分になるのは初めてだ。

 仕方がないので、再度頬笑んだ。

「久しぶりの人ごみで、ちょっと疲れたのかも。とても美味しいですよ。」

 鷺坂はちょっと里桜を見つめて、それからふっと微笑んだ。

「鷹森のお屋敷は変わりないですか? 顕彦くんは病身のせいか少し気難しいところがあるから、里桜さんもたいへんでしょう。」

「え‥? いえ‥別に‥。」

 なぜかどきんと胸が高鳴った。これも初めての経験だ。里桜はうろたえた。

「あたしは別に、何もするわけではないので‥。顕彦さんの方がむしろ気を遣ってくれてるみたいです。今回だって快く出してくれて、ついでに友達に会っておいで、って‥。」

 努めて明るい調子で答えながら、里桜は何となく俯き加減になる。いったい自分はどうしたのだろう?

「それは良かった。あちらは静かすぎて、里桜さんみたいに若い女性には寂しいでしょ? 寧子さんも気にしていたし、顕彦くんの許しがあるならこれからはちょくちょく出てきませんか? ホテルに飽きたら鷹森の東京邸でも須藤邸でも、気軽に泊まればいいし。」

「鷹森の東京邸なんてあるんですか?」

 里桜の怪訝な視線に、鷺坂はあれ、と驚いた顔をした。

「里桜さんは知らなかったのかぁ。ま、顕彦くんは嫌ってるみたいだからね。マンション、ていっても所謂(いわゆる)億ションが二軒。彼の両親がそれぞれ住んでいた家でね、現在も管理人がちゃんと管理してるから、電話一本ですぐ泊まれるはずだけど。」

 それぞれって、顕彦の両親は別居していたのか、と里桜は初めて知った。再び思う。お金持ちだからといって無条件で幸せなわけではない。

「あたしはホテルで十分です。飽きるなんて、とんでもないし。」

 それに遊ぶのにも慣れていないせいだろう。頻繁に上京する、と想像してみたら、逆にしみじみと鷹森の屋敷の静寂が恋しくなった。

 鷺坂は苦笑気味に微笑んだ。

「里桜さんは欲がないなぁ。今どき珍しいね。そこが魅力的だけど。」

「‥‥動物園のパンダみたいですか?」

 吹きだしそうになって、鷺坂はナプキンで口を押さえた。

「いや、失礼。怒らせちゃったのかな? 素直で素敵だ、と褒めたつもりだったんだ。」

「それは‥どうも有難うございます。あんまり褒められた事がないもので‥。」

 里桜はとりあえず、にこっと微笑った。

 一回り以上も年上だが、鷺坂と話をするのは気楽だ。彼は気さくで世慣れた感じで、無知で世間知らずな小娘の扱い方をよく知っている。おかげで里桜は一度も気まずい思いをしなくてすんでいた。大人なんだな、と感心してしまう。

 大人と言えば、廣一朗もそうだ。

 彼はとにかく視線が優しい。里桜に限らず誰にでも、いつでも優しいまなざしを向ける。

 面差しはそっくりなのに、すぐに冷笑を浴びせるどこかの誰かとは正反対だ―――里桜はまた溜息をつきそうになって、慌てて呑みこんだ。


 鷺坂と別れてチェックインしたホテルに行ったものの、結局里桜は未紅の部屋を訊ねた。一晩中話をしようよ、という彼女のメールに後押しされたのだ。

 未紅は別れた時と変わっていなかった。里桜は彼女の顔を見たら、なぜか気が緩んで泣きたくなった。

「未紅ちゃん‥。会いたかったよぉ。」

「どうした、里桜。猫被りすぎて疲れちゃったの? よしよし。」

 未紅は里桜を大げさな仕草で抱きしめて、ははは、と笑った。そして里桜がお土産に持ってきた鈴木シェフ特製のフルーツケーキとミュージカルのチケットを凄く喜んでくれた。

「ありがとね、里桜。ほんとにもらっていいの? 高い席じゃん。」

「うん。あたしももらったチケットだから。」

「そっかぁ‥。里桜はお嬢様になったんだねえ。別人みたいに綺麗だし。あたし、前から里桜は磨けば美人になると思ってたんだよね。やっぱりね。これなら玉の輿も夢じゃないよ。でも、もう借金ないんだもんね、玉の輿じゃなくてもいいか。」

 里桜は苦笑した。結婚したって未紅に話そうか、と思ったが、やはり言えなかった。なぜか溜息が出る。

「どうしたの? 元気ないじゃん。らしくないね、どんな時でも元気だけはあるのが里桜なのに。ま、ほとんど空元気だったけどさ。」

「うーん。それがね、解んないの。あたしもね、元気だけは取り柄だと思ってるんだけど‥。田舎でのんびり暮らしてるから、久しぶりの都会で疲れたのかなぁ。」

 はああ、とまた溜息が出る。

 未紅はじっと里桜の横顔を見ていたと思うと、にやっと笑って頬をこづいた。

「何、溜息なんかついて‥。お屋敷でうまくいってないの? 人間関係とかさ。」

「まあね。そうとも言えるかな。一所懸命やってるつもりなんだけど、どうも今ひとつかみ合わないっていうか‥。何か嫌われてるような感じがしちゃって‥。」

 そうだ。里桜が出かけるのを顕彦が喜んでいたように感じたから。だからこんなに重い気分なのだ。里桜はやっと気がついた。

 今朝、彼はなんだか嬉々として里桜を送り出したように見えた。それほどうんざりされているとは、あの時まで気づいていなかったから―――悲しかったのだ。

 ―――悲しい? なんで悲しいんだろう?

「里桜‥‥泣いてるの? 嘘でしょ、あんたが泣くなんて‥!」

「え?」

 里桜はびっくりした。ほんとうに頬を涙が数粒、伝って落ちた。

 物心ついてから泣いた事なんてないのに。母が死んだ時さえも泣かないで頑張ったのに。何が自分に起きたというのだろう?

「‥‥そんなに辛いなら、帰ってくれば?」

「ううん、大丈夫。多分、あたし、ホームシックになってるだけ。」

 里桜は手のひらで大きく涙を拭った。

「ギリギリの貧乏生活にホームシック? 変だよ。」

「違うよ。未紅ちゃんにってこと。やっぱり猫被りすぎだったかも。」

 疑わしげな未紅に、里桜はへへっと笑ってみせた。

「お屋敷の人たちはみんな優しいよ。ご飯も美味しいし、のんびり気儘にさせてもらってるし。ただね、一人だけ‥そこの当主さまなんだけど。どうもよく解らないの。別に好かれる必要もないから、構わないんだけど‥。」

 でも嫌われてると思うと胸が痛い。なんだろう、この痛み。どうして痛くなるのだろう。悲しくなったり胸が痛くなったり、里桜はただ―――優しくしたいだけなのに。

「当主さまって、若い人だったよね? 鷹森顕彦さんだっけ。ネットに載ってた人。」

 どきん、とまた心臓の音がする。里桜は俯いて肯く。

「須藤廣一朗って人と似てる?」

「あ‥。うん、従兄弟どうしだからね。よく似てる。でもどうして? 未紅ちゃん、廣一朗さん知ってるの?」

「この間、テレビに出てたよ。セレブのお家紹介ってやつで、須藤家の豪邸がさ。政治家の妻でカリスマ女社長の須藤寧子。あの人が里桜の遠縁なんだなって見てたらさ、長男ですって紹介されてたのが超イケメンじゃん? 俳優みたい。お母さん似だよね。妹の方は高ビーって感じだったけど。」

 ああ、と里桜はうなずいた。

「それで。あの人と似てるってことは、里桜んちの当主さまもやっぱり超美形なわけね。もしかして‥‥里桜、惚れちゃったの?」

「へ?」

 里桜は意外な言葉を聞いて、口をぽかんと開けた。未紅はじっと見ている。かあっと顔が熱くなってきた。

「あたしが‥‥顕彦さんのこと?」

 声がなぜか震える。そんなはずはない。絶対ありえない。そんなはずは―――あるかもしれない。

 未紅はやっぱりね、と首を振った。

「里桜。悪いことは言わない、諦めた方がいいよ。あたしの経験からしてもね、のぼせ上がっちゃうとろくな結果にならないから。少し引き気味の方が恋愛ってうまくいくの。第一、相手が悪いもん。振り向いてくれたとしてもさ。本気で相手にしてくれるかな?」

 未紅の言葉はいちいち胸にこたえた。

 なぜ顕彦の言葉だけが里桜の気に障るのかやっと解った。なぜすぐに突っかかってしまうのかも。他はともかく、心だけは与えてくれそうもない人を好きになるなんて、どれだけ里桜は馬鹿なんだろう。

「未紅ちゃん‥。あたしって馬鹿だよねえ。はは‥。笑っちゃうよ、全く。」

 未紅はうなだれた里桜の頭を、そっと抱きしめてくれた。

「何よぉ。今に始まった馬鹿じゃないでしょ。馬鹿でいいんだよ、里桜。それにさ、初恋ってのは誰でも多難なもんさ。いよいよ辛くなったらいつでも帰っといでよ。ね?」

「うん‥。」

 里桜は涙をぐっとこらえた。


 翌日には戻る予定だったが、里桜は結局もう一日伸ばして金曜日の夜に帰ることにした。廣一朗からそうしたらどうかと言われたからだ。でも理由はもう一つあった。

 週末に鷹森邸を訪れる予定になっているから、車で送ってあげるとの廣一朗の申し出を聞いて、里桜は許可をもらうために顕彦に電話した。しかし彼の携帯は繋がらなかったので唐沢に連絡を取ると、既にその予定で伺っていると言われた。しかも里桜の留守中に葵が来ているという。そういう事か、と里桜は悄然とした。

 一人で買い物に出かけ、鷹森邸の皆にお土産を探す。

 明日香からは何が欲しいか聞いてある。彼女は雑誌で見た若い子向けのブランドのTシャツがいいと言った。その店は里桜も前から入ってみたかったので、ちょうどよかった。

 明日香とは比較的年齢が近いので最近わりと親しくしているのだが、澤木波江や明日香の母陽子に見つかると二人してけじめがないと叱られてしまう。そこで見つからない時にたまにお喋りを楽しんでいる。

 他の人たちには何を買ったらいいか難しかった。

 結局はあたりさわりのないところで、美味しいと言われるお店の商品ばかりいろいろと買いこんだ。身につけるものや実用品だと、趣味が合うかどうか解らないうえにかえって気を遣わせてしまうかもしれない。食べるものなら後に残らないし、何より食いしん坊の里桜らしいと皆思ってくれるだろう。

 いったんホテルに荷物を置きに帰り、遅い昼食を摂って少し眠った。

 今夜は廣一朗と食事の予定だ。久しぶりに渥美邑子にも会えるし、未紅も一緒だった。

 一眠りして梅雨の曇り空みたいにもやもやした想いは吹き飛ばしてしまおう。そして精一杯楽しまなくては。

 そう思ったのに訳の解らない夢を見て、里桜はぐったりと疲れて目を覚ました。

 つと、溜息がこぼれた。


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