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柚希の告白

「柚希さん、さっきはありがとうございました!」


「あ、いいのいいの。大丈夫?」


「大丈夫です。それで……その……」


「ん?」


「柚希さんは信じられるって思いました。」


「……えっ。」


「今日、柚希さんの前で泣けたことで……分かったんです。柚希さんは心から信頼出来る、って。」


「茉莉ちゃん……。」

何か教室に戻りたくない。


「茉莉ちゃん、別室で絵描かない?」

もう少し、2人でいたい。


「別室なんてあるんですか??」


「あるよ。そこ行く?」


「はいっ!」

茉莉ちゃん、仮にも男と2人きりだよ?

なんて、何考えてんだろ俺。




別室は教室から少し離れたところにある。

ここはあまり使う人がいない。

「わぁ……たくさん絵が飾ってある……。」


コンクールとかで賞をとった絵とかはここに保管される。

「あれ……これ、私が描いたやつ……?」


茉莉ちゃんに言われ見てみると茉莉ちゃんが描いたものだった。

「茉莉ちゃんが描いたやつだね。」


「えっ……私が……?」


自分で描いた絵に夢中になっていた。


俺は段ボールから必要な道具を出していた。

「柚希さん……。」


「どうしたの?」


「さっきは本当にありがとうございました!」


「いやいいんだよ。スッキリした?」


「しました!」


「そっか。良かった。」


「あ、柚希さん髪の毛のとこゴミついてますよ」


「え?どこ?」


「私がとりまー……」

茉莉ちゃんがつまづいて転びそうになったので、助けに行った。



「茉莉ちゃん、大丈夫?」


「大丈夫でー……。」

気付けば茉莉ちゃんをまたもや抱きしめていた。


「……ごめんなさい……私ドジで……。」


「……。」

俺は茉莉ちゃんを強く抱きしめた。


「柚希さん?」

あ、やっぱりだ。やっぱり俺は……。










「俺、茉莉ちゃんが好きだ。」

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