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光輝の企み

次の日の朝、僕は茉莉の部屋にいた。

「ん……あれ、光輝さんおはようございます。」

何も知らない茉莉。


「おはよ、茉莉。」

そういって茉莉にキスをした。


「えっ。光輝さん??」

慌てる茉莉も可愛い。


「僕達付き合ってるんだよ。」

何も知らない茉莉はこの言葉を信じる。


「え……そうなんですか?」

ほら、ね。


「うん……。」

今なら茉莉も否定しない。それをいいことにキスをする。


「ん……はぁ……んぅ……。」

どんどんキスは激しくなっていく。


「茉莉、僕茉莉が欲しい。」


「えっ。」


「……だめ?」

断れないのを分かっているからこそ言えることだ。


「付き合っているなら……。」

茉莉も結構考えた後この返事が来た。



僕は茉莉を押し倒しキスをした。

これで茉莉は僕のものだ。







行為を済ませた後茉莉はまた寝てしまった。

綺麗さっぱり忘れるんだろうなー。

「……。」

今日は平日だから本当は学校に行かなきゃいけない。


でも、柚希に会いたくない。取られたくない。

だから、今日は行かない。


茉莉の中……気持ち良かったな……。

毎朝あれを言えば茉莉は僕と付き合ってると信じてくれる。


《プルルルル》

電話が鳴った。着信は柚希からだった。

「どうした?」


『お前今日学校きてる?』


「行ってないよ?」


『先生がお前に大事な話があるんだけど居ないし休む連絡も来てないからってそわそわしてんぞ。』


「大事な話?」


『ほらお前コンクール出したじゃん。彫刻の。あれが優勝したんだってよ。』


「え、まじで!?」

コンクールの優勝は前から狙っていた。

でも今まで取れなかったのに……。


『その話したいけど居ないからどうしよ、ってなってんの。はやく学校こいよ。』


「うん!いく!」

電話を切り、茉莉にメモを置いていった。






「……。」

私は部屋から出てきた。

光輝さんと行為した後寝たふりをしていた。


リビングに行きメモをみる。

『学校行ってくんね。』

短いな。


まぁ、それはいいとして。

私と光輝さんは本当に付き合ってるのだろうか。

と思いノートを見てみた。



真田柚希のところのページに”恋?をしているかもしれない”と書いてあった。



きっとこれは光輝さんと付き合っていないことを証明出来るであろう。


光輝さんが彼氏なんて、ありえないもの。


「柚希さんに会って、確かめないと。」

私は急いで準備をした。

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